アメリカ株投資で、おすすめ銘柄は何があるでしょうか?
キャピタルゲインが大きくとれる成長株、インカムゲインを狙える高配当利回り銘柄などなど。
人それぞれ考え方は違うでしょう。
もちろんトータルリターンが最良な銘柄がおすすめなのは言うまでもないですね。
本記事ではジョンソン・エンド・ジョンソン【JNJ】とマイクロソフト【MSFT】のどちらがおすすめできるのか比較してみます。
なぜこの2銘柄に注目したのかって?
JNJとMSFTはアメリカ市場でもふたつしかないAAA格付け銘柄なのです。
たった2つしかない優良銘柄なのですよ。
以前はエクソン・モービル【XOM】もAAA格付けでしたが2016年に陥落しました。
その結果、AAAは2銘柄のみとなっています。
本記事ではもし2008年1月1日に、1万ドルを投資したらMSFTとJNJからの配当金はいったいいくらになったのかを比べていきます。
- ジョンソン・エンド・ジョンソン【JNJ】
- マイクロソフト【MSFT】
マイクロソフト【MSFT】の配当金
西暦 | 配当金 |
2008年 | 0.46 |
2009年 | 0.52 |
2010年 | 0.55 |
2011年 | 0.68 |
2012年 | 0.83 |
2013年 | 0.97 |
2014年 | 1.15 |
2015年 | 1.29 |
2016年 | 1.47 |
2017年 | 1.59 |
マイクロソフト【MSFT】は14年連続の増配銘柄です。
配当成長の跡がしっかりと見て取れますね。
10年間でマイクロソフトの配当金はおよそ3.5倍となっています。
- 2008年:0.46ドル
- 2017年:1.59ドル
2008年1月にマイクロソフト【MSFT】を1万ドル購入した場合、279.4株を手に入れることが出来ます。
10年間で手に入れる税引き前配当金額は
2657.2ドル
ちなみにマイクロソフトは配当金だけではなく株価もしっかりと上昇しています。
とくに2017年に入っての上昇率は目を見張るものがありました。
- 2008年1月1日 :35.79ドル
- 2017年12月31日:85.54ドル
マイクロソフト【MSFT】株価チャート(直近10カ月)
ジョンソン・エンド・ジョンソン【JNJ】の配当金
西暦 | 配当金 |
2008年 | 1.8 |
2009年 | 1.93 |
2010年 | 2.11 |
2011年 | 2.25 |
2012年 | 2.4 |
2013年 | 2.59 |
2014年 | 2.76 |
2015年 | 2.95 |
2016年 | 3.15 |
2017年 | 3.36 |
ジョンソン・エンド・ジョンソン【JNJ】は連続増配が50年を超える配当王銘柄です。
着実な増配が魅力です。
10年間でジョンソン・エンド・ジョンソンの配当金は約1.9倍となっています。
- 2008年:1.8ドル
- 2017年:3.36ドル
2008年1月にジョンソン・エンド・ジョンソン【JNJ】を1万ドル購入した場合、150.2株を手に入れることが出来ます。
10年間で手に入れる税引き前配当金額は
3801.0ドル
マイクロソフト同様に、ジョンソン・エンド・ジョンソン【JNJ】の株価はしっかりと上昇しています。
- 2008年1月1日 :66.56ドル
- 2017年12月31日:139.72ドル
ジョンソン・エンド・ジョンソン【JNJ】株価チャート(直近10カ月)
マイクロソフト【MSFT】 とジョンソン・エンド・ジョンソン【JNJ】の増配率を比べた結果
MSFT | JNJ | |
2009年 | 13.0% | 7.2% |
2010年 | 5.8% | 9.3% |
2011年 | 23.6% | 6.6% |
2012年 | 22.1% | 6.7% |
2013年 | 16.9% | 7.9% |
2014年 | 18.6% | 6.6% |
2015年 | 12.2% | 6.9% |
2016年 | 14.0% | 6.8% |
2017年 | 8.2% | 6.7% |
マイクロソフト株の配当成長は2ケタ成長と高くなっています。
さすがにその増配率は年々低下していることがみてとれます。
一方のジョンソン・エンド・ジョンソン【JNJ】の増配率は安定の一言。
7%前後となっています。
連続増配が50年を超えてもなお年率7%の配当成長をたたき出すJNJは鉄板銘柄といえます。
まとめ:マイクロソフト【MSFT】 とジョンソン・エンド・ジョンソン【JNJ】の配当金を比較
まとめましょう。
2008年初頭に1万ドルを投資した場合の配当金(税引き前)
- MSFT:2657ドル
- JNJ :3801ドル
高配当株であるジョンソン・エンド・ジョンソン【JNJ】に軍配があがりました。
しかしながら10年前といまとで配当金額を比べてみると勝敗は変わります。
配当成長率の比較
- MSFT:1.9倍
- JNJ :3.5倍
成長株でもあるマイクロソフト【MSFT】が勝利します。
さらにはトータルリターンでも実はマイクロソフトが勝っているのです。
いずれにしてもどちらの銘柄もAAA格付けでもあり、ダウ銘柄。
いわゆるブルーチップなわけです。
米国株個別銘柄への投資をする際には、注目しておきたい銘柄ですね。
参考>>>マイクロソフト【MSFT】は株価上昇と配当金が狙える注目米国株
参考>>>ジョンソン・エンド・ジョンソン株価は注目 お薦めアメリカ株である3つの理由【JNJ】
米国株におすすめの証券会社は?
インターネット証券で米国株取引ができるのは、マネックス証券、SBI証券、楽天証券の3社です。
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【詳細:米国株投資、おすすめの証券会社を比較】
【詳細:米国株の買い方(マネックス証券編)】
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私は配当金を狙った米国株投資をしています。インカムゲインを対象とした投資が自分の性格に合っていると思うからです。
【参考:米国株 注目の51銘柄】
米国株で配当金について注目している銘柄
- 配当貴族リスト:25年連続増配の50銘柄【2018年版】
- ダウの犬、高配当おすすめ米国株10銘柄【2018年版】
- 配当王リスト、50年連続増配の26銘柄【2018年版】
- おすすめ米国株:配当金を100年以上支払い続けている9銘柄
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【参考:米国株マイポートフォリオ】
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