サラリーマンにとって、副収入を獲得することが必須な時代に突入しつつある。
そう思う理由はいくつかある。
- サラリーマンの年収・手取り額は上がっていない
- 国が副業をおすすめしている
- なのにまだ副収入を得ている人はすくない
換言すれば、
「副業しないとサラリーマンのあなた方はヤバいですよ」
本記事では、副収入がサラリーマンには求められている理由と背景を考察していく。
副収入がサラリーマンに必要なのは、給料が上がらないから
日本にいるサラリーマンの給料はあがっていない。
大企業が所属する経団連の集計でも、昇給率平均は2%程度で推移しているのだ。
昇給して給料の手取り額が増えれば文句はない。
ところが税金や社会保険料の増加により、手取額はむしろ減少している。
給料・手取が増えない原因
- 給料の手取りが増えない要因は税金・社会保険料
- ほぼ毎年増税されている
- なのでサラリーマンの手取は増えない
だからこそ、働き手を増やす、サラリーマンに副業・副収入獲得を促すことがおすすめされているわけだ。
では副収入を得るメリットは何があるのか?
参考>>>給料の手取りが増えない理由、サラリーマンは早めの対策を
副収入・副業をするサラリーマンのメリット・デメリット
下記は厚生労働省が公開している「副業・兼業の促進に関するガイドライン」の抜粋である。
【労働者】
メリット:
① 離職せずとも別の仕事に就くことが可能となり、スキルや経験を得ることで、労働者が主体的にキャリアを形成することができる。
② 本業の所得を活かして、自分がやりたいことに挑戦でき、自己実現を追求することができる。
③ 所得が増加する。
④ 本業を続けつつ、よりリスクの小さい形で将来の起業・転職に向けた準備・試行ができる。
留意点:
① 就業時間が長くなる可能性があるため、労働者自身による就業時間や健康の管理も一定程度必要である。
② 職務専念義務、秘密保持義務、競業避止義務を意識することが必要である。
③ 1週間の所定労働時間が短い業務を複数行う場合には、雇用保険等の適用がない場合があることに留意が必要である。
これをみて、あなたはどう感じるだろうか?
労働者である私は、
- 本業も副業も時間帯効果を意識し、労働時間を長くしない
- やりたいことをやる
- 所得を増やす
このように思った。
やはりサラリーマンには副業や副収入の獲得が求められている。
サラリーマンの副収入ランキング
参考>>>サラリーマンが副収入を稼ぐ方法と平均金額
20代~50代の男性会社員で株式投資によって副収入を得ている人の割合は
- 全体 :3.4%
- 20代:3.1%
- 30代:3.8%
- 40代:3.8%
- 50代:3.0%
と計算される。
サラリーマンの副収入源をランキング化すると
- ポイント・アンケート
- 副業・アルバイト
- 株式など投資全般
このランキングから、サラリーマンでも副収入を得やすい方法が理解できる。
いずれの方法もまだ実施されている割合が低い。
つまり競合が少ないといえる。
したがって副収入が欲しいと思ったサラリーマンなら、いますぐ行動するのが良い。
参考>>>複数の収入源を作る方法をどう考えていくのか?:会社員編
副収入狙いのサラリーマン年収の期待値
サラリーマンなど給与所得者にもメリットはある。
安定した給料が毎月はいってくることだ。
リスクとしては、リストラなどで職を失うことが挙げられる。
昇給率2%とリストラにあう確率から、期待値を計算すると以下のようになる。
20代・30代サラリーマンの場合
- リストラの確率 :0.2% →給料0円に
- リストラされない確率:99.8%→給料が102%に
- 期待値:1.018
40代サラリーマンの場合
- リストラの確率 :0.4% →給料0円に
- リストラされない確率:99.6%→給料が102%に
- 期待値:1.016
50代サラリーマンの場合
- リストラの確率 :1% →給料0円に
- リストラされない確率:99%→給料が102%に
- 期待値:1.01
直近20年データを用いた計算の結果、サラリーマンの年収期待値は1を上回っていた。
サラリーマンとは、回収率100%を超える投資先だと考えてもよさそうである。
期待値とは?
確率論において、期待値または平均は、確率変数の実現値を, 確率の重みで平均した値である。
例えば、ギャンブルでは、掛け金に対して戻ってくる「見込み」の金額をあらわしたもの。
安定した給料をもつサラリーマンが、不安定に思える副業・副収入へ手を伸ばしても問題ない。
むしろ少しくらいリスクをとって行動した方がよい。
たとえば株式投資。
サラリーマンの安定した給料を生かして、入金投資法をとるのは良い選択肢となる。
サラリーマンが副収入を得る方法として、株式投資は検討に値する。
参考>>>入金投資法は、サラリーマン・OLの強みをいかした投資方法
副収入を得て、サラリーマンは人生を豊かにしよう
投資においては、”たまごを一つの籠に盛るな” という格言が有名だ。
一方で、サラリーマンの収入源は、”給与所得”だけとなることが多い。
つまり、収入源を一つの籠に盛りまくっているといえる。
収入源を複数もち、人生を豊かにする必要がある。
厚生労働省の「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を振り返ってみよう。
サラリーマンが副業をするメリットは、所得増加以外にもあるのだ。
副業のメリット①
- 離職せずとも別の仕事に就くことが可能となる
- スキルや経験を得ることができる
- 労働者が主体的にキャリアを形成できる
副業のメリット②
- 本業の所得を活かして、自分がやりたいことに挑戦できる
- 自己実現を追求することができる
- 本業を続けつつ、よりリスクの小さい形で将来の起業・転職に向けた準備・試行ができる
副収入を得ることは、「本業にも役に立つし、あなたの将来のためにもなりますよ」というメッセージだと受け取れる。
換言すれば、副収入とは人生を豊かにしてくれるもの。
まとめ:副収入がサラリーマンに必要だと思う理由
- サラリーマンの年収・手取り額は上がっていない
- 国が副業をおすすめしている
- なのにまだ副収入を得ている人はすくない
- 副収入を得ることが人生を豊かにすることに繋がる
- これからの時代、サラリーマンは副収入を得ないとヤバい
サラリーマンが人生を楽しく生き延びる方法はいくらでもある。
その中のひとつに副業・副収入が位置付けられる。
今を楽しく、未来も楽しき生きるための対策をとっていこいう。
以上、副収入がサラリーマンに必要だと思う理由でした。
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