実物資産と金融資産をバランスよく運用するのがおすすめ
本記事では、実物資産と金融資産の違い、メリット・デメリット考察していきます。
資産運用をする上では、ペーパーアセットとリアルアセットという選択肢がありますからね。
資産には大きく分けてふたつあります。
- 金融資産
- 実物資産
まず、このふたつの資産の違いをしっておきましょう。
なぜなのでしょうか?
だといわれているからです。
ですからまずはペーパーアセットとリアルアセットの違いを把握して、投資をするのがいいでしょう。
金融資産とは?(ペーパーアセット)
個人の金融資産は紙で表現できるもの。
だからこそペーパーアセットといわれるわけです。
個人の金融資産(ペーパーアセット)の例
- 現金
- 預貯金
- 株式
- 出資金
- 株式以外の証券(コクサイ、債券、投資信託、ETFなど)
- 金融派生商品
- などなど
リアルアセットと比べて、ペーパーアセットの方が投資することが容易であるメリットがあります。
さらに、金融資産の方が価格の透明性が高く、値段が分かりやすい強みをもっています。
金融資産による富裕層の定義
金融資産は価格で表示することが可能です。
換言すればペーパーアセットの価値は数字で示すことができるのです。
なので野村総研は、純金融資産によって富裕層なのかどうか判断しています。
金融資産による富裕層の階層
- 超富裕層:5億円以上
- 富裕層 :1億円以上
- 準富裕層:0.5億円以上
実物資産とは? リアルアセットの種類とメリット・デメリット
実物資産とは形ある資産です。
つまりそれ自体に価値があるものを指します。
金融資産と対比すると分かりやすいですね。
実物資産、リアルアセットの種類の例
たとえばリアルアセットは以下のような資産の種類があります。
実物資産(リアルアセット)の例
- 土地
- 建物
- 貴金属
- 原油
- 穀物(大豆・トウモロコシなど)
- アルミや銅 etc
- 太陽光発電所
- などなど
実物資産の代表格は土地や建物そして貴金属です。
多くのひとが投資もしくは購入経験があるのではないでしょうか。
マイホームだって実物資産投資ですし、宝石を買ったらそれもリアルアセットへの投資といえます。
ですから自分自身で投資家だと認識していない人でも、実物資産の売買経験をする機会は多いのです。
一方で、不動産・貴金属以外の実物資産への投資は、普及しているとは言い難い。
しかしながら資産運用においては実物資産への投資を選択肢としてもっておきたいものです。
みずから投資のチョイスの幅を狭める必要はありません。
実物資産(リアルアセット)への投資の例
私はかつて不動産投資(ワンルーム・アパート)をしていました。
銀行からお金を借りて不動産を購入し、その資産を貸すのです。
部屋に住んでいる人から月々の家賃を受け取ることで、投資キャッシュフローが成り立ちます。
そして2018年に入ってからは太陽光発電投資に取り組み始めています。
土地を購入し、そこに太陽光発電所を設立します。
そこから発電した電気を、電力会社に売ることで売電収入を得ているのです。
太陽光発電投資による不労所得の状況
金融資産と実物資産の違い、メリット・デメリットの比較
実物資産への投資は、金融資産投資に比較して実施困難であるデメリットがあります。
- 流動性
- 価格の透明性
- 取引コスト
- 価格の変動
- 取引額の単位
一方で、実物資産投資は、取引額が大きいというスケールメリットを生かすことが出来ます。
さらにとくに金融資産との値動きの相関性が低いことは実物資産の大きなメリットといえます。
資産配分比率を鑑みた分散投資に、リアルアセットはよい選択肢となるのです。
現物資産と金融資産をうまく組み合わせて、資産運用に取り組んでいけるといいですね。
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