【ABBV】アラガン買収後アッヴィの高配当は保たれるのか?【追加購入】

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【ABBV】アッヴィはアメリカの製薬会社。

米国株の中でも高配当銘柄として名高い。

その【ABBV】に追加投資をした。

 

アラガン買収ニュースにより、株価が大幅下落した日のことだ。

 

高配当株の株価下落により、さらに配当利回りが高くなった。

【ABBV】は6%を超える高配当利回りっぷり。

インカム投資家の食指が動く水準である。

 

本記事では、

  • 【ABBV】アッヴィの追加投資記録
  • 【ABBV】アッヴィを購入した理由
  • アラガン買収後、【ABBV】アッヴィの配当金は安全なのか?

について記録しておく。

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高配当米国株【ABBV】を株価68ドルで30株追加投資

2019年6月28日
ティッカーABBV
株価70.18
PER19.31
EPS3.52
配当(Fwd)6.29%
配当性向52%
配当月2/5/8/11月
増配年46年
増配率(3年)21.1%

 

高配当利回りのABBVを、株価68ドルで30株購入した。

マネックス証券口座にドル資金が6,000ドルほどあったから。

とりあえず待機資金の3分の1だけ、発注した。

 

ABBVは、売り上げ構成比率の60%をヒュミラが占める。

2023年には米国でバイオシミラーが発売予定。

世界一の売上高を誇る関節リウマチ薬は、あと数年でランキング1位から落ちる宿命を背負っている。

 

だからABBV経営者は、アラガン買収に動いた。

630億ドルもの大金を投入し、リスク分散する決断を下した。

ヒュミラに依存した売り上げ構成を改善する必要があったのだ。

 

しかし株式市場からの評価は厳しかった。

一晩で15%以上もの株価下落。

このような市場環境下で、私は配当金につられて追加投資したのである。

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【ABBV】アッヴィを追加購入した理由は高配当利回りと増配率

ABBVは高配当株と、連続増配銘柄の2つの顔を持つ。

配当利回りが5%を超えるだけでなく、連続増配40年以上を誇る、配当貴族構成銘柄のひとつなのだ。

ABBVへの追加投資で、配当金額が年間128.4ドル上がる

高配当なABBVを30株追加購入したことで、年間税引き前配当金は128.4ドル上昇する。

  • 時給1,000円だったら12時間分
  • 時給5,000円だとしても2.5時間分

と同額。

さらにABBVの配当金は、増配を続けており魅力満載だ。

ABBVは、高配当利回りなだけではなく配当成長も凄い

ABBV アッヴィの配当金推移

ABBV アッヴィの配当金推移

ABBVは、40年以上の連続増配記録を有する。

アボットラボラトリーズ時代から数えての増配年数だ。

さらにスピンオフ後の増配率は目を見張るものがある。

 

世界一売れているヒュミラからの利益が、株主に還元されていることの証左。

 

しかし、いつまでもABBVの配当金が保たれるとは限らない。

とくにアラガンのような大企業を買収した時には、注意を要する。

そこで、投資家向け情報をチェックしておいた。

 

本来なら追加購入する前に確認しておくことがいいのだけれど。

まぁ気にしないでおこう。

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【ABBV】の高配当利回りは、アラガン買収後でも安全なのか?

総売上に対するブロックバスター売上の占める割合予測2019年-min

総売上に対するブロックバスター売上の占める割合予測2019年

ABBVへの投資は、配当金目的の人が多いでしょう。

ならばアラガン買収後、アッヴィが配当金を増額し続けられるのかを確認しておきたい。

アラガン買収後の新アッヴィの売上高は、高い伸びが予測されている

新アッヴィ売上のCAGR

新アッヴィ売上のCAGR,Source: AbbVie/Allergan merger presentation

 

2018年~2023年にかけての売上高伸長率比較だ。

ABBVはアラガン買収により業界トップクラスの売り上げ伸長率を示す予定。

 

売上高予測を見る限りは、配当金は維持されるように見える。

ただし、2023年迄という期間には要注意。

2023年に米国内でのヒュミラのパテントクリフがやってくるからだ。

アラガン買収により、ヒュミラの依存度が40%以下に減少する

新アッヴィの売り上げ構成

新アッヴィの売り上げ構成,Source: AbbVie/Allergan merger presentation

ヒュミラは世界で2兆円もの売上高を誇る。

アッヴィとアラガンが合併しても、売上構成比率の多くを占めることに変わりはない。

ヒュミラのバイオシミラー発売までに、ABBV経営者から次なる一手が打たれるかもしれない。

アッヴィの配当金は、ヒュミラ依存から脱出を予定している

新旧アッヴィの比較

新旧アッヴィの比較,Source: AbbVie/Allergan merger presentation

アッヴィが高配当かつ高増配銘柄でいられる理由はヒュミラにつきる。

ヒュミラがなくなれば、ABBVは減配せざるを得ないであろう。

しかしアラガン合併により、グロースポートフォリオがヒュミラの売上を上回る。

するとABBVの減配リスクは減少すると思われる。

アラガン買収後も、アッヴィは魅力的な増配ポリシーを維持すると宣言している

新アッヴィでも、配当成長ポリシーあり

新アッヴィでも、配当成長ポリシーあり,Source: AbbVie/Allergan merger presentation

【ABBV】は、株主に対して増配をコミットしている。

 

なにせアッヴィは40年を超える連続増配株。

CEOやCFOは、何としても減配を避けたいであろう。

配当貴族が減配をし、没落貴族となったときの経営者として名前が残るのだから。

 

そんなこんなで、ABBVという米国高配当株へは投資継続としておく。

以上、「【ABBV】アラガン買収後アッヴィの高配当は保たれるのか?【追加購入】」でした。

 

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