米国株で成功する投資家になるための6つの原則
株価が下落したとき、心が折れそうになったりしませんか?
私はいつもですけどね。
だから右肩上がりになりやすい配当金を投資のKPIとしいているわけです。
そんな工夫の上、米国株投資をしているのですよ。
といいつつも、心が折れかけの時には投資の原則を思い出したい。
そんなわけで本記事では、ジェレミー・シーゲル教授の教え、米国株投資で成功する方法をあなたと共に思い出していくことにします。
株式投資に期待をし過ぎない;実質リターンは年率6~7%程度
過去200年にわたり、米国株式市場では実質リターンが年率6~7%で推移してきました。
株価収益率、PERでいえば、平均15倍前後ですね。
逆に言えば、年率20%にもなろうという年があれば、そのリターンは長続きしないということです。
72の法則を思い出し、10年で2倍というのが、米国株投資の平均的な利回りなのだと記憶しておきましょう。
長期投資ならば、株式比率を上げることがおすすめ
過去データによれば、米国株投資では保有期間が長ければ長いほど、株式比率をあげておくことが正解でした。
もちろんその間には価格変動が大きくあったはず。
そして投資家個々人によって、リスク許容度は異なるでしょう。
100-年齢や120-年齢を、株式比率の参考とするとよさそうです。
ポートフォリオのコアに、低コストのインデックスファンドを組み入れる
米国株式市場において、低コストのインデックスファンドは多くのアクティブファンドよりもリターンが優れていました。
プロが運営するファンドですら、S&P500には勝ち続けることは難しいことを示唆しています。
S&P500は、全米代表の銘柄群ですから当然といえば当然かもしれませんね。
米国外の株式に、ポートフォリオの3分の1を投資する
世界が狭くなった現代において、本社がどの国なのかという点はさほど重要ではないかもしれません。
米国株式を代表するS&P500構成銘柄の売上のうち、40%以上は米国外で稼いでいるのです。
逆に言えば、日本企業であっても米国市場で大きな利益を得ている銘柄はあるはず。
ということで、米国株式に限らず、海外株式への投資をシーゲル教授は推奨しています。
それでもPER20を超えないことがひとつの目安だということは忘れずにおきたいですね。
バリュー株(低PERや高配当株)に投資をする
シーゲル流といえば低PERや高配当株がピックアップされます。
バリュー株の方がグロース株よりもリスクが小さく、リターンが大きかったという過去データに基づいています。
2010年代は、第4次産業革命ということもありハイテクセクターやグロース株が優位な投資環境ですね。
規律のある投資行動をとる
市場環境によって、個人投資家の心理サイクルは大きくうねります。
投資家あるあるですが、
- みんなが強気で株価が上がっている時に買いたくなり
- みんな弱気で株価が下がっているときに売りたくなる
これが、普通の人なのですよね。
私もメンタル弱い系個人投資家なので、投資行動を事前に定めています。
四半期毎に株式買い増しをするようにしているのです。
まとめ;米国株投資で成功する方法
けっこう堅苦しいことが書かれていますね。
でもシーゲル先生の教えですから、とりあえず耳を傾けておくのが正解でしょう。
株価下落局面や、自分の想定と異なる動きをしている際には思い出したい言葉ですね。
いや~、あやうく狼狽売りしてしまうところを「投資で成功する6つの原則」のおかげで回避できました。
シーゲル先生様様です。
以上、「ジェレミー・シーゲル教授の6つの原則」でした。
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