つみたてNISA初年度の、ひふみプラスとその他インデックス投資のリターンを公開します。
見事なまでにマイナスリターンに沈んだ1年でした。
2018年、つみたてNISA制度が開始されました。
しかしつみたてNISA初年度の投資収益がプラスとなった投資家は少ないことでしょう。
2018年末に発生した株価急落が原因です。
つみたてNISA制度開始時を振り返ってみましょう。
私はアクティブファンドとインデックスファンドのリターン比較をしたいと思ってました。
金融庁お墨付きのアクティブファンドが、将来どのような結果を産み出すのかが楽しみなだったのです。
だから、ひふみプラスに積立投資を始めた。
しかし2018年の、ひふみプラス投資成績は散々。
とはいえ、つみたてNISA制度にはあと19年間も運用期間が残されています。
なので心理的な負担は少ないですね。
少額から投資を始めることの効用です。
さてそろそろ、つみたてNISAの投資1年経過後のファンド別収益を比較していきましょう。
つみたてNISA、積立投資開始から1年目の収益をブログで公開
残念ながら、2018年のつみたてNISAはマイナスリターンに沈みました。
アクティブだろうがインデックスファンドだろうが、8資産分散型だろうが関係ありませんでした。
4つの投資信託を比較しましたが、いずれもお金が減っていたのですから。
資産評価額が減ったからといって気分も一緒に落ち込んでいては人生面白くはありません。
なのでこの程度の含み損はへっちゃらだと自己暗示をかけていきます。
やせ我慢のような感じも受けるが気にしません。
ここで、つみたてNISA投資の振り返りをします。
PDCAサイクルは、積立投資でも役立つのです。
もしあなたがつみたてNISAの継続を悩む時があったら、積立投資を始めた時の理由を思い出すとよいですよ。
つみたてNISA開始から1年目の投資リターン
ファンド名 | 損益率 |
eMAXIS Slimバランス 8資産均等型 | -4.36% |
iFree S&P500インデックス | -7.89% |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | -10.24% |
ひふみプラス | -17.71% |
つみたてNISAで、ひふみプラスを選んだのは間違いだったのか?
そもそも、投資信託ではインデックスファンドが有利だといわれます。
世界の株式市場を見渡すと、アクティブファンドのリターンはインデックス投資に劣後しやすいからですね。
この事実を知りながら、なぜひふみプラスに投資をしているのでしょうか?
その答えは、金融庁お墨付きのアクティブファンドが、将来どのようなリターンとなるのかを経験したいから。
やや不純な投資目的のようにみえますね。
しかし投資は自己責任なので気にしないでおきましょう。
さらに、つみたてNISAの始め方:初心者からのインデックス投資家への7ステップをおさらいしてみました。
積立投資をする際には、いくつかの段階を経ることが推奨されていました。
つみたてNISAの始め方:7つのステップ
- つみたてNISAを始めると決める
- 資産配分比率を決める
- 証券口座を開設する
- 投資信託の選び方を知る
- コアとなる投資信託を決める
- コア以外の投資信託を決める
- 続ける意志をもつ
この過程を踏み、私はひふみプラスへの投資を選んだのでした。
つまり、ひふみプラスを選択する前に、株式という資産に投資をすることを選択したのですね。
それでは株式以外の資産に投資をしていたら、どんな1年だったのでしょうか?
資産別の騰落率を比べてわかった、2018年相場の特殊性
2018年は歴史的に稀な相場環境だったのです。
いずれの資産でも、下落をしたのですから。
一般的に、資産別の騰落率が全て同じ方向に動くことは少ないです。
ところが2018年は原油もゴールドも、債券でも株式でも、あらゆる資産が下落しました。
このようなデータをみると、ひふみプラスであろうが、インデックス投資であろうが大きな差はありません。
株式投資という枠組みだけではなく、不動産・債券だって評価損となる1年だったわけです。
つみたてNISA開始初年度が、特殊な投資環境であったことは覚えておきたいですね。
ひふみプラスだけではなく、株式の多くが下落した1年であった
ひふみプラスは、アクティブ投信です。
そこで世界の主な個別株の年間パフォーマンスをチェックしてみました。
すると赤色すなわちマイナスリターンの株式が多いとわかりました。
アクティブファンドでもインデックスファンドでも、個別株投資でも、株式投資は苦難を伴う1年だったのです。
とはいえ、世界が滅びるわけでもないし命がとられるわけでもありません。
そして明日も株式市場は開かれれます。
だったら、つみたてNISAでの積立投資を続けていってもいいですよね。
つみたてNISA、みんなで歩けば怖くない:ひふみには継続投資していく
上表は、QUICKが実施した投信10大ニュース。
つみたてNISAやひふみプラスの躍進といった言葉がみられました。
きっと、ひふみ投信やプラスに投資をして、失敗したと思っている投資家が多いでしょう。
私もその一人。
ひふみプラスを投げ売りしたくもなります。
とはいえ投資の道程は、まだまだ先が長いのです。
積立投資は始まったばかりですから。
ここで止めては、もったいない。
もしひふみプラスへの投資を取りやめたとしても、積立投資自体は継続するのが吉。
つみたてNISAを始めたからには、コツコツと続けていくのが良いのです。
そう思うので私は2019年も楽天証券経由で、4ファンドへ積立投資を続けていきます。
金融庁がいう、長期・分散・積立投資を信じているのだから。
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