インデックス投資とアクティブファンドの勝率を比較【下げ相場編】

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インデックスファンドとアクティブファンドの勝率は、株価下落局面で入れ替わる

長期運用において、インデックス投資は、アクティブ投資のリターンを上回る。

これはアクティブファンドがS&P500のトータルリターンを上回る確率が低い事に由来する。

 

ところがベアマーケットではその立場が逆転することがある。

 

つまり下げ相場では、リターンがインデックス投資よりも優れていたアクティブファンドが多かったのだ。

 

もしあなたが

  • インデックス投資をしている
  • 今後は株価下落局面となると考えている

ならば、知っておいて損はない情報である。

 

本記事では株価下落局面における、アクティブ投資とインデックス投資の比較を行っていく。

パッシブ投資のリターンが、アクティブ投資を上回る確率

インデックスファンドとアクティブファンドの勝率比較

引用:SPIVA

 

2018年6月30日時点で5年トータルリターンを比較すると

 

S&P500にアンダーパフォームしていたアクティブファンドの割合

  • 76.49%

 

S&P500をアウトパフォームしていたアクティブファンドの割合

  • 23.51%

 

こうしたデータは、パッシブ(インデックス投資)をおすすめする根拠となっている。

とくに米国株式市場ではその傾向が顕著。

 

ところがアクティブ投資の勝率が上昇する局面がある。

下げ相場だ。

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アクティブ投資はベアマーケットと相性が良い?

 

上図はアクティブマネージャーが株価指数をアウトパフォームした割合を示している。

これはバンガード社が計算したデータだ。

 

赤棒グラフ、つまりベアマーケットではアクティブファンドの勝率が上昇している。

よく見ればアクティブ投資の勝率が50%を上回っているフェーズだって存在していた。

したがいインデックス投資が常にアクティブファンドより優れているとは言い切れないであろう。

勝ち続けるアクティブファンドは少ない

 

とはいえアクティブファンドのリターンは継続性に乏しい。

たとえば上図は、かつて上位に君臨していたアクティブファンドのその後を示している。

 

投資収益がクィンタイル(5分位)のトップとなり、その後も上位であり続けたアクティブファンドの割合は

 

23%

 

であった。

 

トップクィンタイルは上位20%のこと。

それらのファンドが、次の期間でもトップなのは23%。

この数値では、過去の上位ファンドがその後も優れた収益を上げるとは言い難い。

 

つまり高リターンを何年も継続するのは困難なのだ。

 

ウォーレン・バフェットのように、S&P500やNYダウ30をアウトパフォームし続けることがいかに難しいのかが分かる。

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まとめ:インデックスとアクティブ投資の勝率比較

引用:SPIVA

 

上表は、アクティブマネージャーがS&P500にアンダーパフォームしたファンドの割合である。(2018年6月30日時点)

ご覧のようにアクティブ運用のリターンは、パッシブ投資に劣後する確率が高い。

だからこそインデックス投資の優位性が説かれる。

 

しかしその勝率は、ブルマーケットとベアマーケットで異なっていた。

たとえば株価下落局面では、アクティブファンドが優位となることもあった。

 

つまり、常にアクティブ運用がパッシブ投資にアンダーパフォームするわけではないのだ。

 

もちろん多くの人にとって、S&P500に連動するようなインデックス投資が最適であることは疑いようがない。

 

とはいえ、アクティブファンドを悪とすることが必ず正しいというわけではないことに注意が必要であろう。

 

投資に絶対はないのだから。

 

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