インデックス投資の利回りにみる、平均値の罠と長期運用の重要性

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インデックス投資の代表、S&P500の利回りは年平均10%

インデックス投資の利回り

S&P500の年次リターン、引用:Microtrends

S&P500は米国株のみならず世界を代表する株価指数(インデックス)である。

ではS&P500に連動するインデックスファンドに投資をしたらリターンは何%か?

 

答えは

 

10%

 

これは、1926年~2017年までの平均利回りを基にしている。

 

米国株インデックス投資の平均リターンは年10%であった。

 

ところがインデックス投資の利回りが10%前後に収まった年は意外なほど少ない。

なので、インデックス投資の平均利回りを見る際には注意を要する。

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インデックス投資の平均利回りは標準的ではない

1926年~2017年の92年間で、S&P500の年次リターンが10%前後(±2%)に収まったのはわずか6回であった。

 

つまり、

12年に1回

のみ、という計算になる。

 

インデックス投資の平均利回りは、定常的に得られる数値ではないのだ。

 

平均値の罠といってもいいのではないか。

 

統計に強い投資家ならば納得できるかもしれない。

しかし私はそうではない。

実際のデータを見ないと納得できない。

 

だからS&P500の年次別の利回りをチェックしてみた。

米国株価指数のランキング、西暦別のS&P500トータルリターン

以下は1926年~2017年までのS&P500トータルリターンである。

年次利回りを上位からランキング形式にしてみた。

西暦トータルリターン(%)
1933年53.99
1954年52.62
1935年47.67
1928年43.61
1958年43.36
1995年37.58
1927年37.49
1975年37.2
1945年36.44
1936年33.92
1997年33.36
1980年32.42
2013年32.39
1985年31.73
1950年31.71
1989年31.69
1955年31.56
1938年31.12
1991年30.47
2003年28.68
1998年28.58
1961年26.89
2009年26.46
1943年25.9
1951年24.02
1967年23.98
1976年23.84
1996年22.96
1963年22.8
1983年22.56
2017年21.83
1982年21.55
1999年21.04
1942年20.34
1944年19.75
1972年18.98
1949年18.79
1986年18.67
1979年18.44
1952年18.37
1988年16.61
1964年16.48
2012年16
2006年15.79
2010年15.06
1971年14.31
2014年13.69
1965年12.45
2016年11.96
1959年11.96
1926年11.62
1968年11.06
2004年10.88
1993年10.08
1992年7.62
1978年6.56
1956年6.56
1984年6.27
1947年5.71
1948年5.5
2007年5.49
1987年5.25
2005年4.91
1970年4.01
2011年2.11
2015年1.38
1994年1.32
1960年0.47
1939年-0.41
1953年-0.99
1934年-1.44
1990年-3.1
1981年-4.91
1977年-7.18
1946年-8.07
1932年-8.19
1929年-8.42
1969年-8.5
1962年-8.73
2000年-9.1
1940年-9.78
1966年-10.06
1957年-10.78
1941年-11.59
2001年-11.89
1973年-14.66
2002年-22.1
1930年-24.9
1974年-26.47
1937年-35.03
2008年-37
1931年-43.34

 

やはりインデックス投資の年次平均利回りは、標準的ではない。

92年間のうち、わずか6回だけが平均値±2%の利回りとなっている。

 

平均利回りが、ほぼ毎年得られると思ったら大間違いだ。

したがいインデックス投資の利回りを皮算用する際には、注意が必要である。

インデックス投資:平均利回りの罠に気をつけて長期投資を心掛ける

年次利回りの平均値は、あくまで平均であって標準的な数値ではない。

そして年次リターンの数値は、大きくバラついているようにみえる。

だが最終的には平均利回りに落ち着くのだ。

 

つまり長期投資をした結果が、平均利回りの数値ということ。

換言すれば、短い運用期間では期待利回りに達しないことだってあるわけだ。

 

投資家には当たり前のことだろう。

しかし精神的に受け入れるには時間がかかるのではなかろうか。

 

いずれにせよ、インデックス投資をする際には、1年・2年程度の年次利回りで考えない方が良い。

 

とくに2018年以降は、17年・16年に比較して利回りが低迷すると言われている。

インデックス投資を初めて間もない投資家は、含み損を抱えているかもしれない。

 

もしあなたがインデックス投資をしていて、期待リターンが得られていないなら、S&P500の過去利回りをチェックしてほしい。

 

  • 1年1年の利回りにはバラつきがあった
  • 長期運用をしてこその、平均・期待利回りであった
  • 米国株インデックスは基本的に右肩上がりであった

 

そして長期投資へと心を奮い立たせよう。

 

長い目でみれば、米国株インデックス投資は利益を提供してくれるはずなのだから。

 

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