株式投資においてはトータルリターンが大きいことが望ましい。
当たり前。
だが私はあえて配当金を指標とした投資手法を取り入れている。
なぜだ?
配当金を受け取るということは、税金を先に支払う分だけ損。
そんなことは分かっている。
それでもインカムゲインを好んでいる。
米国株投資で配当金にこだわるのはなぜなのか、自問自答してみた。
参考おすすめ米国株:配当金を100年以上支払い続けている9銘柄
米国株(アメリカ株)で配当金投資をする理由
キャピタルゲインではなくインカムゲインを信じて投資するのは、なぜ?
まずはじめに私の性格に由来する。
将来の期待よりもいま目に見えるリターンを好むのだ。
つまり将来なにがあるのかわからない、
そのリスクを大きく見積もっていると言える。
将来のリスクを2つ挙げるならば
- 健康
- その他
換言すれば、株式投資どころではなくなる状況になる可能性を捨てきれていないということ。
ちなみにその他というのは外部環境全般を指す。
たとえば
- 戦争
- 天変地異
- 人災 etc
はちどうきゅうどうとはチキンな性格であり、いつもびくびくしている。
都合のよい将来に賭けきれない。
なのでいま実体のある、感じることのできるリターン(配当金)を求めているわけだ。
米国株(アメリカ株)で配当金投資をするメリット
米国株投資をした銘柄の株価がどんどん上昇することが望ましい。
企業が成長することもしかり。
同様に配当が成長する「増配」も重要だ。
米国企業は株主還元に積極的である。
株式会社は誰のものか?といえば株主のもの。
だからこそ米国株配当金をどんどん出すし、増配もする。
過去のアメリカ企業がそうであったように、未来もそうであろうと信じている。
ん、おかしい。
将来の最悪の場合を想定してキャピタルゲインではなくインカム狙いと言っていたはずだ。
しかし私は配当金だけは未来も安泰であると想定している。
齟齬がある。
まぁいい。
サンタさんが来たことだしこのギャップはそっと心にしまっておこう。
米国株(アメリカ株)で配当金投資をする元手はいくら?
高配当利回りとは年率でどの程度か?
3%、4%、5%と考え方があるであろう。
それぞれの税引き後利回りはどうか?
日本株ならば約20%の税金がとられる。
表面利回りと実質利回りでは以下となる。
- 3%→2.4%
- 4%→3.2%
- 5%→4%
外国税額控除前のアメリカ株の配当金では、米国10%の後に日本20%の税金がとられる。つまり0.9×0.8で、およそ7割の手取となる。
- 3%→2.1%
- 4%→2.8%
- 5%→3.5%
1,000万円を米国株に投資したとすると、
- 配当税引き前3%→受取配当額21万円
- 配当税引き前4%→受取配当額28万円
- 配当税引き前5%→受取配当額35万円
配当金狙いの投資をする上では、最低限1,000万円の投資元本が必要だと思う。
米国株(アメリカ株)で配当金投資を続けるのに必要なこと
配当金のメリットを体感するために必要なもの、
それは投資元本である。
同じ配当利回りでも資本が大きければ大きいほど、その配当金額もまた大きくなる。
配当金のありがたさを感じるほどまで、私はアメリカ株投資を続けていく。
もしくはその他の方法でインカムゲインを得ていく。
別に誰がなんというがかまわない。
2017年末は、配当金がいくらになるのか合計額を計算して楽しむことにする。
米国株の配当金は、クリスマスプレゼントだと思って嬉しく受け取る。
あなたはクリスマスプレゼントをもらいましたか?
メリークリスマス
See you!
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