他人の収入がどうなのか、自分はどの位稼いでいるのか、所得ランキングが気になったりしませんか?
特に年収1000万円という区切りの数字には反応しがちです。
てわはサラリーマンの憧れである年収1000万の家庭は、どのくらいの割合でいるのでしょうか?
お金大好きなあなたならきっともう知っている情報かもしれません。
答えは12%です。世帯年収1000万円は、8人に1人の割合で存在しています。
平成28年に厚生労働省は「国民生活基礎調査の概況」という大規模調査を実施しました。
その中で所得金額階級別世帯数の相対分布があります。
本記事では相対度数分布をみて年収1000万について思ったことを記録しておきます。
世帯年収1,000万円の割合は12%前後で推移
世帯収入とは、何を指すのでしょうか?
世帯全員の税金や社保税金などを引く前の総支給額=額面総額のことです。
例えば4人家族で一人だけが働いて稼いでいる場合も、その一人だけの額面総額がその4人家族の世帯収入となります。
また夫婦それぞれが年収500万円だとします。ダブルインカムの世帯年収は1000万となるのです。
世帯年収・所得で1000万円を達成している家庭はおよそ12%なのです。
世帯年収・所得の相対分布でわかる1000万円の割合
所得金額階級別世帯数(熊本県を除く。)の相対度数分布です。
世帯の所得額をみていくと多い順に
- 「200~300 万円未満」が13.7%
- 「100~200 万円未満」が13.4%
- 「300~400 万円未満」が13.2%
となっています。
所得金額中央値は428 万円
平均所得金額は545 万8 千円
です。
尚、平均所得以下世帯の割合は61.4%となっていました。
参考年齢別平均年収を日本とアメリカで比較、40代は年収1000万円
世帯年収・所得金額の分布をみて思う2つのこと
1.3%は世帯所得2000万円、つまり77世帯に1世帯はがっつり稼いでいる
インターネットや各種ニュースなどでは平均所得以下の世帯について言及されることが多いです。
年収については、下を見るというか貧困に目を向ける方がメディア受けするのかもしれません。
ではその逆は?
上図の右側に目を向けてほしいですね。
お金をたくさん稼いでいる、高収入世帯の割合です。
目指すべき方向に視線を注ぎましょうよ。
所得が2,000万円以上の世帯は1.3%あります、
換言すれば、77世帯のうち1世帯は所得2000万円オーバーとなるけです。
たとえば小学校で2クラスあれば、その中に1人は所得2,000万超えの子どもがいる計算です。
意外と身近
年収1000万夫婦のダブルインカムなのか、一人が超高給取りなのか、わかりません。
それでも上位1.3%というのは決して手が届かない数字ではないような気がします。
2クラスに1人の割合ですからね。
学年で一番を取れ!という難易度とは違います。
参考〕≫エリートサラリーマンの年収は1500万円?日米比較【P&G編】
61.4%は平均所得以下の世帯、全体の33.3%は所得300万円以下の世帯
- 100万円未満:6.2%
- 100万~200万円:13.4%
- 200万~300万円:13.7%
所得の中央値は428万円であるが、全体の33.3%は所得300万円以下世帯です。
3組に1組が所得300万以下世帯
配当金生活をしているなど何か特別な理由があるのかもしれないです。
だが一方で、普通に働いていて世帯所得が300万円に満たない場合もあるでしょう。
一世帯当たりの平均所得金額の年次推移をみれば、毎年所得が下がっているのがわかります。
つまり手をこまねいていると普通のサラリーマンは所得がさがり貧困層へとダウンシフトしていくことになるといえます。
大事なことなのでもう一度いいます。
「何も対策をしないと、サラリーマンの年収・所得は下がるだけです」
貯金・定期預金、現金を貯めるだけではお金持ちになれないのだと思い出しましょう。
いまの時代、何も考えずに給与所得だけに頼るのには大きなリスクを感じますよね。
収入の分散を心掛け、年収1000万を目指す
あなたの給与所得がどんどんあがって、高給取りになれるのでしたら問題ありません。
でも給与所得を増やして年収1000万を目指す以外の方法だってあるのです。
それは収入の分散。
たとえばわたしは、サラリーマンでも配当金を積み上げればお金持ちになれるのだと信じ、米国株投資を続けています。
いまは米国株からの配当金という副収入を積み上げている最中です。
配当収入を増やすことにより年収1000万円達成すればいいのです。
世帯年収1000万はそれほどめずらしないです。
だったらさっさと達成してしまいましょう。
証券口座にいる金融資産たちにしっかりと手伝ってもらって。
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See you!
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