FIREを狙い、サラリーマン生活をこなしていると、ジレンマを感じる。
わざわざ早期退職をしなくてもよいのでは?という疑問が生まれるのだ。
その理由は、FIRE活動中にサラリーマン満足度があがることが挙げられる。
具体的には給料が上がりつつ、労働時間が短くなりし、社外にやりがいをもつようになる。
するとアーリーリタイアの必要性が低下する。
早期退職を意識する一方で、会社員を辞める理由が見当たらなくなるジレンマ。
本記事では、経済的自由と早期退職を目指しているサラリーマンが思う事を記録していく。
【FIRE】経済的自由と早期退職を意識し始めた30代中盤
私はサラリーマンが本業。
経済的自由とアーリーリタイア(早期退職)を目指して投資活動を実施中だ。
流行りの単語で言い換えると「FIRE」
私にとっての”FIRE”とは
- 35歳で経済的自由&アーリーリタイアの計画を立てて
- 47歳で達成する
こと。
2015年からFIRE活動を開始した。
つまり30代で早期退職を意識しはじめたのだ。
するとサラリーマンへの取り組み方が変わったように思う。
たとえば、以下の3点の重要性を認識するようになった。
- 会社からの給料を増やす
- 自分の勤務時間を自由に決められる
- 会社員以外での活動をする
この3項目を満たすと、早期退職へ迷いが生じてくる。
経済的自由と早期退職を意識し、サラリーマンが感じる3つのこと
サラリーマンが早期退職を考え始めた際は、まず年収を増やし、労働時間を自由に決められるポジションにつき、社内での影響力をもちつつ、社外活動を並行することは極めて重要だと考える。
ひとつずつ掘り下げていこう。
サラリーマンの最大のメリットである安定した給料を増やすべし
サラリーマンをしているなら、給料を上げる努力は大切。
会社員のメリットを最大限に生かすことになるからだ。
安定した給料を増やすことは、経済的自由と早期退職に繋がるのではなかろうか。
しかし給料アップへの努力は、早期退職狙いに逆行しているように感じる。
会社への依存度が高まるからである。
それでも安定して振り込まれる給料を重要視するのが良いと思う。
本業の給料が安定していると、何が起こるのか?
経済的にも精神的にも余裕が生まれるのだ。
たとえば
- 起業での資金繰り
- 株式投資での株価暴落
- 不動産投資での天災や人災
安定した満足できる給料があれば、こうした心配をは不要。
平穏な心理状態を保つことに寄与する。
心の安定感は大事。
お金と心が安定していれば、兼業への取り組みがしやすくなる。
兼業とは、収入増へのひとつの手段。
兼業に背水の陣で臨むのではなく、副業はあくまでも副業として位置付けらることができる。
するとリスクを回避しつつ、バランスよく会社員人生を歩んでいくことに繋がる。
これぞサラリーマン気質。
リスクは避けつつ実をとる。
やはり早期退職を狙うなら、給料をあげることは重要だと思う。
サラリーマンのメリット
- 安定した収入を得られる
- 社会的信用が高い
- 健康保険などの社会保険料を会社が折半して負担してくれる
- 退職後の年金額が多い
- 家賃補助やその他の福利厚生がある
勤務時間を自由に決められるポジションに就くべし
サラリーマンは、勤務時間を自由に決められる職種やポジションを選ぶと良い。
ほどほどの労働時間であれば、会社員の幸福度があがるのだ。
海外の研究を参照すると、週の労働時間が33時間以内の従業員満足度は高い。
いまの日本は働き方改革の時代。
長時間労働は流行らない。
つまり、「労働時間が長くて辛いから」という早期退職理由は妥当ではない。
早期退職をする前に、ホワイト企業の勤務体系を経験しておくことがおすすめだ。
そのためには、勤務時間を自由に決められるポジションに就いてから早期退職を狙いたい。
幸せなサラリーマンになる方法
- 年収400万円 or 1,000万円を稼ぐ
- 労働時間は週に33時間までに抑える
- 通勤時間は往復で45分以内にする
時間に余裕が出来たら、社外活動を行うべし
経済的自由かつ早期退職を意識するなら、社外活動を並行して行おう。
たとえば私は、ブログと太陽光投資活動を始めた。
いずれは大学院に通おうかと考えている。
終身雇用は崩壊し、人生はマルチステージ化している。
早期退職を狙っている最中に、会社からFIREと言い渡される可能性だってある。
早期退職ではなく強制退職だ。
会社に依存した生き方に固執していると、いずれは破たんするだろう。
だから精神的に弱い人は、会社員以外での活動の場も持っておくのが良い。
いきなりクビを宣告されたら耐えられないでしょう。
なので私は会社員活動をこなしつつ、社外活動を細々と並行している。
- 家族
- ブログ
- 太陽光投資
- 大学院
などなど。
既に終身雇用は崩壊した。
サラリーマンは社外活動をもっておくとよいと思う。
早期退職を意識するしないに関わらずである。
FIRE活動のジレンマ! 経済的自由に到達したサラリーマンは、早期退職するのだろうか?
早期退職を意識し会社員や社外活動をすると、サラリーマン生活の満足度が上昇する。
以下の状態を満たしているからだ。
- 会社からの給料が増え満足している
- 自分の勤務時間を自由に決められている
- 会社員以外での活動をしている
すると、
「早期退職せずともよいのでは?」
という疑問にぶち当たる。
これがFIRE活動のジレンマ。
経済的自由に到達した後、満足度が高いサラリーマンは、はたして早期退職をするのだろうか?
サラリーマンを早期退職できる余裕を持つために、経済的自由に向けて活動していこう
私はFIRE活動にジレンマを胸に秘めつつ、いまだに経済的自由には到達していない。
ならばうだうだ悩んでも無駄。
まずは経済的自由達成にむけた活動を続けていくのがよいと考える。
そのために現在は、4つの戦略を実行中。
- 給与所得 を効率よく増やす
- 事業所得の極大化
- 不動産所得 へのチャレンジ
- 配当所得の積み増し
より豊かな人生を歩むためことを目的とした方針だ。
それぞれの戦略軸は、楽しみながら遂行していくことをモットーとしてる。
早期退職であろうが経済的自由であろうが、ハッピーな人生を歩みたいのだ。
最終的にFIRE活動は、以下の4つのうちのいずれかにたどり着くだろう。
- 経済的自由〇 早期退職〇
- 経済的自由〇 早期退職×
- 経済的自由× 早期退職〇
- 経済的自由× 早期退職×
いかなる結果になろうとも、楽しいという感情を軸にする。
とはいえ、経済的自由達成はしたい。
そして余裕をもった早期退職を選択肢に入れておきたい。
ということで、FIRE活動にジレンマを感じつつも、運用方針2019を遂行する。
以上、「経済的自由と早期退職を意識したサラリーマンが感じるFIRE活動のジレンマ」でした。
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