会社員・サラリーマンをやって年金をもらうだけでは、豊かな老後生活が送れない
全ての会社員は、
- 金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」を読み
- つみたてNISAやiDeCoの導入
をした方が良いでしょう。
金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」を読むと、
- 何も考えずにサラリーマンを続け
- 年金を貰うだけでは
- 豊かな老後生活には届かない
ということが理解できます。
そもそも、年金だけで老後生活をおくろうと思っている50代以下の会社員がいたら、それはちょっとアンテナが低かったのかもしれませんね。
でもまだ間に合います。
20代・30代・40代にとって、老後は、まだ先の話なのですから。
お金や老後の課題は、「自分ごと」として考えることが大切
金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」を読んでいると、メッセージが何なのか分からなくなってきます。
ステークホルダーが多すぎ、忖度しているが故に対象者が曖昧になっていると思われます。
しかし「おわりに」を読めば、その意図が推測できます。
日本的な感じ。
言いたいことは最後にもってきているのですね。
CRECといわれるような、結論から述べる方式とは異なります。
生産性向上にはまだ先のようですね。
しかし日本人を長くやっていれば、そのフレームワークが理解できているので問題ありません。
ようするに人生は主体的に、自分ごととして生きていくことが大切なのだと説いているのです。
これは国民一人一人にも、金融業界・国や行政に対しても当てはまります。
お金や年金、老後は「自分ごと」なのです。
高齢化社会、人生100年時代のキーワードになりそうですね。
公的な場に留まらず、シンポジウムなどの場、さらには周りの者ともこの問題を話し合い、皆で高齢社会における資産形成・管理や金融サービスのあり方に対する知見を深めていくことを通じて、対応のあり方が進化していくものと考えられる。この報告書が契機の一つとなり、幅広い主体に課題認識等が共有され、各々が「自分ごと」として本テーマを精力的に議論することを期待している
お金や老後の現状・課題から、対策を練る方法
個々人にとっての資産の形成・管理での心構えは、年齢や人生におけるフェーズによって異なります。
詳しくいえば、現役期、リタイア期、高齢期の3つに分類されているのです。
ひとつずつ見ていきましょう。
現役期→長寿化に対応し、長期・積立・分散投資など、少額からでも資産形成の行動を起こす時期
- 早い時期からの資産形成の有効性を認識する
- 少額からであっても安定的に資産形成を行う
- 自らにふさわしいライフプラン・マネープランを検討する
- 長期的に取引できる金融サービス提供者を選ぶ
リタイア期→リタイヤ期以降の人生も長期化していることに対応し、金融資産の目減りの防止や計画的な資産の取崩しに向けて行動する時期
- 退職金がある場合、それを踏まえたマネープラン等を再検討する
- 収支の改善策を実行する
- 中長期的な資産運用の継続と計画的な取崩しを実行する
高齢期→資産の計画的な取崩しを実行するとともに、認知・判断能力の低下や喪失に備えて行動する時期
- 心身の衰えを見据えてマネープランを見直す
- 認知・判断能力の低下・喪失に備える
こうした情報をもとに、各々が「自分ごと」として資産形成や老後生活への準備をすることが必要なのです。
自分の人生に責任をもつということ。
あなたの物語の主人公は、あなた自身なのですから。
会社員・サラリーマンとして、積立投資をしている実体験をブログで公開中
金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」で指摘されるまでもなく、私は投資による資産形成をしていました。
年金はもらえない、という前提にたっていたのですよね。
だから、少しずつ投資をしていました。
しかしながら、いまのところ公的年金がゼロとなる可能性は低い様子。
払いっぱなしで終わりになるということは無さそうです。
むしろ年金払っておいた方が、安心度が高まりますね。
ただし、「自分ごと」として捉えた場合、将来不安はぬぐいきれません。
なので現役期の今のうちから、せっせと資産形成に励んでいます。
ちなみに金融庁がおすすめしているような、長期・分散・積立投資の運用リターンを、ブログで公開中。
その理由は、金融庁の会合に参加した際に、
「株式投資が広まらない理由のひとつとして、投資の成功体験の共有が不足している」
と聞いたから。
ですから長期・分散・積立投資状況は、今後も赤裸々に公開をしていきます。
投資の成功体験と言えればベストなのですけどね。
会社員が、サラリーマン投資家になる3つの方法
全ての会社員は、サラリーマン投資家になることがおすすめされています。
会社員がサラリーマン投資家になるステップを3つに分けると
- 「高齢社会における資産形成・管理」を読む
- お金も老後も「自分ごと」として考え、何を実行するかを決める
- つみたてNISAや、iDeCoを始めてみる
こうしたプロセスが思い浮かびます。
このように会社員から、サラリーマン投資家にジョブチェンジをすることは簡単です。
あとは、そのボタンを押すかどうか、「自分ごと」としてどう行動するか。
ちなみに私は、「家族ごと」と捉えて、資産形成に取り組んでいます。
以上、「全ての会社員がサラリーマン投資家になるべき時代を生き抜く方法」でした。
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