ウェルスナビの手数料は年率1%
ウェルスナビの手数料は1%です。
2018年になり、低コストインデックスファンド投資信託が多くから選べるようになりました。
その状況で、年率1%のウェルスナビ手数料。
高いのでしょうか?
それとも安いのでしょうか?
年率1%なので安くはないでしょう。
それでも私はウェルスナビの手数料は高くないと思います。
なぜか?
答えは簡単。
金融・経済・投資知識が不要であり、銘柄選択の必要の手間を省いた資産運用を可能としてくれるから。
ウェルスナビのようなサポートで、誰でも簡単に株式投資ができる環境を整備していくことが大切だと思います。
- 投資未経験者
- 投資初心者
- 投資をしていてもリバランスとかメンドウだと思う人
こういった人には、とくにウェルスナビは有用でしょう。
極論をいえば、
- 金融教育で人を育てるのが先か、
- AIにすべてを任せてしまうのが先か
といえます。
株式投資を普及させリターンを普遍化するためにはAIを使ったロボアドバイザーが有用だと思います。
もちろん熟練した個人投資家ならば年率1%の手数料は高いと感じるかもしれません。
とはいえ車だって自動運転の時代が目の前に迫っているのです。
株式投資もウェルスナビのように自動運用へと移り変わることは必然だと思いませんか?
本記事ではウェルスナビの年率1%という手数料が高くないと思う理由について紹介します。
ウェルスナビの手数料が高くないと思う理由
- 売買手数料・為替手数料がかからない
- リバランスが無料
- 自動税金最適化(DeTAX)してくれる
公式サイト→WealthNavi
ウェルスナビの手数料はいくらか? 含まれる費用を合算
ウェルスナビの手数料は合計でいくらかかるのでしょうか?
ざっくりと算出してみます。
ウェルスナビにかかる手数料
- 手数料:1%
- 消費税:0.08%
- ETF経費:0.10%~0.14%
ウェルスナビの手数料は全部で年率1.2%前後。
年1.2%のコストと聞くと高いように感じます。
ただしこの1.2%の裏には無料となっている手数料も含まれているのです。
ウェルスナビの手数料は高くないと思う理由
ウェルスナビの手数料には、無料のものが多くあります。
入金・出金手数料や積立手数料がかからないというのは、あまりメリットを感じません。
ウェルスナビの注目すべき無料の手数料
売買手数料 | 無料 |
為替手数料 | 無料 |
為替スプレッド | 無料 |
リバランス | 無料 |
自動税金最適化(DeTAX) | 無料 |
一方で売買手数料や為替手数料がゼロ円であることは魅力。
さらにはリバランスや自動税金最適化まで無料なのです。
ここまでを含めてウェルスナビは年率約1.2%の手数料でやっています。
けっして高くはないように感じませんか?
それではウェルスナビの3つの手数料をみていきましょう。
- 売買・為替手数料
- リバランス
- 自動税金最適化(DeTAX)
手数料は高くないと思う理由①売買・為替手数料が無料
証券会社 | 売買手数料 | 為替手数料 (1ドル両替毎) |
---|---|---|
SBI証券 | 約定額の0.45% (最低5ドル、最大20ドル) | 0.25円 SBIネット銀行で0.04円 |
マネックス証券 | 約定額の0.45% (最低5ドル、最大20ドル) | 0.25円 |
楽天証券 | 約定額の0.45% (最低5ドル、最大20ドル) | 0.25円 |
上表は、米国株ETF取引ができる3大インターネット証券の手数料を示しています。
為替手数料
例えば100万円をドルに換えるとすると、2,500円がかかります。
SBI証券のSBIネット銀行経由では400円です。
取引手数料
はいずれの証券会社も同じです。
約定額の0.45%となっています。
ウェルスナビではこれら手数料がすべて無料なのです。
手数料は高くないと思う理由②リバランスが無料
上図はリバランス有無によるリターンの差を示しています。
リバランスを6か月毎に実施すると、10年トータルリターンが9%も向上します。
これを年率に換算してみましょう。
リバランス有無による年次リターンの比較
- リバランスあり:3.2%/年
- リバランス無し:2.5%/年
リバランスの有無により、年率0.7%もの運用リターンの差が生まれるのです。
ウェルスナビの年間手数料である1.2%には、このリバランス費用も含まれています。
おもわず、
- 1.2%-0.7%
と計算したくなりますね。
ちなみにリバランスの頻度は少なくとも年1回がおすすめです。
もしあなたが定期的にリバランスが出来ていなかったとしたら、ウェルスナビに運用をお任せしてみるのも良いと思います。
公式サイト→WealthNavi
手数料は高くないと思う理由③税金自動最適化が無料
株式やETF,投資信託の売却時には税金を考慮する必要があります。
もしリバランスを定期的に実施するとなると、税金対策が必要。
リターンに影響を及ぼすから。
売却時のリターンは悩ましい。
自分で計算すると時間も手間もかかります。
そのメンドウな全てを、ウェルスナビは無料で引き受けてくれるのです。
ウェルスナビの合計手数料1.2%/年には、自動税金最適化(DeTAX)の手間賃が含まれています。
時間を買う、という言葉はウェルスナビにも当てはまりますね。
税金優遇制度の活用をし、それ以上に積立投資ができる余力があればウェルスナビはよい選択肢だと思います。
積立投資を中心にするならば、
①まず税金優遇制度を使う
②余力があったらウェルスナビ
ですね。
まとめ:ウェルスナビの手数料は安いとはいえないが、高くないと思う3つの理由
ここまでいかがでしたか?
ウェルスナビの手数料は1%と宣伝されています。
ETF経費や消費税を合わせると、合計こみこみで資産に対して年間1.2%の手数料がかかります。
100万円の資産運用だったら1万2,000円、
1,000万円となると年間12万円もの手数料。
けっこう高いと感じますね。
とはいえ、それ以外の手数料はかかりません。
手間暇いらずで、本当のほったらかし積立投資が可能となります。
それを考えれば、ウェルスナビの手数料が高いとは言い切れないでしょう。
ウェルスナビの手数料が高くないと思う理由
- 売買手数料・為替手数料がかからない
- リバランスが無料
- 自動税金最適化(DeTAX)してくれる
あなたはウェルスナビの手数料について、どう感じますか?
実際の運用利回りをブログで公開しているのはこちら
以上、ウェルスナビの手数料は高くないと思う3つの理由でした。
まずはウェルスナビで口座開設して、便利さを体感して下さい。
公式サイト→WealthNavi
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ウェルスナビの運用実績はブログで公開しています。
私もかつては自分でリバランスをしたり投資のカスタマイズをすればよいと思っていました。それも面倒なので、つみたてNISA以外の投信積立はウェルスナビ一本に絞りました。
バブル経済の絶頂、日経平均が最高値のときから積立投資を始めたとしてもリターンはプラスになります。長期・分散・積立投資をする際の心強いデータです。
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