副業をしているサラリーマンの割合はどの程度か?
「平成24年就業構造基本調査(総務省)」によれば、全就業者の3.6%が副業をしている。
少ないな、と思うかもしれない。
なので絶対値を見てみよう。
- 就業者数:6,442万人
- 副業あり :234万人
副業をしている人は234万人もいるとわかる。これは市区町村で日本第3位の名古屋市の人口とほぼ同数である。
順位 | 都道府県 | 市区 | (人) |
0 | 東京都 | 特別区部 | 9,272,740 |
1 | 神奈川県 | 横浜市 | 3,724,844 |
2 | 大阪府 | 大阪市 | 2,691,185 |
3 | 愛知県 | 名古屋市 | 2,295,638 |
4 | 北海道 | 札幌市 | 1,952,356 |
5 | 福岡県 | 福岡市 | 1,538,681 |
働いている人のうち、名古屋市と同じ人数が副業をしている。
副業を希望するサラリーマンの割合はどの位いる?
平成24年度、2012年の時点で全就業者の内、5.7%の人が副業・兼業を希望している結果だ。
そして副業・兼業を希望する人の割合は年々増加している。
政府が副業解禁をした暁には、きっと多くのサラリーマンが実行することでしょう。
その前に、副業っていくら位稼げるのかのデータを見ていきましょう。
サラリーマンは副業からの副収入をいくら稼いでいるの?
最近ではクラウドソーシングが流行っている。
クラウドワークス経由で副業をしている人のうち、3人に1人は年間10万円以上を稼いでいる。
年間10万円といえば、月1万円いくかどうか。
お小遣い程度の稼ぎだ。
もうちょっと稼ぎたいなぁと思う、そんなあなたにもう一つのデータを紹介したい。
男性サラリーマンの副収入額は月平均3.8万円
2016年サラリーマンのお小遣い調査によれば、男性サラリーマンの16.6%は何らかの副収入を得ている。
そして副収入額は月平均38,463円にもなる。
副収入を得ている人の割合は以下の通りだ。
- ポイント・アンケートサイト:55.2%
- アルバイト・副業:21.8%
- 株式投資:20.7%
- 不動産投資:10.3%
- ネットオークション:10.3%
- FXなど:8.0%
- ブログ、HPの広告収入:6.9%
- ギャンブル:6.3%
つまり、副業・兼業でお金を稼いでいるというわけではなく、給与収入以外の副収入が多いとわかる。
副業・兼業をしなくたっていいわけだ。
ちょっとしたお小遣い稼ぎをすることにより、収入の複線化を実現していけばいい。
サラリーマンが副業・副収入を求める理由
一言でいえば、年収が下がっているから。
そして今後も年収は増えない。
給与所得に頼る時代は終焉を迎えている。
それでも給料を上げることは一つの防衛策としてある。
そんなときには熱意をもって仕事をすればいい。
いまの日本人に熱意をもつ社員は6%しかいないのだから。
参考〕≫年収上げる方法は熱意をもつこと、熱意ある社員は日本に6%のみだ
サラリーマンが副業から副収入を得る方法
兼業・副業をして副収入を得ることは容易に想像できる。
副業せずに副収入を得る方法を考えてみれば下記が一般的だ。
- ポイント・アンケートサイト
- アルバイト・副業
- 株式投資
- 不動産投資
- ネットオークション
- FXなど
- ブログ、HPの広告収入
- ギャンブル
副収入の第一歩:株式投資からの配当金
私は30代半ばになりようやく副収入の重要性に気が付いた。
その第一歩目として株式投資による配当金に目を付けた。
手数料が安いマネックス証券を使ってアメリカ株投資をしている。
米国株には株主還元に積極的である、連蔵増配をしている企業が多いからだ。
おかげさまで2016年は手取で年50万円ちょっとの配当金を受け取った。
配当金という副収入は大事にしたい。
副収入の2つ目:ブログ収入
当ブログも3年目に突入している。
それほど多くは無いが、ほどほどの副収入を稼げている。
しかしながら本業より時給は圧倒的に安い。
趣味のブログの域を出ていない。
さらなる収入の複線化をどうするか?
日本人サラリーマンの年収推移を鑑みるに、収入の複線化はマストな状況である。
だからこそ政府は副業解禁に歩みを進めている。
もちろん本業からの給与収入をいまは大事にする。
それでも流れに乗って、私は副収入を重ねていこうと思う。
あなたは副収入をいくつ持っていますか?そしていくら稼いでいますか?
コメント
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