米国株の配当金;ポートフォリオの増配率は10.4%
配当金生活を目指した米国株ポートフォリオ。
2019年の増配率は10.4%でした。
1株当たりの配当金・分配金(DPS)をベースに、2018年と2019年で比較した結果です。
- 2018年DPS計算;7,772ドル
- 2019年DPS計算;8,577ドル
資本主義社会は、会社員よりも資本家・投資家に有利なのだと改めて実感します。
従業員の給料は年間10%も増えないのに、株主に支払う配当金は10%の増配をしているからです。
この事実を知ったサラリーマンは、どう思いどのような行動を選択するのでしょうか。
私はせっせと米国株に入金投資をしています。
自ら起業する勇気はないものの、資本主義の果実は取りこぼしたくないと考えているのですよ。
Ticker | Share | Trailing Div 2018 | Trailing Div 2019 | Div increase |
QQQ | 271 | 380.8 | 428.6 | 12.6% |
VYM | 533 | 1411.9 | 1,514.8 | 7.3% |
DIA | 141 | 728.5 | 803.8 | 10.3% |
VTI | 240 | 625.2 | 697.1 | 11.5% |
VT | 370 | 613.8 | 694.9 | 13.2% |
ABBV | 240 | 861.6 | 1,027.2 | 19.2% |
MO | 390 | 1115.4 | 1,263.6 | 13.3% |
JNJ | 120 | 424.8 | 450.0 | 5.9% |
HDV | 120 | 371.4 | 385.1 | 3.7% |
BTI | 286 | 714.4 | 726.4 | 1.7% |
VIG | 74 | 150.8 | 157.9 | 4.7% |
SPYD | 150 | 242.9 | 261.9 | 7.8% |
VHT | 25 | 55.5 | 90.5 | 62.9% |
RDS.B | 20 | 75.2 | 75.2 | 0.0% |
Total | 7772.2 | 8577.0 | 10.4% |
配当金生活を目指したポートフォリオの運用方針
私は投資の中期目標に、不労所得500万円/年を掲げています。
家計支出がそのくらいの金額なので、経済的自由を目指しているということです。
働かなくても良い、という選択肢を手に入れたいのですよね。
そのために配当所得を増やす、配当成長投資を選択しています。
ですから個別株では連続増配銘柄を選んでいます。
配当王やら配当貴族やら、米国株では増配株が多く存在しますからね。
ただし米国株ではインデックスETFの分配金が上昇傾向。
なので個別株を選ばずに米国株ETFをコアとしたポートフォリオでも、問題ありません。
多くの年で、インカムは増えていくのです。
米国株式市場のトータルリターンに占める配当金の割合は大きい
配当金がトータルに占める割合は、思っている以上に大きいです。
そしてどの年代においても、プラスのキャッシュフロー生み出してくれます。
つまり受け取り配当金に着目している限り、常に右肩上がりの曲線を引くことが出来るのです。
他方で資産評価額はこうはいきません。
株価下落や暴落局面では、20%以上の資産額が減少することになります。
私は心が弱いので、お金が減っていく恐怖に耐えられないでしょう。
ですので配当金をKPIにして資産形成をしています。
S&P500のトータルリターンに占める配当金の割合
- 1940年代:67%
- 1950年代:30%
- 1960年代:44%
- 1970年代:73%
- 1980年代:28%
- 1990年代:16%
- 2000年代:NA
- 2010年代:17%
- 1930~2017年:42%
配当成長投資は、増配・入金・配当再投資が3本柱
配当成長では、増配率、追加投資金額、配当再投資金額がポイントとなります。
この3つを積み上げた結果が、翌年の受け取り配当金となるのです。
2019年の米国株マイポートフォリオの増配率は10.4%でした。
それでも目標金額である250万円の配当金には届きません。
ということで配当再投資はもちろん、入金投資を継続していきます。
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