労働者の不安は、米国株価堅調の理由のひとつか?
![キャッシュフロークワドラント v2](https://america-kabu.com/wp-content/uploads/2019/12/da13727038d25f3d662cfdbcad6e248a.png)
キャッシュフロークワドラント v2
ファイナンシャル・ポインターに興味深い記事が掲載されていました。
労働者としての立ち位置に不安を感じる。
だから、資本家としての立ち位置を求めている。
まさに私が感じていることを言い表しています。
アメリカ人労働者も、多くの国々の会社員も同様に感じていることでしょう。
これまでのルールが変わる気配を感じ取り、漠然とした不安を抱えているのです。
だからこそ資本主義におけるより上位概念のルール、株式投資に目を向けているのだと思います。
そして米国株が買われているのかもしれません。
しかし米国株式市場が割安かというと、そうでも無いように見えます。
相場とは客観的数字に基づき理詰めで決まるものではない。
シラー教授は、自身が算出する客観的数字を紹介した。
シラーCAPEレシオだ。レシオは30と、歴史的に見てかなり高い。
一方で、1999-2000年を振り返ると、レシオは44倍まで行った。
今より50%ほど上だ。
最終的にはおかしくなる
2020年に向けて、労働者としても、米国株投資をする個人としても、憂いを覚えながら過ごすことになるのでしょう。
人生の分散投資。マルチステージによる冒険
![終身雇用崩壊時代の人生はマルチステージへ](https://america-kabu.com/wp-content/uploads/2022/08/35dd6649e83a68aaa3258fc9132f7447.jpg)
終身雇用崩壊時代の人生はマルチステージへ
労働者の世界も、株式市場においても、ゲームチェンジが起きている最中なのかもしれません。
だから目に見えない不安を感じるのです。
しかしだからといって手をこまねいているだけではもったいない。
みずから動いていけばいいだけです。
- 仕事
- 教育
- エクスプローラー
- 副業
- 個人事業主
たとえば人生はマルチステージ化が起きているといわれます。
つまり人生は仕事だけではないですし、株式投資だけでもない。
なので多方面での活動を回して生きていけばいいのです。
不安が行動に結びつくのかもしれません。
生き残りのための本能なのかもしれません。
とにかく、物を案じつつ手探りで前に進んでいくのです。
リスク分散とは資産運用よりも、人生戦略により必要なファクターでしょうから。
投資だけではなく、人生の100年戦略が必要か
株式投資をしていると、お金にばかり目が向きがちです。
しかしそれでは盲目的過ぎるのかもしれません。
どう生きたいのか、そんなことが重要なのだと感じます。
労働者としての立ち位置に不安を感じる。
だから、資本家としての立ち位置を求めている。
資産運用方針2020年版を策定したばかりですが、この2文で色々と考えさせられました。
私、2020年に不惑を迎えますが、まだまだ迷い続ける日々が続きそうです。
それがまた楽しいのですけどね。
以上、「労働者としての立ち位置に不安を感じる」でした。
関連記事の紹介
労働者としての危機感は、日本の終身雇用崩壊によっても助長されているでしょう
![](https://america-kabu.com/wp-content/uploads/2019/08/817019d9213a967efc0b384437b83342-160x90.png)
給与所得者は、みずから働き方を改めていく必要がありますね
![](https://america-kabu.com/wp-content/uploads/2019/01/625ca983367e641bf5d9f18ea8d6b4d7-320x198.png)
高額所得者は、自己投資を惜しみません
![](https://america-kabu.com/wp-content/uploads/2019/06/ac1e0423ce0b7e6dc03be339bfc6ca6a-320x198.png)
株式投資を始めるまえに、まず資産配分比率を設定することが先決です
![](https://america-kabu.com/wp-content/uploads/2017/04/a1851e5973e039f09e5b5dbd5be0d600-320x198.png)
コメント