労働者の不安は、米国株価堅調の理由のひとつか?
ファイナンシャル・ポインターに興味深い記事が掲載されていました。
労働者としての立ち位置に不安を感じる。
だから、資本家としての立ち位置を求めている。
まさに私が感じていることを言い表しています。
アメリカ人労働者も、多くの国々の会社員も同様に感じていることでしょう。
これまでのルールが変わる気配を感じ取り、漠然とした不安を抱えているのです。
だからこそ資本主義におけるより上位概念のルール、株式投資に目を向けているのだと思います。
そして米国株が買われているのかもしれません。
しかし米国株式市場が割安かというと、そうでも無いように見えます。
相場とは客観的数字に基づき理詰めで決まるものではない。
シラー教授は、自身が算出する客観的数字を紹介した。
シラーCAPEレシオだ。レシオは30と、歴史的に見てかなり高い。
一方で、1999-2000年を振り返ると、レシオは44倍まで行った。
今より50%ほど上だ。
最終的にはおかしくなる
2020年に向けて、労働者としても、米国株投資をする個人としても、憂いを覚えながら過ごすことになるのでしょう。
人生の分散投資。マルチステージによる冒険
労働者の世界も、株式市場においても、ゲームチェンジが起きている最中なのかもしれません。
だから目に見えない不安を感じるのです。
しかしだからといって手をこまねいているだけではもったいない。
みずから動いていけばいいだけです。
- 仕事
- 教育
- エクスプローラー
- 副業
- 個人事業主
たとえば人生はマルチステージ化が起きているといわれます。
つまり人生は仕事だけではないですし、株式投資だけでもない。
なので多方面での活動を回して生きていけばいいのです。
不安が行動に結びつくのかもしれません。
生き残りのための本能なのかもしれません。
とにかく、物を案じつつ手探りで前に進んでいくのです。
リスク分散とは資産運用よりも、人生戦略により必要なファクターでしょうから。
投資だけではなく、人生の100年戦略が必要か
株式投資をしていると、お金にばかり目が向きがちです。
しかしそれでは盲目的過ぎるのかもしれません。
どう生きたいのか、そんなことが重要なのだと感じます。
労働者としての立ち位置に不安を感じる。
だから、資本家としての立ち位置を求めている。
資産運用方針2020年版を策定したばかりですが、この2文で色々と考えさせられました。
私、2020年に不惑を迎えますが、まだまだ迷い続ける日々が続きそうです。
それがまた楽しいのですけどね。
以上、「労働者としての立ち位置に不安を感じる」でした。
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