投資家が「お金」より大切にしていること
ひふみ投信のマネージャー藤野氏の著書に、投資家が「お金」よりも大切にしていることがある。
この投資本を参考に、個人投資家が「お金」よりも大切にしていることを考えてみたい。
投資のエネルギーの8要素
藤野氏によれば、投資のエネルギーは8項目によって成り立っている。
投資のエネルギー8要素
- 情熱
- 行動
- 時間
- 回数
- 知恵
- 体力
- お金
- 運
つまり、投資においては「お金」はひとつの側面ということ。
換言すれば、お金よりも大切、もしくはお金と同様に大切な7項目が存在しているのだ。
投資の3つの果実
鎌倉投信によれば、投資の果実は3つの要素の掛け合わせとなっている。
- 資産形成
- 社会形成
- こころの形成
これらいずれが欠けても、投資における成功はない。
資産形成の他に、
- 他人や社会への信頼
- 個人のこころの形成
が大切であると説く。
この2つは、お金よりも大切なものに繋がる。
個人投資家の私が、「お金」よりも大切にしていること
こうしたことを踏まえ、個人投資家である私自身が「お金」より大切にしていることを考えてみた。
定番のフレームワークである
- ヒト
- モノ
- カネ
に分類してみよう。
ヒト:自分および家族
お金を貯める作業はハマると楽しい。
数字が積み上がっていく姿は、小さな積み重ねの重要性を教えてくれる。
しかしお金は貯めるだけではなく、使ってこそ意義あるものである。
誰がお金を使うか、を考えると
- 自分
- 家族
- それ以外の人
に分けられる。
ただし自分のお金を使う事に限定すれば、ユーザーは自分および家族であることが望ましい。
なので、お金より大切なものは何か、を「誰が自分のお金を使うのが大切か」に置き換えると、答えは自分もしくは家族になる。
お金は使う人がいてこそ価値がある。
だとすれば使う人がお金の上位となる。
だから私にとって、お金より大切なものは自分自身および家族である。
こうしてみると家族を、資産運用よりも大切にしたいと思う。
モノ:自分や家族、他人が喜ぶもの
多くの場合、モノやコトは、お金を支払うと手に入れることができる。
だが余計なもの、要らないものにお金を使う必要はない。
不要なものを言い換えると、お金を使って手に入れたが誰も喜ばないモノ・コトを指す。
逆に言えば、自分・家族・それ以外の人が喜んでくれるモノ・コトにお金を使うことが望ましい。
これらは、お金よりも大切ではなかろうか。
とくに妻や子どもとのコト・体験は、何にも代えがたい。
お金よりも大切なものだと断言できる。
カネ:サラリーマンでも米国株投資によりアーリーリタイアが可能だと証明すること
ほぼ毎日、ブログを日記代わりに書いていると、目的を失いがちになる。
私がポエム的にブログを投稿しているのは、
「サラリーマンでも米国株投資によってアーリーリタイアが可能であると証明すること」
その過程を日々記している。
人生100年時代といわれる現代社会。
長く働くことが求められている。
しかしアーリーリタイアしたい人だっているでしょう。
そんな方々に当ブログが少しでも参考になれば嬉しいと思う。
投資では、インカムが生活費を上回る経済的自由の到達を狙っている。
そのために最近では、米国株投資以外にも手を伸ばし始めた。
インカム投資として太陽光発電投資を開始したのだ。
不労所得を得ることが目的である。
インカム狙いという大きな枠でとらえれば、配当金投資と同じ部類だと認識している。
インカム額 > 生活費 の状態へと進む手段である。
こうしてみると、私がお金よりも大切にしているのは、「事前に設定した目的を達成すること」だと再確認した。
お金よりも大切なことはあるのか?
藤野氏著作、投資家が「お金」よりも大切にしていることでは、
あなたには、「お金」よりも信じられるものがありますか?
あなたには、「お金」よりも大切なことがありますか?
と問いかける。
この答えは、投資家各々が人生や投資という長い旅をしながら見いだしていくものだ。
今のところ私にとっては
- 自分・家族
- そして自分・家族・他人が喜ぶモノ・コト
これが「お金」よりも大切にしていることである。
あなたにとって、お金よりも大切にしていることは何ですか?
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