兼業投資家に必要な3つの資産運用スキル

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兼業投資家

兼業投資家

兼業投資家たるもの、自身の性格やスキルにあった運用方針を採りたい。

彼を知り己を知れば百戦殆うからず。

負けない投資ができる可能性が高くなるからだ。

 

ということでサラリーマン投資家に必要な技能を3つ抽出してみた。

  1. 管理能力
  2. 知識・技術
  3. コミュニケーションスキル
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兼業投資家の運用戦略に、プロジェクトマネジメント思考を応用する理由

リアル人生ゲーム

リアル人生ゲーム

人生とはゲーム。

リアルなゲームには金融資本・人的資本・社会資本が存在する。

人類はこれらアイテムを用い、人生ゲームをプレイしているのだ。

 

兼業投資家の資産運用だって同じ。

ではサラリーマン投資家による運用戦略とはどのようなことを指すのだろうか。

資産運用戦略とは、目的を達成するためのもの

資産運用とは何か?

自身がもつ資産をやりくりし、増やしていく方法に他ならない。

 

では戦略とは?

目的を達成するために、長期的視野および複合的思考で力や資源を総合的に運用し、意思決定下すことであろう。

 

つまり資産運用戦略とは、目標額に向けた、金融資本・人的資本・社会資本の活用方針といえる。

こうなればサラリーマン投資家はしめたもの。

日常業務で汎用しているフレームワークが使えるのだから。

プロジェクトの特徴は、資産運用戦略につながる

資産運用とは、人生におけるプロジェクトのひとつ。

たとえばその特徴を確認してみよう。

プロジェクトの特徴

  1. 明確に定義された目標
  2. 必ず開始時点と終了時点がある
  3. 永続的でない一時的な組織が担当する
  4. 1人のリーダと複数のメンバーから構成される
  5. 目的達成のための予算が与えられる
  6. いくつかの工程から成り立つ
  7. ライフサイクルの各段階で必要資源が変化する
  8. 予期できない事態が発生することがある
  9. 後工程ほど変更・修正の困難度が増す

投資方針の策定項目と似ているのではないだろうか。

 

資産運用に置き換えると、以下のようになる。

基本的な投資計画例、引用;バンガード社

基本的な投資計画例、引用;バンガード社

やはり個人投資家の計画は、プロジェクトマネジメントと類似している。

であるとすれば、プロマネのスキルを参考に、兼業投資家に求められる能力を考察できるはずだ。

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サラリーマン投資家の資産運用戦略;3タイプ別の比較

プロジェクトマネジメントスキルと運用戦略

資産運用に必要な3つのスキル

資産運用に必要な3つのスキル

 

プロジェクトマネジメントスキルを三つ挙げるならば以下が思い浮かぶ。

  • 管理能力
  • 知識・技術
  • コミュニケーション

 

それぞれの技能を資産運用に応用すると、どうなるだろうか。

管理能力重視タイプは、インデックス投資がベター

管理能力タイプの兼業投資家は、株式のインデックスを選択するのが良いと思う。

すなわち目標設定の上でアセットアロケーションを策定し、その後は余剰資金を金融資産に逐次投下していくのだ。

とくにリバランスの際には、進捗管理能力と業務遂行スキルが生かされる。

 

このタイプは、資産運用の王道を選択できるメリットがある。

 

他方でこの戦略のデメリットは忘れてはならい。

「ゆっくりお金持ちになる」ということ。

つまり資産形成を体感するまでに時間がかかるのだ。

 

だからこそ目標への進捗状況を適宜確認をし、軌道修正をすることが求められる。

知識・技術タイプは、個別株が視野に入る

知識・技術タイプのサラリーマン投資家は、個別株投資がよいかもしれない。

株価指数よりも優れたリターン、もしくは低リスクを選択するということ。

株式市場との心理戦、頭脳戦により、大きな収益を得られる可能性がある。

 

しかしそこは海千山千の世界。

お金を失う危険性をはらんでいる。

そのリスクを回避するために、知識や経験の深堀が必要となるだろう。

コミュニケーションスキルに秀でた投資家は、他技能を磨いてレバレッジ不動産投資も

このタイプはいわゆるサラリーマン大家を目指す人が多い。

コミュニケーション能力を生かし、不動産会社・地主・銀行・管理会社・その他ステークホルダーとチームを作るのだ。

その結果、レバレッジ投資が可能となる。

 

よって大きくスピーディに資産を増やせる可能性が高い。

 

しかしながらコミュニケーションスキルだけではどうしようもない。

つまり最低限の進捗管理能力や不動産関連知識が求められる。

借入金を活用する分、初めの失敗が取り返しにくいデメリットを内包しているのだ。

 

だから実物資産投資は、総合力勝負で挑んだ方が良い。

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兼業投資家として、資産運用をどうしていくか?

私個人的には、サラリーマンで日常的につかっている技能を、投資に転用するのがよいと考える。

具体的には目標管理およびコミュニケーションとなる。

 

まずは米国株のインデックスを主体としたアセットアロケーションとなる。

つまり米国株ETFに対する余剰資金の逐次投入を続けていく。

具体的にはVTI、QQQ、VYMがメインとなるポートフォリオだ。

 

他方でインデックス投資だけでは、目標到達までのスピードが遅い。

したがい不動産投資などのレバレッジ活用を検討する。

こちらは数年単位での時間軸で考える。

 

いずれにせよ兼業投資家として、資産運用の目的・目標が何なのかを忘れずにおきたい。

そして期限内に達成するというゲーム攻略を続けていく。

プロジェクトマネジメント活動が成功する条件

  1. 期限内に
  2. 予算金額内で
  3. 期待レベルの技術成果のもと
  4. 割り当て資源を有効活用して
  5. 顧客が満足する状態で完了する

 

以上、「兼業投資家に必要な3つの資産運用スキルを考えてみた」でした。

 

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