囚人のジレンマを、個人投資家目線で見たら株価暴落の原因に繋がった

囚人のジレンマを、株式投資に当てはめて考えてみました。

すると投資家心理と株価暴落という点と点が、線に繋がりました。

ということで、囚人のジレンマのフレームワークを投資に応用して結果を紹介します。

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囚人のジレンマとは、ミクロ経済学のゲーム理論で有名な例え話

囚人のジレンマとは

囚人のジレンマとは

囚人のジレンマは、例え話です。

以下に概要を示します。

 

状況

  • 2人組の泥棒(AとB)が警察に逮捕された
  • 警察は二人に対し、以下の提案を行った
  • 二人の取り調べは、同時に別々の部屋で実施する

 

①片方が自白し合い方が黙秘した場合 

  • 自白者は釈放
  • 黙秘者は、懲役10年

 

②両者とも自白したら

  • どちらも懲役7年

 

③両者とも黙秘したら

  • どちらも懲役1年

 

囚人のジレンマからみる、全体最適と部分最適の比較

二人とも黙秘することが、最適な選択

囚人のジレンマ、全体最適編

囚人のジレンマ、全体最適編

二人の泥棒にとって、最適な選択肢は、「二人とも黙秘する」です。

両者の懲役合計年数が2年であり、最短だからですね。

これが全体最適。

 

個人にとっては、釈放されることが最適な答え

囚人のジレンマ、部分最適編

囚人のジレンマ、部分最適編

他方で、部分最適を考えてみたらどうでしょうか。

「自白して釈放」されることが個人の泥棒にとっては最短の刑期となります。

ですから、AもBも同じことを考えるわけです。

 

Aの心の中

  • Bは、自分だけ自白するだろう
  • このまま黙秘したら自分(A)だけ懲役10年になってしまう
  • 黙秘して10年か、自白して7年かを選ばなくてもいけない

 

Bだって同様に思います。

 

AもBも、刑期はもっと短くなるはずでした。

  • 釈放
  • 1年
  • 7年
  • 10年

しかし、7年か10年という、より厳しい刑罰を受ける選択肢からチョイスせざるを得なくなったのです。

これがまさにジレンマ。

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囚人のジレンマを、株式投資に当てはめてみたら株価暴落の理由が見えてきた

上述の通り囚人のジレンマは、心理的な駆け引きを伴います。

このフレームワークは、個人投資家に応用が可能。

たとえば囚人のジレンマを個人投資家に当てはめてみると、以下のようになります。

 

投資家Aの心の中

  • 他投資家は、自分だけ売り逃げするだろう
  • このまま買いを続けたら自分(A)だけ利益を得ることができなくなってしまう
  • 買いを続けて利益を得ないか、売り逃げして損失を最小限にとどめるかを選ばなくてはいけない

 

こうした状況下では、売りが売りを呼ぶ市場環境となります。

株価暴落の一因となりかねませんね。

 

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囚人のジレンマを知り、個人投資家の心理状況は株価暴落の一因だとわかった後の行動

投資家の心理サイクル

投資家の心理サイクル

 

株式市場は、ときに歪みを生じます。

とくに投資家が偏った心理状態となれば、適正価格と現在価格の差が大きくなる。

ここに株価暴落の原因が見え隠れしますね。

 

株式投資には人が介します。

全ての人間が、ロジックに従って行動しているわけではありません。

ですから利益や本質的な価値だけでは、株価は説明ができなくなることだってあるのです。

囚人のジレンマを、株式投資に当てはめてもその一因が理解できました。

 

株価暴落は、経済危機に起因することもありますが、人間心理だってその一因となる場合だってあるわけです。

多くのファクターが、株価形成に寄与しているのですね。

ですから将来の株価下落を予想することが困難なのです。

 

だとすれば、個人投資家はあらゆる未来を想定しておくことが良いのでしょうね。

 

以上、「囚人のジレンマを、個人投資家目線で見たら株価暴落の原因に繋がった」でした。

 

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