将来不安や老後不安。
日本に蔓延している負のオーラ。
美しいニッポンにはそぐわないもの。
でもいまのアラフォーサラリーマンには耐性があります。
なぜって社会人になった時から逆境続きですから。
- 就職氷河期
- リーマンショック
- 失われた20年
そんなアラフォーサラリーマンが集まる飲み会がありました。
振り返ってみると示唆に富む内容。
せっかくなのでブログ投稿しておこう。
単なる同級生の集まりなんですけどね。
今回の飲み会メンバー
- 大学同級生の4名
- 全員アラフォー
- 既婚者・子持ち
アラフォーサラリーマンは、過去を振り返りつつ将来不安を抱えている
大学の同級生がアラフォーになるとどうなるか?
20年来の付き合いということになります。
10代・20代・30代・(40代)のお互いをしっている仲ですから。
自然と会話の流れは時間軸を伴ったものになる。
- 過去
- 現在
- 未来
すると10代・20代のころの武勇伝に花が咲きます。
やんちゃだった頃のお互いを指摘し合い、いまとのギャップを楽しむわけ。
つまりアラフォーになると、ある程度落ち着いた男になっている。
とはいえ根本は変わらない。
これが多くの男でしょう。
いわゆるバカってやつ。
そして既婚者や子持ちが集まると、家族の話にもなります。
- 自分の将来
- 家族の将来
- 子供の将来
アラフォーがあつまると、近況報告が最初のメイントピックスとなるということ。
アラフォーサラリーマンの不安は、仕事・お金・健康が中心
10代・20代の頃の飲み会の話題と大きく変わるは?
それは
- 仕事
- お金
- 健康
が中心となることです。
アラフォーサラリーマンなら、会社内における自分の立ち位置が分かってくる。
だからこそ共感できたり議論できたりすることが出てくる。
したがい、お金や仕事が会話の中心となるのです。
以上のことから、将来不安の対象が絞られてきます。
- 仕事
- お金
- 健康
- 自分
- 家族
アラフォーサラリーマンが将来不安を抱える理由
アラフォーサラリーマンが将来不安を抱える理由はどこからくるのか?
それは自らが従業員であることに起因します。
サラリーマンを15年も20年も続けていれば、壁が見えます。
そして外部環境は厳しいのだと認識しますね。
その結果、将来不安を抱くというわけです。
では今回集まった4名が、どのように将来不安を克服していくのか?
アラフォーサラリーマン達による対策が面白かったので紹介します。
アラフォーサラリーマンの、将来不安への準備方法
4名の内、2人はサラリーマンを続ける上でのリスクヘッジをとっていました。
資格取得へと動いていたのです。
- MBA
- PhD
具体的には
- MBAを取得し、本社勤務になりそこからキャリアパスを広げる作戦
- PhDを取得し、学内でのポジションアップを狙う作戦
こんな感じ。
MBAをとるのには300万円くらいかかる様子。
自己投資として資金ねん出したそう。
そして2年間、土日がつぶれているとのこと。
一方のPhDは、論文博士を取得する予定。
とはいえ大学教授とコンタクトをとったり、論文の調整をしたりと時間はかかる。
いずれにしても、時間とお金を投下することに変わりはありません。
投資家目線でみれば、
- 自分に投資をするのか
- その他資産に投資をする
この差にすぎません。
ちなみにどちらの人も、「アラフォーになる前にやっておいてもよかった」と言っていました。
確かにMBAやPhD、その他資格取得に年齢は関係ないです。
20代の頃からでも取得可能ですから。
なぜいまになり資格取得に動いているのか?
アラフォーになり機が熟したのか、はたまた危機感からの行動なのか。
それは分からない。
いずれにしても、若かろうがそうでなかろうが学び続けることには大賛成です。
もしいまの20代サラリーマンが、今後も会社員を続けていく気があるのなら、しっかりと自己研さんに務めたが良いと思います。
自己投資をしているサラリーマンならば、生き残れる確率は高くなるから。
従業員(半分ビジネスオーナー)の将来への備え方
その他の一人は、8年ほど前にビジネスオーナーの娘と結婚しました。
100名くらいの会社だそう。
いまはそこの経理担当。
いずれは社長になってしまいそうな感じです。
会社業績はわるくはない。
しかし将来のビジネス環境がどうなるのかが不安とのこと。
その際にはコンサルとして中小企業を支援したいとのコメント。
世の中には中小企業が数多くある。
経営はかなり厳しいが社員を抱えている。
将来に向かって頑張っているのは知っている。
だからこそ自分自身がやってきたことベースにコンサル業が出来るのではないか?
こんな考えだそうです。
その為には、M&Aを経験したいとのこと。
これはサラリーマンではなかなか出てこない言葉。
ビジネスオーナーに近い立場になると、視座が高くなるのでしょうね。
アラフォーから兼業サラリーマンになって投資もする
これは私。
サラリーマンではあるものの、兼業投資家として人生のリスクヘッジをし始めた。
所得の分散を目指すという考え。
将来や老後不安を自己認識しているなら、いますぐ行動を
今回紹介したアラフォーサラリーマンの将来不安への対策は3つ。
- サラリーマンとして働き続ける為のスキルを取得する
- 万が一のときでも、自分ひとりで稼いでいく方法を用意しておく
- 所得の分散を図り、将来不安に備える
いずれも現状分析からの行動となっています。
サラリーマンなら分かりやすいフレームワークの
- 現状
- 課題
- 対策
何かに不安を抱くなら、その原因を理解して対応策をさっさとうってしまえばいい。
そんな私も、35歳のころから対策し始めたのですけどね。
時は金なり。
投資家ならば時間の重要性を理解していることでしょう。
だったら行動をともなっていきたいですね。
もし将来不安をもっているなら、いますぐ原因をつきとめて対策をうっていきましょう。
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