マネックス証券が、ロボアドバイザーサービス「マネックスアドバイザー」の説明会を開催した。
- 開催日:2017年10月20日
- 場所 :東京証券取引所
マネックスアドバイザーはETFの特徴・メリットを生かすサービス
マネックス証券社長 松本大 氏は熱くETFのメリットを語った。
- 分散投資が簡単にできる
- リアルタイムの値段で買える
ETFが発展してきた歴史
松本氏は米国市場でETFが拡大してきた歴史を紹介した。日本もこれに追随するが、赤字で記載した流動性の部分がいまの課題だと言う。
値段がリアルタイムで可視化される
↓
流動性が上がる
↓
コストが下がる
↓
さらに注目され流動性が上がる
↓
様々な投資商品や手法が生まれる
この流動性を確保し、多くの投資家から注目されることが日本のETFの次のステップとなる。
ETF(東証上場)のメリット
東京証券取引所 金融リテラシーサポート部 課長 三木誠 氏が、東証上場のETFのメリットを説明した。
- 分散投資が簡単にできる
- リアルタイムの値段がつく
- 円建てで買える
円で購入できるところが、東証上場ETF(JDR)の最大の特徴ということになる。
ちなみに最近ではつみたてNISA制度が開始されることによりファンドのみならず投資商品全体に低コスト化の流れを感じるという。
低コストETFが米国で広まった理由
アメリカにおいてはファイナンシャルアドバイザーが個人投資家に助言をする。そのアドバイスをうけて一人一人がETFなどを用いてポートフォリオを築き上げていく。
その結果、多くの投資家はETFを売買することになり流動性が高まっている。
この米国におけるファイナンシャルアドバイザーの役割を、マネックス証券は「マネックスアドバイザー」サービスで代替することを提案している。
- 米国→ファイナンシャルアドバイザー
- 日本→マネックスアドバイザー
マネックスアドバイザーとは、ファイナンシャルアドバイザーの代わりになる
私の理解を示すと以下の通り。
- マネックスアドバイザーを通じ
- 個人投資家は
- 最適なブラックロック社の東証上場ETFを
- 売買発注することにより
- 分散されたポートフォリオを構築できる
運用残高に0.3%/年のコストのみがかかり、売買手数料は0なのが特徴だ。
「マネックスアドバイザー」の5つの特長
- プロの市況見通しが反映できる!適宜可能な運用プランの見直し
- 全国の金融機関口座からも積立可能!「スマート積立」機能搭載
- 業界最安水準!サービス利用料(※3)は年率0.3%(税別)
- 少額から始められる!初回設定金額は5万円から、追加投資は毎月1万円から
- 低コストでの国際分散投資を実現!「iシェアーズETF東証上場シリーズ」を対象
マネックスアドバイザーでのポートフォリオ見直し
ポートフォリオを見直しする場合には、いくつかの質問に回答したあとに以下3つから方法を選ぶ。
- 見直しを自分で設定する
- マネックスの見通しを反映する
- ブラックロックの見通しを反映する
続いてマネックスアドバイザーのおすすめするETF注文内容がでてくるので、これを参考に買付注文するかを決める。
マネックスアドバイザーの対象銘柄はiシェアーズETF
マネックスアドバイザーとウェルスナビの比較
マネックスアドバイザー | ウェルスナビ | ||
---|---|---|---|
売買発注 | 自分で実施 | 自動 | |
対象ETF | iシェアーズ東証ETFシリーズ | 海外ETF | |
年間手数料 | 0.3% | 1% (3,000万円迄) |
完全に投資をオートメーション化したいならウェルスナビに軍配があがる。
一方で、アドバイスを受けながらカスタマイズしたいならマネックスアドバイザーとなる。
マネックスアドバイザーのコンセプトは下記であると私は感じた。
- ×ほったらかし
- ○ 関心を高める
- ×日々の動き
- ○長期投資
マネックスアドバイザーは、ETFを使い個人投資家の成長を促す
分散されたポートフォリオを構築する場合、様々な方法がある。
- ラップ型
- ウェルスナビなど
- 8分散投信など
- マネックスロボアドバイザー
- 自分ポートフォリオを構築する
マネックスアドバイザーとは、あくまでもアドバイスをするだけであって、ETFの売買発注は投資本人が確定する。
自分で考える機会=自分の意見を表明、決断、行動、学習
と考える場合、個人投資家の成長を促すことにつながる。
少しアドバイスを受けながらETFでポートフォリオを構築したいならマネックスアドバイザーがおすすめだ。
1年くらい使ったら、自分で米国ETFに投資したくなるでしょう。
See you!
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マネックス証券での米国株投資についてはこちら
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