米国増配株式ETF、VIGを18株購入した。NISA口座でのETF買付手数料の利点を生かし少額買付を実施したのだ。
イギリスの国民投票によりEU離脱へと傾いたおかげで為替の変動が激しい。ポンドは安くなり、円は史上最大の振れ幅となった。
この円高チャンスを投資に生かしたい。そんな理由もあってVIGを購入したのであった。
VIG 2016年の株価動向
VIGの株価は1月にやや低迷したものの、それ以降は堅調な動きを示している。
購入時の為替を加味すると、その印象が変わる。
購入月 | 株価 (ドル) | 為替 | 株価 (円) |
1月 | 72.35 | 117.42 | 8495.3 |
3月 | 78.33 | 113.96 | 8926.5 |
6月 | 80.6 | 102.48 | 8259.9 |
6月に80.6ドルで購入した時が最もドル建てではVIGの最高値であった。ところが円建てでみると6月が最安値なのだ。
為替のマジック。
株価×為替 の二軸で考えると、米国株投資は難解となる。
なので私は、円建て、ドル建てで、成績の良い方を見る事にした。
いいとこ取りってわけだ。これによりメンタルをサポートして、投資継続を可能とする作戦だ。
例えば、いま現在は円高の為、円建て評価では投下資金よりも評価額の方が低い。だがドル建てではしっかりとプラスを保っている。こういった場合には
「ドル建てではプラスだし、投資継続していこう」
と、ポジティブに考える。
VIGの保有上位10銘柄と純資産総額に占める割合
マイクロソフト | 4.1% |
コカ・コーラ | 4.1% |
ジョンソン・エンド・ジョンソン | 3.9% |
ペプシコ | 3.8% |
CVSヘルス | 2.9% |
マクドナルド | 2.9% |
メドトロニック | 2.7% |
スリーエム | 2.6% |
ウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンス | 2.4% |
ユナイテッド・テクノロジー | 2.2% |
純資産総額に占める上位10銘柄の割合 | 31.6% |
16年3月末時点
15年12月末時点と比べると、VIGの上位銘柄に変更がある。例えば、前回ベスト10入りしていた【IBM】や、【WMT】ウォルマートが今回はランク外となっている。
株価低迷のせいなのか?
それとも、銘柄入れ替えのせいなのか?
よくはわからない。
いずれにせよ、バンガードR・米国増配株式ETF【VIG】は
- 10年以上連続して増配の実績を持つ米国普通株で構成
- 増配の可能性が低い銘柄は除外
なので、私の投資方針にもぴったりと当てはまる。
それで、結局は?
投資方針は変わらない。
イギリスがEU離脱しようが、為替が円高になろうが。
そんな訳で、米国連続増配銘柄への投資に傾倒する。
See you!
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