米国市場におけるグロース株の代表銘柄がある。
成長銘柄はNASDAQに上場しているものばかり。
いくつかの企業を合わせて呼称することがある
- FANG
- FAANG
- FAAMG
これらグロース株の名称が、それぞれどの銘柄を含んでいるのかまとめてみた。
FANGとFAANGとFAAMG株とは?
一覧をみたら、本記事の役目は既に終わり。
米国を代表するハイテク株6つを、どのように組み合わせるのかで呼称が変わるだけだ。
- FB:フェイスブック
- AMZN:アマゾン
- NFLX:ネットフリックス
- GOOG:アルファベット(グーグル)
- AAPL:アップル
- MSFT:マイクロソフト
FANGの名称:生みの親はジム・クレイマー
2017年に入りうまれた造語、FANGとは4つのハイテク株の頭文字をとった総称である。
- FB:フェイスブック
- AMZN:アマゾン
- NFLX:ネットフリックス
- GOOG:アルファベット(グーグル)
ただしこの中に仲間外れが一つある。
NFLX:ネットフリックスである。
時価総額が他銘柄に比較して少ないのだ。
さらに2017年に入りアップル:AAPLやマイクロソフト:MSFTの株価が堅調となってきた。
そんな背景もあり、FANGから派生してFAANGやFAAMGという名称が生まれたのであった。
FANGとFAANGとFAAMG株の時価総額は大きい
いずれも超人気のハイテク株である。
なので株価上昇率が素晴らしい。
したがって時価総額も大きい
例えばFAAMGの時価総額をS&P500と比べてみる。
- FB:フェイスブック
- AMZN:アマゾン
- GOOG:アルファベット(グーグル)
- AAPL:アップル
- MSFT:マイクロソフト
S&P500インデックスの構成銘柄500社のうちFAAMG5社で、時価総額の37%を占める。
1%の企業が、時価総額の37%を積み上げているのだ。
さらに2017年6月時点で、FAAMG5社だけでNASDAQの年初来リターン(YTD)の55%を稼いでいる。
グロース株がどれだけ素晴らしいのかを示すデータだ。
FAANGとFAAMG,そしてFANG株価が堅調な2017年
FANGとは「牙」という意味であり、人気のある成長株はパフォーマンスに優れている。
上述のようにNASDAQの株価上昇率よりも、圧倒的にFANGの方が良いリターンをたたき出している。
最後にそれぞれの直近10カ月の株価チャートを見ておこう。
FB:フェイスブック
ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のトップ企業。
実名登録にてネット上で交流するという特徴がある。
ハーバード大学時代にFacebookを設立したマーク・ザッカ―バーグは超有名人。
AMZN:アマゾン
世界最大のネット小売り企業。
Eコマースの覇者。
創業者ジェフ・ベゾスの天才的な戦略で、この世界をどこまで変えられるのか楽しみ。
NFLX:ネットフリックス
ネット配信サービスで有名。
もともとはDVD宅配レンタルサービスをしていた。
コンテンツが豊富で、サービス地域を2016年以降急拡大している。
GOOG:アルファベット
インターネット検索の世界トップ企業
グーグルの検索エンジンなくして、ネットサーフィンなし。
グーグル先生とまで言われる存在に急成長。
AAPL:アップル
デジタル機器のパイオニア。
スティーブ・ジョブズのカリスマ性に率いられていた。
ジョブズ亡き後も、スマホiPhoneのドル箱を生かしたキャッシュフローと株主還元に注目が集まる。
MSFT:マイクロソフト
世界的なソフトウェア開発会社。
ウィンドウズで有名になった。
創業者のビルゲイツは、世界有数のお金持ち。
FANGとFAANGとFAAMGは魅力的な米国グロース株
株式投資初心者でも投資をしたくなるような企業。
さらにリターンが優れている。
いまの株価が高くても、将来さらに伸びる可能性を見せてくれるのが米国グロース銘柄だ。
私はまだこれらの個別株には投資をしていないけど、いつだって注目している。
グロース株でもバリュー株でも、アクティブ投資もパッシブ投資も、米国株投資って素敵。
See you!
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