三菱サラリーマンさん著作「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門」
三菱サラリーマンさん、いまは穂高唯希さんが「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門」を出版なされました。
おめでとうございます。
三菱さんといえば
- 自分の人生は自分で決めるのだという強い意志
- 目的に到達するための必要事項を同定し優先順位付けする戦略眼
- 目の前のタスクひとつひとつを目的と結びつける戦術性
- 外部環境に左右されずにつねにゴールへと一直線ですすむ継続力
- そしてそれを日常に落とし込むための応用テクニック
これら以外にも多くのスキルを兼ね備えていらっしゃいますね。
そしてFIREムーブメントを牽引し、知性と説得力を兼ね備えた伝道師としての地位を確立されています。
そんな穂高唯希さんから、「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門」を献本いただきました。
20代、30代の会社員は必読;経済的自立とともに、精神的自立に寄与する
本気でFIREをめざす人のための資産形成入門の冒頭では
経済的に自立した上で、自分の人生は自分で切り開く
とあります。
ここには
- 人生における自立
- 経済的な自立
2つの意味が込められると感じます。
なぜ人は生まれてきたのでしょうか。
いま生きている理由はどんなものでしょうか。
これから何をしたいのでしょうか。
「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門」を読むと、そんな風に考えたりもします。
哲学的ではありますが、投資をする前に自分が何を考えているのか、どうしたいのか、それはなぜなのかを見つめ直すきっかけを与えてくれるのです。
人が生を受けそれを終えるまで、多くのマイルストンがあるはずです。
そのひとつひとつで、人生を見つめ直すことがあるでしょう。
でもせっかくならば、より若いうち、つまり未来への可能性を大きくもっている時の方がよいと思います。
そうした意味で、10代後半~30代くらいまでに「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門」を一読しておくとよりインパクトがあるかもしれません。
とくに会社員として働きながら、漠然とした不満や不安を抱いている人にとって、三菱さんの生き方はひとつのモデルケースとして参考になることでしょう。
投資や資産形成は、目的に近づくための手段でしかない
「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門」のチャプター5は
資産形成は目的ではなく手段
とあります。
三菱さんの場合は
- 経済的に自立する
- 自分の人生は自分で決める
- そのために高配当・増配株投資法を選んだ
ということですね。
こうなってくると、資産形成フェーズを終えた三菱さんが、これからどのような生き方を選択していくのか楽しみになります。
人生二度なし、悔いなく生きよ
という信条をもつ穂高唯希さん。
豚舎を脱出した後は、どのような世界に飛び込むのでしょうか。
一読者としてワクワクしながら今後の報を待つことにします。
本書を読むと、投資はもちろんですが、人生についてより深く考える癖がつく効用がありますね。
以上、「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門」は生き方を再考できる良書でした。
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