厚生労働省の若手チーム緊急提言を見て感じた「年金と老後への不安」

氷河期世代の私は、年金や老後に対する不安が膨らんでいます。

厚生労働省の年金財政検証や若手チームの緊急提言を見た事が理由です。

しかし心配だけしていても問題解決には至りません。

 

ということで、年金不安を覚えた理由とその対処法について私見を紹介します。

年金と老後に不安を覚えた理由

  • 将来の年金支給水準を示す「財政検証」経済成長と労働参加の高低で6段階の試算を公表
  • 他方で厚労省若手チームが過剰労働でミス生まれかねない」と緊急提言
  • なので、年金財政検証を信頼する事ができない

 

参考資料

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厚生労働省「国民年金及び厚生年金に係る財政の現況及び見通し」

年金の財政検証、引用;ニュースノミカタ

年金の財政検証、引用;ニュースノミカタ

2019年の財政検証。年金のシミレーションが6つの条件で試算されています。

経済成長と労働参加の度合いによって、年金額がいくらになるのかが公表されたのです。

ここでは、この年金財政検証の前提条件を確認してみました。

年金制度についての前提

2016年年金改革法による公的年金制度の改正を反映されています。

  1. 短時間労働者への被用者保険の適用拡大の促進 (500 人以下の企業の任意適用)
  2. 国民年金第1号被保険者の産前産後期間の保険料免除
  3. 年金額の改定ルールの見直し

 

年金額の改訂ルールは以下の見直しが挙げられていました。

  • マクロ経済スライドの見直し(未調整分をキャリーオーバーする仕組み) )
  • 賃金・物価スライドの見直し(賃金変動に合わせて年金額を改定する考え方を徹底)

社会・経済状況に関する主な前提

  • 人口の前提「日本の将来推計人口」
  • 労働力の前提「労働力需給の推計」
  • 経済の前提
  • その他の制度の状況等に関する前提

 

人口の前提として2065年での出生率中位を1.44としています。

出生率の中位は1.44

出生率の中位は1.44

 

経済の前提は、2028年迄と、2029年以降とに2段階に分けてシミレーションし、6つのケースが公開されました。

経済前提のイメージ

経済前提のイメージ

氷河期世代の心の声

年金額の改訂ルールって頻繁に見直しされているけど、大丈夫?

自分が年金を貰うまでにあと何回修正されるの?

結婚しない・子供うまない人が増えているけど、出生率は1.44に維持できるの?

失われた20年って言われるけど、今後は経済成長とか労働参加は進むの?

 

年金財政検証をみると、こんな声が心の中に浮かぶのではないでしょうか。

なにせ氷河期世代は、経済的に不遇の時代を過ごしていますからね。

心のリスクヘッジとして、最悪のケースを想定しがちなのです。

 

さらに不安を助長するのが、厚生労働省の劣悪な労働環境。

厚生労働省の若手チームが、「このままでは年金等に関する不祥事が発生するだろう」と言っているほどです。

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厚労省若手チームの緊急提言を見て、「年金の財政検証にもミスがあるのでは?」と感じてしまう

厚生労働省若手チームの緊急提言

厚生労働省若手チームの緊急提言

厚生労働省の若手チームによる緊急提言は、

① 直ちに組織として対応すべき重要な課題
② 令和2年度予算 に関連するもの

に絞ってまとめられています。

 

私がざっと読んだ限りはこんな提言に読み取れました。

  • 厚生労働省で働くことは、やりがいがあり、自分の仕事に誇りが持てます。
  • しかし、心身の健康に悪く、職員は大事にされない、キャリアも見えない、はっきりいって最悪の職場環境です。
  • このままでは国民の要望に応えられないし、厚労省が自滅しますよ。
  • だから生産性向上の働き方を認め、人事評価制度の透明性を高め、オフィス環境を改善してほしい。
  • そのためには、この提言を読んだ省内の偉い人は令和2年の予算を確保し改善プランを実行してください。

 

働き方改革を推進している厚生労働省が、じつは全く改革できておらず、むしろ生産性が低いことが明らかとなりました。

「せっかく官僚になったのに、これじゃやってられない」という厚労省若手チームの心の声が聞こえます。

その彼らを支えているのが、国の為、国民の為という志なのでしょう。

 

しかし志だけを頼りに、劣悪な労働環境をそのまま放置してはいけません。

ブラック労働は、日本の低生産性や低賃金の元凶なのですから。

 

それはさておき、この厚労省若手チームによる緊急提言を拝読し、私が抱いた懸念は次の一点です。

  • 「年金財政検証には、ミスが含まれているのではないか?」

 

厚生労働省の過酷な労働環境が引き起こす「負のスパイラル」には、以下の記載がありました。

厚生労働省の過酷な労働環境が引き起こす「負のスパイラル」を読み、感じること

圧倒的な人員不足

圧倒的な人員不足

このような過酷な労働環境は、さらなる悪循環を引き起こしている。

 

厚生労働省においては、近年、毎年のように不祥事が継続して発生しているが、 昨年に発覚した毎月勤労統計調査における不適切な取扱い事案についても、一昨年の裁量労働制データの不適切な比較事案についても、それぞれの調査報告 9で は 、不十分な人員体制 による 業務遂行・ チェック体制の不備 が、事案発生の理由の一つとして掲げられている。

 

こうして、 組織全体として、 一人当たりの業務 量負荷が増し、労働環境がさらに悪化し、ミスが生まれ、チェック体制が不十分となれば、次の不祥事が発生する要因となりうる

氷河期世代の心の声

あ~、厚労省にはミスがつきものだからな。将来、年金財政検証も「計算を間違えていました」なんて言うのかもしれないね。

 

働き方改革の本丸である厚労省が、働き方改革できていないんだもんね。年金だってシミレーション通りに行くわけないよ。

 

実務を担っている20代・30代の若手チームが、「次の不祥事が発生しそうだ」と警告を発しています。

年金業務は、厚労省の管轄。

もし年金財政検証の前提条件や計算方法のどこかに間違いが含まれていても、誰も気がつかないのでしょう。

 

厚生労働省では、人やリソースが絶対的に不足しているのです。

日本企業にもよく見られますね。

 

たとえば氷河期世代ならば一度や二度は、こうした人員不足を経験しているはず。

そしてヒヤリ・ハット、さらには実際にミスを犯したことだってあるでしょう。

 

厚生労働省の若手官僚に対し同情はします。

頭脳明晰にも関わらず、国民のためにブラック労働を厭わないのですから。

しかしながら私は厚労省のシミレーションを完全に信頼することはできません。

 

そして信頼できないという事が、年金や老後不安につながっています。

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氷河期世代が厚労省若手チームの提言を見て感じる「年金と老後への不安」への対応方法

厚生労働省が劣悪な労働環境であり、業務にミスが発生しやすいことが明らかになりました。

したがい年金業務のシミレーションを、完全に信頼することはできません。

氷河期世代は人員不足によるリスクを身をもって経験しており、業務上の過ちを想像できるからです。

 

こうした状況下では、老後の生活資金を年金だけに頼るのは好ましくありません。

ですから

  • 働き方改革を実行する
  • 節約スキルを身につける
  • つみたてNISAで積立投資をする

が、最低限として必要となってくるのではないでしょうか。

 

「自分や家族の将来は、自分で守る」ということです。

年金を支払いつつも、厚生労働省の試算を信じ切れない氷河期世代の私。

年金に頼らない老後生活の為に、経済的自由到達にむけた活動を続けていきます。

 

資産運用方針【2019年版】

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以上、「氷河期世代が、厚労省若手チームの提言を見て感じる「年金と老後への不安」でした。

 

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