米国株の高配当銘柄である【ABBV】アッヴィからの配当金を受け取りました
米国株の中でも高配当利回りで名高いヘルスケアセクター銘柄、【ABBV】アッヴィから配当金を受け取りました。
2019年2Qの税引き後配当金は161.2ドル。
2018年2月以降の受取配当金の総額は、708.6ドルとなりました。
3か月に1度、配当金という名のお小遣いを受け取ることが出来るのでハッピーですね。
配当金を受け取ったついでに本記事では
- 【ABBV】アッヴィの2019年第1四半期決算
- 株価と配当金・増配の推移
- 株主として継続投資をするのかどうかの考え方
を記録していきます。
米国株の高配当銘柄【ABBV】アッヴィの決算情報 2019.1Q
配当利回りが5%を超え、かつ配当貴族銘柄でもあるアッヴィの決算状況が気になります。
ここからは四半期別の売上高、営業利益、EPSをそれぞれ確認していきます。
【ABBV】アッヴィの四半期毎売上高の推移
2019年1Qにおけるアッヴィの売上高は、直近四半期に比較して低下、前年同期比ではほぼ同等の決算でした。
6割近くを占めるヒュミラの米国外売上高が低下したからです。
その理由は言うまでもなく、欧州におけるバイオシミラーの上市によるものですね。
【ABBV】アッヴィの製品別売上高比率;ヒュミラの割合は約6割
ABBVの業績や配当金は、相変わらずヒュミラのおかげという決算状況です。
売上高の58%がヒュミラによるもの。
欧州ではバイオシミラーにより売り上げ減少しましたが、米国では7%の伸びを示したのです。
2019年第一四半期の売上高(百万$)
- ヒュミラ 4,446
- 血液腫瘍 1,173
- C型肝炎 815
- その他 1,280
【ABBV】アッヴィの四半期毎営業利益の推移
アッヴィの営業利益は上昇傾向を見せています。
米国におけるヒュミラのパテントが残されている限り、上昇の余地はまだ残されていると思われます。
【ABBV】アッヴィの四半期毎EPS推移
米国株の高配当銘柄【ABBV】アッヴィの株価と配当金支払い状況を確認
【ABBV】の株価推移 直近10カ月
【ABBV】の支払い配当金の推移
アッヴィは米国高配当でもあり連続増配銘柄です。
配当貴族指数の構成銘柄に名前を連ねている程ですね。
米国株の高配当銘柄【ABBV】アッヴィの配当金は、いつ増配されるのか?
配当支払い日 | DPS | 増配率 | 配当利回り |
5/15/2019 | $1.07 | N/A | 5.30% |
2/15/2019 | $1.07 | 11.50% | 5.40% |
11/15/2018 | $0.96 | N/A | 4.20% |
8/15/2018 | $0.96 | N/A | 4% |
5/15/2018 | $0.96 | 35.20% | 4.20% |
2/15/2018 | $0.71 | 10.90% | 2.90% |
11/15/2017 | $0.64 | N/A | 2.80% |
8/15/2017 | $0.64 | N/A | 3.60% |
5/15/2017 | $0.64 | N/A | 4% |
2/15/2017 | $0.64 | 12.30% | 4.20% |
11/15/2016 | $0.57 | N/A | 3.70% |
8/15/2016 | $0.57 | N/A | 3.50% |
5/16/2016 | $0.57 | N/A | 3.90% |
2/16/2016 | $0.57 | 11.80% | 4.50% |
11/14/2015 | $0.51 | N/A | 3.80% |
8/14/2015 | $0.51 | N/A | 2.90% |
5/15/2015 | $0.51 | 4.10% | 3.30% |
11/17/2014 | $0.42 | N/A | 3.10% |
8/15/2014 | $0.42 | N/A | 3.10% |
5/15/2014 | $0.42 | 5% | 3.60% |
2/14/2014 | $0.40 | N/A | 3.20% |
11/15/2013 | $0.40 | N/A | 3.50% |
8/15/2013 | $0.40 | N/A | 3.70% |
5/15/2013 | $0.40 | N/A | 3.70% |
11/30/-0001 | $0.40 | N/A | 4.70% |
2018年2月→2019年2月の配当金は、50%も増配されています。
米国株の高配当銘柄【ABBV】の決算情報 2019.1Qを見て、どのような投資行動をとるのか?
【ABBV】の決算を見る限り、米国におけるヒュミラの特許切れまでの増配には問題がないように見えます。
一方で個人的には、米国ヘルスケアセクターETF【VHT】の導入を検討中。
個別株投資をするだけの余力が無くなってきているからです。
【VHT】には、【ABBV】が一定の割合で組み込まれています。
だとすると、【VHT】に投資をした際には【ABBV】投資を継続するのかどうかについて考える必要があるでしょう。
とはいえ、配当金をKPIとした投資をしているので、しばらくは継続保有としておきます。
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