この記事では、米国株式市場を代表する優良銘柄の【JNJ】ジョンソンエンドジョンソンの業績と株価・配当金の推移を紹介していきます。
AAA格付けのヘルスケアコングロマリットですね。
2018年後半にベビーパウダーの原料にアスベストが入っているのではないかという疑惑のニュースが流れたため、株価は下落傾向です。
【JNJ】ジョンソンエンドジョンソンとは、ヘルスケアの多国籍企業
【JNJ】ジョンソンエンドジョンソンは、50年以上連続増配をしておりダウ工業平均株価指数の構成銘柄でもあるヘルスケアセクター株。
ジョンソンエンドジョンソンといえば、
- コンシューマー
- 医薬品
- 医療機器
の3部門に分かれたヘルスケアコングロマリットです。
3つの部門がそれぞれ一流であるところが特徴ですね。
ジョンソンエンドジョンソンは10億ドル以上売れている領域・商品が26もある
コンシューマー部門は、日本でも宣伝が可能。ですから知名度は高いです。
コンタクトレンズのジョンソンエンド゛ジョンソン アキュビューオアシスだったり、ジョンソン ベビーパウダー など。
一方の医療機器や医療用医薬品は、薬機法によってDTC広告(Direct to customer)が禁止されています。
なのでいくら売上高の大きい製品であっても、認知度という意味では低いのですよね。
レミケード、ステラーラ、イグザレルト、イムブルビカといった大ヒット商品でも、ジョンソンエンドジョンソンの製品だとはあまり知られていないでしょう。
医薬品部門の売上高比率;オンコロジー領域の伸びが堅調
ジョンソンエンドジョンソン【JNJ】の3部門のうち、医薬品の売上高が最も大きいです。
医薬品部門の疾患領域別売上高をみると、
- リウマチや乾癬といった抗自己免疫疾患薬
- 抗がん剤(オンコロジー領域)
がトップ1.2となっています。
とくにオンコロジー領域では対前年比25%の伸び率を示しており、期待大ですね。
イムブルビカ効果といったところでしょうか。
【JNJ】ジョンソンエンドジョンソンの業績
【JNJ】ジョンソンエンドジョンソンの売上高と営業利益
【JNJ】ジョンソンエンドジョンソンの売上高推移は微増といったところ。
営業利益率が30%前後と高いことが魅力的です。
マイクロソフトとジョンソンエンドジョンソンだけがAAA格付けを受けており、方々からの評判が高いことが伺えます。
【JNJ】ジョンソンエンドジョンソンのキャッシュフロー推移
【JNJ】ジョンソンエンドジョンソンのキャッシュフロー推移です。
安定感抜群ですね。
しっかりとキャッシュを稼いでおり、今後も株主還元は継続してくれると思われます。
【JNJ】ジョンソンエンドジョンソンの株価と配当金の推移
ジョンソンエンドジョンソンの株価
2018年末にロイター社が、ジョンソンベビーパウダーの発がん性に対するニュースを流しました。その結果、株価は下落しております。
【JNJ】ジョンソンエンドジョンソンの配当金推移
【JNJ】ジョンソンエンドジョンソンに対する私見
【JNJ】ジョンソンエンドジョンソンは、配当金生活を目指す際には最適な投資先だと考えています。
ビジネス環境は厳しいかもしれませんが、キャッシュを稼ぐ力は十分に維持されています。
今後も配当金を増やし続けてくれことでしょう。
【JNJ】ジョンソンエンドジョンソンの保有株数と受取分配金(2018年以降)
受渡日 | 数量(株) | 単価($) | 受渡額($) |
2018/3/19 | 80 | 0.84 | 48.22 |
2018/6/18 | 80 | 0.9 | 51.65 |
2018/9/18 | 119 | 0.9 | 76.83 |
2018/12/17 | 119 | 0.9 | 76.83 |
2018年は、【JNJ】39株の買い増しを実施しました。
増配+買い増しによって、受取配当金額は着実に伸びていますね。
米国株ETFをポートフォリオのコアにしながら、【JNJ】はしっかりと保有&買い増しを続けていきたいと思います。
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