VUCAワールドでの、適切な投資方法とは?

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VUCA worldって聞いたことありますか?

ビジネススクールなどで習うかもしれませんね。

 

世の中は、不確実であり不安定、さらには複雑怪奇な曖昧模糊とした環境であることを示しています。

この状況のなか、ビジネスをどのように進めていくのかが求められているわけです。

 

投資も同じですね。

リスクを考慮した上で、投資行動を選択するのですから。

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VUCA(ブーカ)ワールドとは?

 

VUCAワールドとは?

VUCAワールドとは?

 

VUCAとは、アルファベットの頭文字をとった造語。

 

難しいことはありません。

個人投資家が把握している投資環境と同義なわけですから。

 

VUCAワールド

  • Volatility – 変動性
  • Uncertainty – 不確実性
  • Complexity – 複雑性
  • Ambiguity – 曖昧性

それぞれを株式投資に置き換えてみましょう。

 

Volatility – 変動性

ボラティリティという言葉、投資家には馴染みがあるのではないでしょうか。

たとえば株価の変動率。

  • 変動幅が大きければ、ボラが大きい
  • 株価が動かず変動幅が小さければ、ボラが小さい

こんな風に表現しますね。

 

Uncertainty – 不確実性

不確実性という意味ならば、株式投資では”リスク”と呼ばれることが一般的。

この先どうなるのかわからない、という不確実なものをリスクと言うのです。

 

過去から未来を推定したとしても、その不確実性を取り除くことは不可能。

タイムマシンで将来を見てこない限り、投資にリスク(不確実性)がついて回ります。

 

Complexity – 複雑性

複雑性を有する投資商品といえば、デリバティブ取引が思い浮かびます。

  • 先物取引
  • オプション取引

と呼ばれるようなものですね。

私には理解が及びません。

 

個別企業に目を向けても複雑性は存在します。

特に多国籍企業や他部門を要する会社など。

 

たとえばジョンソンエンドジョンソンを思い浮かべましょう。

ヘルスケアセクターの雄は、3つの分野から成り立っています。

  1. 医薬品
  2. 医療機器
  3. 消費者向け製品

 

この事業部を、さらに国別や商品別にセグメントしてみたらどうでしょうか?

思っている以上に、企業体が複雑性を有しているとわかります。

 

複雑性というのは身近なところに転がっているけれど、普段気づかないだけなのかもしれませんね。

 

Ambiguity – 曖昧性

個別株投資にしろ、インデックス投資にしろ、曖昧性は残ります。

資本主義社会である限り、いまより未来をより良くしようと人々は前に進んでいきます。

しかしながら今後の新たなビジネスが上手くいくかどうかは曖昧なまま。

 

今後の新ビジネスが株価や配当金とどう関与するのか、その因果関係は?

だれも正確に予測できません。

>>インデックス投資の始め方、7つのステップがおすすめ

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VUCAワールドに生きる投資家がとる適切な方法とは?

 

 

VUCAワールドに生きる我々は、想像以上に変化に富んだ時代をいきているのかもしれません。

そして今後もこれまで以上に変化のスピードは早くなることでしょう。

 

では個人投資家は、どのように行動するのが適切なのでしょうか?

 

幸いなことに、VUCAワールドにおける生き方、対応策が示されています。

  • Accept (予測不能な社会だと受け入れる)
  • Thinks (プランB・バックアッププランを用意し、随時書き換えられるようにしておく)
  • Takes action (今できることを最大限に実行する)

 

これは投資でも同じ。

 

未来をより豊かにするために投資をしている人が多いはず。

ところが不確実性は多い。

だからこそ、選択肢を多く持ってリスクヘッジをしておく。

 

そしていま出来る投資活動はしっかりと実行する。

 

「投資は自己責任」というキーワードには、こんな背景が隠れているのだと思います。

 

この解釈を前提として、株式投資を実行した場合のメリットは?

VUCAワールドの中で経営者が選択した結果を、株主は享受することが出来るのです。

>>人生の経営者は誰なのか?

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VUCAワールドを知り、個人投資家としてはどうするか?

VUCAの世界でいきているのはビジネスマンも個人投資家も変わりありません。

そしてVUCAの概念は、人生そのものにも応用可能です。

 

  • ライフプラン
  • キャリアプラン(会社員の場合)
  • 投資方針・活動

いずれの場合でも、不確実かつ不安定、さらには複雑怪奇な曖昧模糊な日常で暮らしているのだということは、覚えておきたい。

 

そして個人投資家としては、どのように投資行動をとっていくのかが鍵となってくるのです。

 

VUCAワールドにいる私は、こんな対策を考えています。

 

Accept 

  • 米国株や世界分散投資でもリターンが得られない可能性はあると認識する

 

Think

  • リターンの源泉、収入源を分散しておく
  • 具体的には、プランA:米国株 B:太陽光発電 C:副業 D:本業 をもつ

 

Take action

  • 今現在は、プランA~Dを継続実行する
  • プランF以降に何があるか、その中で自分に適合するものをリサーチする

 

こうしてみると、投資活動におけるリスク分散って大切ですね。

いまさら気づくなよ、って話ですけど。

 

あなたのいる世界は、VUCAワールドですか?

 

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