子ども用のお金の勉強に最適!「おカネの教室、僕らがおかしなクラブで学んだ秘密」の読書感想

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お金の勉強ってしたことありますか?

 

日本人は欧米と比べると、金融知識(金融リテラシー)が低いと言われます。

ほんと、余計なお世話ですけどね。

なにせまだまだ日本は経済大国なのですから。

 

しかしですね、子供を持つ親として、これからの時代はお金の勉強は必須だと感じますね。

資産運用の力を借りないと、子ども達が食いっぱぐれる可能性がみえるからです。

「日本ヤバい、老後不安」って感じるあれです。

 

なので、子ども達の勉強の一環に、お金についても学習していきたいわけですよ。

そこで登場するのが「おカネの教室、僕らがおかしなクラブで学んだ秘密」のような著作。

親子でお金の勉強をするのに最適な一冊ですね。

 

本記事では、おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 (しごとのわ)を読んだ感想を書きます。

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「おカネの教室、僕らがおかしなクラブで学んだ秘密」を読んだ理由

まずはなぜ「おカネの教室」を手に取ったのか?

それはいつか子供に伝えたいお金の話の管理人、アニキこと虫取り小僧さんが「参考にしたい本」と評されていたからなのですね。

 

読み手に考えさせる一冊

私も、いつか自分の子供に世の中の仕組みを教えるときの参考にしたいと思いました。

いつか子供に伝えたいお金の話より

 

「いつか」といわず、「いま」自分の子供と一緒に世の中の仕組みを勉強しちゃおうという作戦です。

思わずAmazonでポチッとしてkindleで拝読しました。

 

「おカネの教室」を手に取った理由
虫取りのアニキのブログで「いつか自分の子供に教えるときの参考にしたい」と紹介されていて、面白そうだと思ったから

 

経済記者が子供のために本を書いたらしい…『おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 (しごとのわ)』(高井浩章著)を読んだ感想・レビュー
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おカネの教室を書いた人、高井浩章さんとは?

1972年生まれ、愛知県出身。

経済記者・デスクとして20年超の経験があり、専門分野は株式、債券などのマーケットや資産運用ビジネス、国際ニュースなど。

三姉妹の父親で、デビュー作「おカネの教室」は、娘に向けて7年にわたって家庭内連載した小説を改稿したもの。

童話「ポドモド」では次女が表紙・イラストを担当。

趣味はLEGOとビリヤード。

 

高井浩章さんとは記者をされていたそう。

そして本書は娘さんに向けて書いたものだったのです。

だからこそ、子供向けの内容ともいえるでしょうし、お金について分かりやすく人に伝えるための大人向けの内容となっているのです。

 

もともと「おカネの教室」は個人出版されており、2017年にkindleで1万ダウンロード以上を記録したとか。

大ヒット。

愛を感じる文章ですからね、納得です。

 

高井浩章さんとは、本書にでてくる「カイシュウさん」のような方なのだろうなと、本書を読んで想像しました。

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おカネの教室とは? ネタバレしない程度に内容を紹介

「おカネの教室、僕らがおかしなクラブで学んだ秘密」というタイトル通り、教室でのやり取りがなされます。

そろばん勘定クラブの先生と生徒によるやり取りで物語が進んでいくのです。

主な登場人物は3名。

おカネの教室の主な登場人物

先生:カイシュウさん、引用:おカネの教室

 

生徒:サッチョウさん、引用:おカネの教室

 

生徒:ビャッコさん、引用:おカネの教室

 

先生であるカイシュウさんからお金に関する問いかけや宿題が投げかけられます。

それに対して生徒の2人が答え、考察していくストーリー。

最後には、お金について複合的に知ることが出来る内容となっています。

 

なので読み進めていくにつれ、生徒の一員となった気持ちになりますよ。

カイシュウさんが出すお金についての宿題を、生徒であるサッチョウさんやビャッコさんと共に考えていくとより読書が楽しめますね。

おカネの教室をより楽しむポイント
→「お金の宿題を一緒にやってみる」

お金を手に入れる6つ目の方法とは?

お金を手に入れる方法

お金を手に入れる方法

 

おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 (しごとのわ)ではお金を手に入れる方法を6つに分類しています。

お金を手に入れる方法、6つ目は?

  1. かせぐ
  2. ぬすむ
  3. もらう
  4. かりる
  5. ふやす
  6. ???
お金を手に入れる6つ目の方法、あなたは分かりますか?

 

本書では、お金を手に入れる方法のそれぞれに先生と生徒のやりとりが記載されています。

金融・経済をふくめ、お金全般について分かりやすく書かれているのです。

さらに網羅的かつ読みやすい記述。

 

そして、宿題や謎解きをひとつずつこなしていく構成です。

次はどうなるのだろう?と、気になって次から次へと読んでしまいます。

だから一気に読み進めていくことができる一冊となっています。

 

表紙をみると、お金を手に入れる方法の6つ目は一体何なのだろうと気になります。

それがおカネの教室へと誘うわけです。

本書を手に取って一緒に考えてみるといいですよ。

おカネの教室(高井浩章著)の3つの魅力

おカネの教室の魅力

  1. 子どもにも伝えられる分かりやすさ
  2. 大人がお金について子どもにどのように伝えるのかの具体例となる
  3. 網羅性

 

金融や経済というと、小難しい内容のものが多くないですか?

正直言うと私なんてね、投資はしているものの、専門書に書いてあることの10%くらいしか理解できないですよ。

消費税と同じくらい。

 

でも全く問題なし。

たとえば普通自動車免許は持っていますが、アクセルを踏むとなぜ前に進むのか理解していません。

それでも無事故・無違反のゴールド免許ですよ、私は。

 

だから難しい事をすべて理解する必要なんてないと思うのです。

興味がでて、より深く知りたいっていう場合は、もっと勉強すればいいのですね。

多くの場合、概要を掴んでいるだけでなんとかなるのです。

 

そうしてみると、子どもと一緒にお金の勉強をするには、こうした入門書が最適です。

なにせおカネの教室では

  • 先生と生徒
  • 親と子供

このような視点で描かれていますからね。

 

なので、親子で取り組む金融教育にぴったりの一冊といえます。

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まとめ:おカネの教室は、お金の本質を考えてみたい時におすすめ

本書をずばり一言でいえば、「お金についてのインプットとアウトプットの両方が楽しく学べる本」

 

「楽しく」というところがポイントです。

基礎を学ぶことが応用に繋がるのだと強く感じました。

お金についても同様ですね。

 

読みやすく平易に書かれた本ですが、お金について考えさせられる場面が多数あります。

だからこそ、親子でともに手を取り、お金の本質をおさらいしたいときに読み返したい一冊となっています。


以上、「おカネの教室、僕らがおかしなクラブで学んだ秘密」を読んだ感想でした。

 

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