配当金生活を目指した理由は何であったか?
その原点を振り返っておく。
そしてサラリーマン生活とお別れしたいと思った理由を確認する方法を記録する。
配当金生活を目指す理由を、4つの信号でチェック
サラリーマンが配当金生活を目指すという事は、勤務先とお別れすることに他ならない。
しかし一方で、サラリーマン生活を捨てきれるかどうかという疑問が湧いてくる。
思っている以上に、無職への抵抗が強いかもしれない。
そこで4つシグナルを用いて、サラリーマンとして働く意義を確認する方法を紹介したい。
4つの信号がどう点滅しているかでチェック
- この経験は自分自身を成長させるのに役立っているか?
- 自分のやっている事は意味のあることなのか?
- このハードワークはいつまで続くのか、予測がつくか?
- きちんとした年収なり将来の約束で処遇されているか?
この項目で、サラリーマンとして働いている意味を振り返っていく。
①この経験は自分自身を成長させるのに役立っているか?
人が生きている上で、やりがいや生きがいは大切な要素である。
サラリーマンでは、働き甲斐ということになる。
たとえばサラリーマンでの経験が、自己成長に繋がっている場合はどうか?
少しでも成長を感じられるならば、サラリーマン生活も悪くはない。
であるとすれば、配当生活を目指さなくてもよいであろう。
②自分のやっている事は意味のあることなのか?
ひとは自分の存在意義を見いだしたい生き物である。
しかしサラリーマンは、自分がいなくても業務は回る状態で仕事をしている。
すると、自分のやっている仕事の意味が見いだせなくなる。
ここは自己解決する。
つまり自分自身で、仕事をしている意味を探し出すわけだ。
もしくは他人に存在意義を認めてもらうしかない。
いずれにせよ、マズローの承認欲求がどの段階まで満たされているのか、確認するのがよい。
少しでも仕事に意味を感じることが出来たら、サラリーマン生活だって悪くはない。
全く感じることが出来ないなら、配当金生活を目指す理由が明確になってくる。
③このハードワークはいつまで続くのか、予測がつくか?
定時であがれるサラリーマンならば問題ない。
しかし日本では多くのサラリーマンが長時間労働にさらされている。
100メートル走の速さで、マラソンを走り切る事は出来ない。
サラリーマン生活は長く続く長距離走だ。
もしハードワークでしんどいと思っていたら、転職を考えたらいい。
もしくは、配当金生活を目指す理由がでてくる。
④きちんとした年収なり将来の約束で処遇されているか?
そもそも、サラリーマンの年収は生活できる程度のレベルにおかれている。
一方で配当金生活をするとなると、それなりの投資元本が必要になる。
この場合、身体という資本をいかした給料というインカムの存在は大きい。
サラリーマンの年収が、将来にわたって約束されているかどうか。
この点は、サラリーマン生活とお別れする上で大きな問題点となろう。
配当金生活を目指した時のサラリーマン生活の現状【2015年1-5月】
4つのポイントを参考にしつつ、サラリーマン生活の現状をおさらいしてみる。
収入源の多くは、給料に頼っている状態
多くのサラリーマンは、収入を給料に頼っているであろう。
私もその一人。
つまり勤め先への依存度が高いのだ。
サラリーマンの置かれている環境を振り返ってみよう。
- 政府は副業や働き方改革を進めている
- 日本の財政状況は明るいとはいえない
- サラリーマンは気楽な職種ではなくなっている
- 多くの職業がAIで代替されるといわれている
こうした状況下で、収入源を勤務先からの給料だけに限定されていていいのだろうか。
たとえば株式投資からの配当金というような収入を得ておいた方が良いと思う。
こうした欲が出てくるような、働く環境だということだ。
- 収入源を増やしたい
- そのための配当収入である
- さらにいえば配当金だけで生活したい
サラリーマンの拘束時間は長い
私はヘルスケアセクターに勤めている。
勤務時間自体は長くはない。
しかしいつでもどこでも仕事できる環境下に置かれている。
ややもすれば、拘束時間は長くなる。
- 平日の拘束時間(平均) :12時間 (8時~20時)
- 平日の帰宅後持ち返り業務 :1-2時間/日
- 休日振り替え出勤 :13日/5ヵ月 (学会やセミナー、その他行事)
- 休日での自宅での業務 :1-2時間/1日
- EUとのテレカン :夕方~深夜 月2回程度
- USとのテレカン :夜~深夜 月3回程度
こんな所。
しかもメールはスマホで随時チェックしている。
なので頭の片隅にはいつも業務の事が残っているのが現実。
若い時に睡眠時間を削ってでも全力疾走するのは意味のある経験となる。
しかし体力には限界がある。
いまの業務にはやりがいはあれど、継続は難しいと感じる。
こうした気持ちが芽生えたとき、配当金生活にあこがれるのも無理は無かろう。
まとめ~配当金生活を目指した理由~ 2015年6月時点
ここまで記載して思ったが、簡単にいうと
- 今の業務内容には満足しているものの、仕事量はちょっと多いと感じている
- 今後このままサラリーマンを続けた場合、その仕事量は更に増えていくのだろうと予測している
- その仕事量には耐えきれないだろうから、他の手段を考えており、それは配当金生活である
- 配当金生活を送るためには、米国増配銘柄が適していると思っており、2015年から実践している
このように、定期的に配当金を目指している理由を振り返るのはおすすめだ。
換言すれば、サラリーマン生活とお別れする覚悟があるかを確認するということになる。
以上、配当金生活を目指す理由を確認する方法【サラリーマン投資家編】でした。
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