ファイザーには投資継続、米国製薬最大手で高配当株【PFE】

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米国製薬最大手、高配当銘柄である【PFE】ファイザーから200株分、45.94ドルの配当金を獲得した。

ファイザー【PFE】は、ダウの犬銘柄かつシーゲル銘柄という超優良企業である。

一方で、2009年には配当貴族であったにも関わらず減配を実施して貴族から脱落した経験をもつ。

よって、優良企業ではあるが、減配リスクを想定しておく必要がある。

指標

 17年3月11日時点PFE
株価34.11
PER29.25
EPS1.17
配当3.8%
配当性向128.0%
増配年7年
増配率(5年)8.4%
増配率(10年)2.3%
β0.99

配当貴族から脱落して以来、【PFE】ファイザーは増配を続けてきた。

いまの配当利回りは3.8%と高配当。

過去5年の配当利回り(TTM)は3.38%、現在は3.58%。

配当利回りだけをみればお買い得に思える。

しかし高い配当性向と、今後の【PFE】製品の特許切れ状況が気になる。

ちょうどタイミングよく37th Annual Health Care Conferenceにファイザー社のエッセンシャルヘルス部門のデータが綺麗にまとめられていたので、データを残しておく。

考参 時価総額ランキング ヘルスケアトップ16銘柄

ファイザーエッセンシャルヘルス部門

まず最下部の緑色Peri-LOE の減少が気になる。

これは独占販売終了前後の製品を示す。

医薬品業界は特許という名の堀で守られている。

しかしながら特許切れが発生するや後発品やバイオシミラーの攻勢によって、先発品の売上高は顕著に減る。

まさに【PFE】のPeri-LOEが特許切れのインパクトを示している。

後発品とバイオシミラーはどちらも特許切れの後に出てくる医薬品。

後発品は化学合成であるのに対し、バイオシミラーはその名の通り細胞培養によって生成される。

高分子医薬品の後発薬に該当するのがバイオシミラー、と考えて大きな間違いはない。

バイオシミラー開発状況

ファイザー社が開発中のバイオシミラーは錚々たる顔ぶれである。

2015年の医薬品ランキングの内、高分子医薬品のほぼすべてをカバーする。

  • 1位:ヒュミラ(アダリムマブ)
  • 4位:レミケード(インフリキシマブ)
  • 5位:リツキサン(リツキシマブ)
  • 7位:アバスチン(ベバシツマブ)
  • 8位:ハーセプチン(トラスツズマブ)
  • 14位:ニューラスタ(G-CSF製剤)

に加えて、エポエチンα

バイオシミラーがかつての後発品のような驚異的な浸透度を実現するかは不透明だ。

しかしながら世界一の医薬品会社であるファイザー【PFE】が販売するのである。

ある一定以上のシェア獲得は出来るのではなかろうか。

参考 個人投資家必見 医薬品売上高ランキング 2015年

私見

製薬業界では、新薬開発が難しくなっているのが実情。

抗体医薬品や遺伝子治療・核酸医薬品が、各社の開発品の主力となってきている。

これら開発品は高コストであるうえに、市販薬として成功するかどうかが分からない。

そのようなリスクを考慮し、製薬大手でもバイオシミラーに注力する会社が出てきている。

例えば米国製薬企業では【PFE】ファイザー、国内では第一三共。

このように医薬品業界が置かれている環境は、20世紀とは大きく異なる。

我々人類は多くの病を克服しつつあり、薬物療法の恩恵に授かっている。

残されたアンメット・メディカル・ニーズがかつてより少ない事はむしろ喜ぶべきだ。

一方で新たに求められる医薬品の効果・安全性・質がいずれも高くなっているのが21世紀である。

ジェレミー・シーゲルによれば20世紀後半のヘルスケアセクターのトータルリターンは優れていた。

21世紀においても人類に医薬品は必要とされる。

株式投資をする上でヘルスケアセクターの安定感は疑うべくもない。

しかしながら上述のように外部環境は変わっている。

なのでヘルスケアセクターのリターンが20世紀と同じように高く得られるかは断言できない。

参考 バイオシミラー、開発競争熾烈…エタネルセプトやトラスツズマブが最終段階に

で、どうする?

未来におけるヘルスケアセクターへの投資リターンは、過去に比較して明るくないかもしれない。

それでも私はヘルスケアセクターを選好する。

なぜか?

ヘルスケアセクターを選ぶ理由は2つ。

  1. 過去リターンが優れている
  2. 馴染みのある業界

銘柄についてはこの記事の通り↓。

参考 米国株ヘルスケアセクター、私が注目している銘柄

つまり【PFE】ファイザーはこれまで通りに、買い増し候補だ。

See you!

参考 個人投資家必見 医薬品売上高ランキング 2015年

【追記】
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