たばこメーカーの世界ランキング・マーケットシェア

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たばこメーカーは儲かっている。

20世紀後半の株式トータルリターンを見れば、シーゲル銘柄第一位はたばこメーカーの巨人【PM】フィリップモリス。

更に、フィリップモリスは分社化して【MO】アルトリアグループが母体となっている。

この【MO】はアメリカ株投資家の鉄板銘柄。

愛煙家だけではなく、株主に対しても魅力を提供してくれる。

たばこには依存性があるのはご存知の通り。

ゆえに一度始めたらやめにくい。

「分かっちゃいるけど、やめられない」

継続せざるを得ない状況であるから、売る側は儲かる。

その依存性は販売側には甘い蜜、各国で専売制がとられている。

我が国においても、1985年まではたばこは専売制であったのだ。

そして、例え民営化されても国にとっては大きな税収である事には変わりない。

*参考:日本のたばこ税収は年間2兆円

世界のたばこ・シガー売上量・売上高推移

このレポートでは、下記のように述べられている。

  • 2015年のたばこ小売り売上高は、698億5,147億ドルであった。
  • 2015年には、5.5兆本以上のタバコが世界10億人の喫煙家に届けられた。
  • 2000年から2015年までに、世界のたばこ販売量が増加し、小売り売上高は98.8%上昇した。
  • 業界アナリストは、今後5年間にグローバル たばこ業界は成長を続けると予想している。
  • 小売り売上高は 37.3%の上昇と予想されるが、グローバル販売数量は4.8%減少する見込み。

続いて、地域別のたばこシェアを見てみよう。

地域別たばこマーケットシェア 2005年 vs 2015年

Source: Euromonitor International, 2015

一般的に、世界の愛煙家の80%が、中・低所得国に居住しているといわれている。

そして、マーケットシェアはアジア・パシフィックの伸びが顕著である。

エリア2005年2015年
アジア・パシフィック54%65%
オーストラリア0%0%
東欧14%10%
ラテンアメリカ5%4%
中東・アフリカ7%7%
北米8%5%
西欧12%9%

ちなみに、中国が世界で最大のタバコ市場。

その中国でさえ2015年に、たばこの販売数量は3%減少している事は注目しておこう。

とはいえ、この情報をみればどの国の企業がたばこメーカー世界ランキングを制しているか容易に想像できる。

たばこメーカーの世界ランキング

Statistaより

圧倒的ナンバーワンは、中国の国営企業 中国煙草総公司。

44%のマーケットシェアを有する。

第二位フィリップ・モリスの3倍である。

この中国煙草総公司、売上の99%を中国内で稼いでいる。

国別の市場規模が圧倒的に中国がNo.1であり、国有企業である中国煙草総公司が企業別シェアでもぶっちぎりNo.1であるというわけだ。

で、どうする?

【MO】の歴史を見ると、1957~2012年の年率リターンは19.47%であった。

過去に答えを求めれば、たばこ銘柄とくに【MO】や【PM】に投資をする事は将来リターンが保証されていると思うだろう。

しかしながら必ずしも過去が将来を約束するわけではない。

50年前を想像するに、たばこ銘柄がこれほどまでに高リターンを得られるであろうことは多くの人は考えなかったはずだ。

だからこそ、フィリップ・モリス株が高リターンを達成したわけである。

今現在、たばこ銘柄への投資では高リターンを期待する人が多い。

そうなると未来の結果は、過去とは異なる可能性も考えられる。

とはいえ、今後もこれまで同様に規制に守られ愛煙家がいる限り、巨大なキャッシュフローを生み続けてくれるはず。

たばこ市場のFactをみると、販売数量が世界的に減少するという斜陽産業ではあるものの、価格をあげる事によって販売額はいまだに増え続けている。

そして莫大なお金を稼いでいるのが、たばこメーカーなのだ。

ちなみに私、たばこは嫌いだがシーゲル銘柄は好き。

なので【MO】と【PM】を監視銘柄としている。

Ychartで5年平均配当を超える利回りになった際に購入対象にしてみたい。

  • 【PM】4.16%
  • 【MO】4.32%

って、そんな事ばかり言っているから、買い時を逃しているんだけどね。

See you!

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