米国株新橋研究会とは「米株らぼ」とも呼ばれるいわゆる投資オフ会である。名前は堅いのだがどうもゆるい雰囲気のする飲み会である。
たとえばインデックス投資を通じてアメリカに投資していればもうそれは米国株投資家といえる。アップルのiPhoneユーザーならアメリカ株に貢献している。そんなアバウトな感じが受け入れられるのが米国株のメリットである。
本研究会はガチの米国株投資家が集まっているように見えるが、実はお酒が好きな人が集まり楽しく飲み、お金や投資について情報交換をする会なのだ。
今回、第2回米国株新橋研究会にて投資ブロガーがおすすめする本や商品を話題にしたので紹介する。
投資オフ会の参加者が名著を持参
- あきんこさん、あきんこの人生を楽しく過ごすためのお金ブログ
- エルさん、【L】米国株投資実践日記
- カヲリさん、@buondivertiment
- サマンサさん、毎日が美味しい
- たぱぞうさん、たぱぞうの米国株投資
- ももこさん、アラサーOL 初めての資産運用とお金の話
そしてスペシャルゲストに本間さん、日経マネー副編集長をお招きして開催した。
ちなみに私はおすすめ投資本は何?と聞かれたら、ジェレミー・シーゲルの「株式投資の未来」を選びますね。
投資ブロガーのおすすめ本とは?
米株らぼでは参加者に事前課題が出されていた。
- おすすめ本 (必須)
- おすすめ銘柄・投資商品 (もしあれば)
- おすすめの〇〇〇 (話をしたければ)
会話した順番におすすめ本やその他商品を一言コメントをつけて紹介する。
はちどうきゅうどう推薦本は投資とは無関係
「ワンピース」をおすすめマンガ本として持参する予定であった。
「配当王に俺はなる」と言いたかったのだ。
しかし当日になって急きょ変更した。
オフ会当日の朝に北朝鮮がミサイル発射のニュースが流れた。
私はふと満州引き揚げの「流れる星は生きている」を思い出した。満州から日本に戻ってくるまで、とくに韓国と北朝鮮を境にした38度線を乗越えるときのリアルな描写は忘れることが出来ない。
ももこさんのおすすめ商品は生活必需品
「電動ソファ」はとても快適だ。とくに女性陣からの高い人気がある。ニトリの最高級ソファは超絶おすすめ。
サマンサさん推奨の節約&投資本
「年収100万円の豊かな節約術」とは著者が東大を卒業したのち、月3万円で生活する様子を描く本。
アーリーリタイアやセミリタイアを考えるときはもちろん、お金とは何か? 投資は必要なのか?などと考えるとき、まずはこの本を読みたい。
あきんこさんのおススメ本は、節約+投資の王道
投資家から幅広い人気のある「私の財産告白」。1/4貯蓄+投資という資産形成の基本的な概念がもりこまれている。手元に置いて常に読み返したい本である。
自信をもっておすすめできる4冊を、エルの本棚からチョイス
読書数がハンパなく多くあるエルさんの直近おすすめは村上世彰著「生涯投資家」。個人投資家としてこの本は読んでおかなければならない程の内容。私もキンドルで購読したが、エルさんの言う通りに必読本。
人間が生きているうえで最も多く時間を割いているのが睡眠である。その睡眠の質を高めることが幸せな人生につながるといえる。「SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術」を読むと、これまで睡眠でどれだけ損をしていたのか、と感じさせられる。
「損する結婚、儲かる離婚」、このタイトルだけで女性陣は興味津々。お金持ちと結婚するのではなく、結婚してからお金持ちになる方がよいと本書は説く。良い意味で期待を裏切ってくれる内容だ。
「定年後-50歳からの生き方、終わり方」とは、定年後はどういった生活なのか、何を失ってしまうのかについて記載されている。著者である楠木 新 氏は日本生命勤務経験があり、投資家が読んで納得度の高い内容となっている。
セミリタイアやアーリーリタイアを目指している人は必読。
おすすめワインといえば重畳でしょう、カヲリさん
iFree S&P500インデックスにも積立投資を始めたというカヲリさんのお薦めは「重畳」。ワイン好きがおすすめするワイン。次回の米国株研究会は重畳を飲める店となることうけあい。
たぱぞうさんがおすすめする本を聞き忘れた
超人気ブロガーのたぱぞうさんのおすすめ商品とは何であったか? みんなが酔っ払いでありうっかり聞き逃してしまった。
翌日DMにてご連絡を頂戴し、今年読んだ本でおすすめは「マンガ―の投資術」。日経マネーの本間さんによれば、”かなり売れている”とのこと。
終わりに:個人投資家に大事なのは人の縁
投資ブロガーとは年がら年中、投資のことを考えているわけではない。あくまでも投資とは人生の一部に過ぎない。
日経マネー副編集長 本間さんは言った。
「ある程度のお金ができたら、投資家だってあとは人の縁でしょう」 と。
投資本を読みつつも、その他ジャンルの書籍にも手を伸ばしてみるとよさそうだ。
See you!
■関連記事の紹介
おすすめ投資本は何?と聞かれたら、私はジェレミー・シーゲルの「株式投資の未来」を選びますね。
2017年に発売された「マンガーの投資術」は読みやすくて手元に置いておきたい投資本
第一回米国株新橋研究会(米株らぼ)の参加記録はこちら
コメント
どもどもです。
米国株の投資オフ会、(ノ≧∇≦)ノ ウラヤマ!
新橋に近ければ、参加したいくらいです。
私のお薦め本は、
(問われてもないのに、勝手に言うと)
「リーマン・ショック・コンフィデンシャル 上下」です。
記憶が薄れつつあり、株価が好調な今こそ、
一読していただきたく。
ただ、過度の警戒は、却って資産形成の邪魔になりますけどね。
(;^_^A
mushoku2006さん、
前回のオフ会の時もそうだったのですが、名古屋遠征を本当に実現させようと話していたところでした。
いつかきっとご自宅にお邪魔させていただきたいと考えております。
おすすめ本のコメントありがとうございます。
幾多の荒波を乗り越えてきたmushoku2006さんの推薦という事ですし、早速アマゾンでポチりました。
私はリーマンショック時は株式投資をしておらずワンルームマンション投資をしていました。
家賃というキャッシュフローにはほとんど影響がなかったです。
100年に一度の暴落の恐ろしさをあまり体感せずに済んだのですが、株の経験値は浅いままです。
「リーマンショックコンフィデンシャル」で仮想体験してみたいと思います。
>>いつかきっとご自宅にお邪魔させていただきたいと考えております。
ぜひ、ぜひ、いつでも大歓迎です。\(^o^)/
>>早速アマゾンでポチりました。
恐縮です。
私はこの本を読んで震え上がりました。
自分たちがどれほどの瀬戸際にいたのか、後から思い知ったのです。
>>家賃というキャッシュフローにはほとんど影響がなかったです。
私もたまたま当時は米国債に資産の大半を投じていて、
リーマンショックを無傷、というか、逆に儲けを出して、乗り越えられました。
しかし、この本を読んで、追体験できたことで、
自分の中で教訓化できていたらいいな、将来の危機を回避できたらいいな、
と思っています。
ただ、繰り返しになりますが、
過度の警戒は、資産形成の妨げになっても、益にはなりませんけどね。
(⌒▽⌒)アハハ!
mushoku2006さん、
返信頂戴し恐縮しております。
>私もたまたま当時は米国債に資産の大半を投じていて、リーマンショックを無傷、というか、逆に儲けを出して、乗り越えられました。しかし、この本を読んで、追体験できたことで、自分の中で教訓化できていたらいいな、将来の危機を回避できたらいいな、と思っています。
mushoku2006さん程の凄腕個人投資家がそのように危機回避を目論んでいらっしゃるとなると、私も心してかかりたいと思います。
>ただ、繰り返しになりますが、過度の警戒は、資産形成の妨げになっても、益にはなりませんけどね
同感です。私の場合は家計がある程度黒字を保っているので、少しずつですが資金投下を続けていきたいと思います。ありがとうございます。
いつもブログを拝見しております!
米国株の投資オフ会興味深いですね。
自分もほぼ全てのポートフォリオを米株、etfに入れているので是非お話ししたいです!
新橋は近めなのでぜひ参加したいのですがこういう会はどのように参加するのでしょうか?
ottyannさん、
コメントありがとうございます。
オフ会は公募されているものと、内輪で集まるものがあると理解しております。
まずは参加者公募されているオフ会や、投資イベント等に参加してみるというのが良いのだと思います。
はちどうきゅうどうさん
ご返信ありがとうございます。
アドバイスありがとうございます!
まずオフ会とか探してみようと思います。
今後、はちどうきゅうどうさんとお話しし出来るのが楽しみです!