つみたてNISAの成績;トータルリターンは+1.9%(積立投資期間21カ月)
2018年1月から、つみたてNISAを始めた。
コツコツと積立投資をしている。
つみたてNISA口座での投資対象は4ファンド。
- iFree S&P500インデックス
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
- ひふみプラス
ここまでの入金額は70.4万円だ。
それなりの投資額となってきた。
21カ月目を終了してのトータルリターンは
+1.9%
金額にすれば
+13,164円也
積立投資に過渡な期待を抱いてはいけないと分からせてくれる数値だ。
株式投資で資産形成をするには、長期運用が必要なのである。
すぐにお金持ちになれる方法では無い。
しかし金融庁は、金融庁はつみたてNISAを通し、日本国民に株式投資の普及を促している。
貯金を主体とした家計では、将来不安がぬぐいきれないからだ。
つまり短期目線ではなく、長期目線での資産形成をおすすめしている。
とはいえまだまだ株式投資が普及しているとは言い難い。
課題は、株式投資による成功体験の共有不足。
つまり、個人投資家によるリアルな運用成績情報が限定的であるということ。
他人の懐事情には興味があるが、自分のお金関連情報を公開しにくいのだろう。
ならば、長期・積立・分散投資推しの投資家は、つみたてNISAの実績公開をすることが良いと考える。
ということで、つみたてNISAにおける投資体験・成績を共有していく。
残念ながら、運用期間21カ月時点では、成功体験とは言えないのではあるが。
つみたてNISAの運用成績がマイナスとなっていた月の割合は38%
積立投資期間は21カ月。
月末時点でマイナスリターンであった月は8回あった。
つまり投資収益測定時の、38%は投資元本を割っていたことになる。
お金を増やすために投資をしているのに、元本割れをしては意味がない。
しかし積立投資とは、この評価損に耐えながら続けていく投資手法なのである。
だから少しくらいのマイナスリターンには目をつぶる勇気が必要だ。
世界の株価指数に20年間つみたて投資をした場合のシミレーションを振り返ってみよう。
世界株式への積立投資では、20年間運用のうち12年間はマイナスリターンだった
1998年1月から20年間、世界の主なインデックスに積立投資した場合のマイナスリターン時期
- 1998年~2004年(7年間)
- 2008年~2012年(5年間)
20年間の内、12年は評価損を抱えていた計算。
運用期間のうち、60%はマイナスリターンだったのだ。
「忍耐」
つみたてNISAには、このキーワードが似合う。
しかし私は耐え忍ぶことは好きではない。
楽に生きたいからだ。
だから評価損なんて見たくはない。
それでも株式による長期運用のデータを信じている。
また、つみたてNISA以外での投資を並行し、評価損を見る機会を減らしている。
なのでこれまで通り、つみたてNISAでの投資を続けていく。
つみたてNISA;対象商品の運用成績を比べた結果
2019年9月末時点で、ひふみプラスだけがマイナスリターンに沈んでいる。
つみたてNISA開始時を思い出してみよう。
ひふみ投信のリターンは大きくアウトパフォームしていた。
それから二年。
飛ぶ鳥を落とす勢いだったアクティブファンドが、地を這っている。
そして上昇の兆しが見られない。
諸行無常の響きあり。
ファンド名 | 2019年9月 |
iFree S&P500インデックス | 5.7% |
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 4.7% |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 1.4% |
ひふみプラス | -4.4% |
ひふみプラスは、つみたてNISA開始以来、長期間にわたり投資収益がマイナス
上図は、2018年1月以来の、ひふみプラスのトータルリターンだ。
投資元本を上回っていた時期はほとんどない。
つまり積立投資以降、マイナスリターンが続いている。
NISAや、つみたてNISAでは、損益通算が不可能。
だから評価損を抱えた時の損出しに、節税メリットが無い。
たとえマイナスリターンであってもS&P500等へのインデックス投資ならば、積立継続が正解となりやすい。
しかし、ひふみプラスはアクティブ投信。
今後の積立投資をどうしたものか、悩んでしまう。
といいつつ、まぁいっかということで、このまま投資継続としておこう。
ロケット打ち上げ成功への夢を託しながら。
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