長期間の安定した収入は、本当に保証されるのか?
サラリーマンの最大のメリットは、安定した給料。
毎月稼げるキャッシュフローは、経済的なメリットが大きいです。
しかしその年収は、今後も支払いは続けられるのでしょうか?
2002年~の15年間で、年収700万円サラリーマンの手取りは50万円も減少しました。
会社員の可処分所得は減り続けています。
泣きたくなりますね。
今後、給料からのキャッシュフローが拡大する可能性は低そうです。
サラリーマンは、未来の収入が保証されているかどうかのリスクを想像する必要があるのではないでしょうか。
極論をいえば、毎月・毎年のキャッシュフローが途切れてしまった場合。
いまの生活は続けることでがきるのですかね。
そう考え込むと、夜も不安で眠れなくなりそうです。
まぁ、私は熟睡・長時間睡眠型なので大丈夫なのですが。
副収入もなく、キャッシュフローが途絶えたときの不利益とは?
キャッシュフローが減少する影響は、思っているよりも大きいです。
なぜって、多くの個人は、年収によって生活レベルがかわっているからです。
たとえば年収が
- 200万円
- 300万円
- 500万円
- 700万円
- 1,000万円
- 2,000万円
- 3,000万円
- 5,000万円
- 1億円
こうした人々は、それぞれの範囲内で生活していることでしょう。
この収入が半分になってしまったら?
さらにはキャッシュフローの一切が途切れてしまったら?
いまの生活レベルは維持できるのでしょうかね。
ちょっと難しそう。
だとすれば毎月・毎年のキャッシュフローは、生活レベルと密接にかかわっているといえます。
換言すれば、キャッシュフローが途絶えてしまったら人生に大きな不利益が発生するのです。
かなり大きなリスク。
ですから万が一に備え、キャッシュフローが途絶えたケースを想定しておきたいですね。
そして年収を維持する方法を導入しリスク分散したい。
このように収入源の複線化を検討しておくと良いと思います。
キャッシュフローを強固にする方法! 本業と副収入
サラリーマンが収入を確保するには
- 給料の維持・向上
- 給料以外の収入の構築・極大化
が挙げられます。
多くのサラリーマンにとって最大のキャッシュフローは給料。
なにせ人的資本を源にした生涯年収は、数億円に達するのですから。
ですから兼業投資家は、本業の収入を無視できないでしょう。
他方でサラリーマンの年収や手取り金額を増やすゲームの難易度が上がっています。
日本国内の賃金は、低下傾向ですからね。
おまけに税金や社会保障費の負担は増え続けています。
なので本業の給料だけに頼りきってはいられません。
給料を貰いつつ、それ以外の収入(副収入)確保をしたくなります。
サラリーマンの年収を維持・アップする方法
サラリーマンの年収は、以下の3要素が大きく寄与していると言われます。
- 業界
- 職種
- 会社
つまり会社員個々人の能力やスキルが年収に直結しているのではありません。
収入差は、勤めている業界やポジションによる影響が大きいのです。
ですから年収アップをはかるには、業界や職種変更が効果的です。
そのうえでスキルの習得や必要な経験を積むことは、さらなる収入アップに繋がります。
うがった見方をすれば、目の前の仕事に精を出しても、給料上昇への寄与度は少ないともいえます。
厳しいですね、サラリーマン生活。
兎にも角にもサラリーマンの給料を上昇・維持するには
- 業界
- 職種
- 会社
- スキル・経験の蓄積
が重要だと理解できました。
では、給料以外でのキャッシュフローには何があるのでしょうか?
サラリーマンが副収入を稼ぐ方法
給料は勤労所得。
勤労所得以外には、不労所得があります。
不労所得といっても、労働量によって不労度合が異なるのですよね。
私が感じる不労所得例を例示します。
勤労所得(労働量:多)
- 給与所得
- 退職所得
勤労所得と不労所得の間(労働量:少)
- 不動産所得
- 事業所得
- 山林所得
不労所得(労働量:極小)
- 配当所得
- 利子所得
- 譲渡所得
勤労所得 + 非勤労所得(不労所得)と分けて考えると良いと思います。
副収入には、不労所得が最適だということ。
ちなみに不労所得の4種類はこちらの記事でまとめています。
ここからは、上述した事業所得、法人による売電収入の体験談を紹介します。
発電所視察のお話しです。
太陽光投資による副収入;台風15号後、千葉県の発電所視察をした体験談
はちどうの運用戦略は4つあります。
- 給与所得 を効率よく増やす
- 事業所得の極大化
- 不動産所得 へのチャレンジ
- 配当所得の積み増し
このうち事業所得に該当する、太陽光投資の発電所視察状況を紹介します。
実際に現場を見て、台風15号による停電の復旧が遅れている背景が理解できましたよ。
千葉県 南房総方面の山道では、倒木により電線が切れかかっていた
千葉県の山林部では、倒木が多くみられました。
倒れた木は、電線に寄りかかっている感じ。
そしてその電線が切れているところも散見されます。
停電の復旧が遅くなっている理由は、このあたりにあるのだと感じました。
被害状況は地域によって異なるものの、いずれの市町村でも同様の倒木がみられました。
近隣には停電がまだ続いているエリアもあるとのこと。
一刻も早い復旧を願っております。
今回、通った主な市町村
- 大網白里市
- 大多喜町
- 酒々井町
- 匝瑳市
- 東金市
- 長南町
- 富里市
- 長柄町
- 成田市
- 茂原市
- 八街市
東京電力だけではなく各電力会社が協力して停電復旧に尽力している
東京電力以外の車両も多くみられました。
電力復旧のために精一杯働いている方々。
本当に頭が下がります。ありがとうございます。
千葉県大多喜町のコンビニの状況
千葉県のコンビニは、おおむね通常運営していました。
とはいえ、一部地域では在庫不足の店もありましたね。
尚、うちの発電所の近くに、3軒の家があります。
それぞれにミネラルウオーター2L×9本の差し入れをしてきました。
トイレの水がないと困るって聞きましたからね。
お話を伺うと、4日間の停電を経験したとのこと。
一番の不安はスマホの電池が減っていくことだったそうです。
こんな時、停電で困っている方に太陽光発電所の電気を一般解放できれば良いのになって、思いました。
発電所は無事だったけど、防草シートの被害あり
さて、お話しを投資に戻しましょう。
太陽光投資の最大のメリットは、安定したキャッシュフローです。
とはいえ、その収入は発電所がしっかりと動いていることが前提条件。
しかし台風15号によって、いくばくかの被害をうけました。
たとえば当方の発電所は3日間、停電によって売電できませんでした。
さらには防草シートがめくれ上がっていました。
それでも2つの発電所は、台風15号の爪痕にも負けず、今日も発電しています。
電気の安定供給に寄与し、その貢献によって売電収入を得られているのです。
安定したキャッシュフローを、固定買取価格制度によって補完していく
このように野立て太陽光投資は楽ではありません。
それでも安定した副収入は魅力的。
とくにサラリーマンの給料が安定しているとは感じにくい人。
債券的な副収入は、経済的にも精神的にも支えになるのではないでしょうか。
なので私は、太陽光投資でキャッシュフロー固めをしています。
安定したキャッシュフローの構築の為、本業の年収アップへの努力と、実物資産投資による副収入確保を継続する
今の時代、サラリーマンの給料は、安心して将来試算することが困難です。
したがい年収維持・向上を狙う場合は、戦略的な取り組みが必要とされるでしょう。
ちなみに私の収入面では、
- サラリーマンの給料
- 太陽光投資の事業所得
が大きな比重を占めています。
サラリーマンの年収で守りを固めつつ、万が一に備えて副収入源を太くしているのです。
本業の年収には、下振れリスクがありますから。
だから私は、本業のスキルアップと共に、太陽光投資によって事業所得を増やす行動をとっています。
具体的には売電収入で年間900万円~1,000万円狙い。
本業とは別のキャッシュフロー構築作戦です。
こうしてみるとサラリーマン投資家による太陽光は、収入分散の一環として魅力的だと感じます。
太陽光発電の見積もりをとってみる
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