アメリカ株の配当金投資には多くのメリットがあります。
たとえば
- 配当金は右肩上がりであった、そして今後も増えていくだろう
- 資産売却は受取インカム額の減少につながる、なので安易な売りは避けられるだろう
アメリカ株投資のメリットとして、「CAGR(年平均成長率)を皮算用するのが楽しい」という点も忘れてはいけません。
そもそも配当金支払い金額は、株価よりも変動幅が少ない。
したがい、CAGR(年平均成長率)を計算しやすいのです。
なので目標への進捗管理がしやすいですね。
ということで、本記事では
- 私の米国株ポートフォリオの受取配当金成長率
- CAGR(年平均成長率)の計算方法
- アメリカ株の配当金投資のメリット
を紹介していきます。
アメリカ株の配当金投資;米国株ポートフォリオのCAGR(年平均成長率)を公開
私は、2015年から本格的にアメリカ株による配当金投資を始めました。
複数年の投資期間になると、複利の効果をあらわすCAGR(年平均成長率)が計算できます。
米国株ポートフォリオによる受取配当金額の年平均成長率は
- 2016年:11.8%
- 2017年:14.0%
- 2018年:10.0%
じつは私、2027年に受取配当金を月20万円にする予定ですが、その際のシミレーションCAGRは15%なのです。
目標CAGRと比べて大きくビハインド。
配当金生活にむけ、もう少し投資のスピードアップをしてもよさそうですね。
配当金投資のCAGRを分解すると、追加投資+配当金再投資+配当成長率(増配)になります。
ちかいうちにこれら3つのいずれかに、何かしらの対策が必要になってくるかもしれません。
CAGR(年平均成長率)をエクセルで計算する方法(アメリカ株配当金編)
CAGR(年平均成長率)は、エクセルを使えば簡単に計算ができます。
難しいことは考えず、3ステップですぐに年平均成長率が算出できるのです。
- 年間の受取配当金を記録する
- エクセルに配当金額を入力する
- CAGRの計算式を活用する
まずは下記のようにそれぞれの年の、配当金額を入力します。
そして、サクッと計算を入力するだけ。
ここでいえば、
=(F3/C3)^(1・F1-C1)-1
ですね。
あっという間に受け取り配当金額のCAGRを可視化できます。
【アメリカ株】配当金投資のメリット;目標に対する進捗率が数値化され、現状把握が容易で対策が打ちやすい
アメリカ株による配当投資は、現状把握と課題抽出が容易となります。
したがい対策を打ちやすいのですね。これは大きなメリットです。
- 目標金額と目標年の設定
- 現状から目標に達する為のCAGR
- 目標CAGRと現状のCAGRのギャップ
今回の私の例では
- 目標は2027年に月20万円の受取配当金
- 目標到達へは15%の年平均成長率が必要
- 現在までのCAGRは10%と、目標を下回っている
予想外なビハインド。近いうちに対策を検討しなくてはいけませんね。
このように、アメリカ株による配当金投資のメリットには、
- CAGR(年平均成長率)が計算しやすく進捗管理が簡単にできる
というものが挙げられます。
とうことで、引き続き米国株投資を続けていきます。
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