個人投資家って何人いるの？割合と投資人口と推移を国別に比較してみた
日本人の株式投資人口ってどうなんでしょう。
たとえばアメリカ人よりも人口に対する株式投資をやっている人は多い？少ない？
気になりますよね。
答えは「多い」
人口比率で比べると、株をやっている人は米国よりも日本の方が多いのですよ。
これは2005年の文献報告です。
興味深い結果だったので、株式投資の人口比率データを紹介しますね。
日本の株式投資人口は？ 株をやっている人は13％～18％前後
2015年投資をしている人の割合
- 株をやっている人 ：13％
- 投資信託を持っている人： 9%
2018年
- 日本人で投資している人の割合は18％でした。
- 投資をしている人数は1,266万人。
世界の株式投資人口比率ランキング；国別に比べてみた結果は？
株式投資をしてい人の割合比較（国別）、引用；LUIGI GUISO et al,
Trusting the Stock Market,THE JOURNAL OF FINANCE ,VOL. LXIII, NO. 6 DECEMBER 2008
この文献では日本で株式投資をしている人の割合は20％～30％程度と報告されていました。
それなのに日本人は株式投資嫌いだと言われますね。
でもこの表現方法は適切ではありません。
たしかに家計の金融資産構成割合で株式+投資信託をみると、米国46％に対し日本14％と株式比率が低い。
それでも個別株に投資をしている人の割合では、米国より日本の方が高いのですよ。
つまり日本人は
- 米国人に比較して株式投資人口比率は高い
- しかし、一人当たりの投資金額が小さい
といえるのです。
だから日本人は決して株式投資が嫌いだとは言えないでしょう。
だって4～5人に1人は、個別株投資をしているのですから。
つまり株式投資に一歩を踏み出している人が多い国が日本だといえます。
それならば、日本株だけではなく、世界市場の半分程度を占めている米国株を対象に投資をしてみても良いと思いませんか。
ちなみにこの論文は、「人を信頼している人ほど、株式投資をしやすい」と述べています。
株式投資人口はそのおまけデータなのでご了承下さいね。
以上、「株式投資の人口比率を国別に比較してみた結果」でした。
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日本の米国株投資人口は、かなり少ないでしょうね
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