雰囲気で米国株をやっていた
私は米国株の運用指針を策定しています。
これはノリや勢いでの米国株売買をしがちである自分への戒めでもあるのです。
とはいえ雰囲気で株をやっているのは否めません。
米国株の売買記録をみれば明らかです。
2017年5月の米国株取引記録
保有銘柄で上記に該当しないものの処遇をどうするのか悩んだ。
いま悩むということは、今後どうしようが悩み続ける可能性がある。
うじうじするのはイヤだし時間の無駄なので、ここはサクッと売却してやった。
このような取引はおそらく好ましくないのだろう。
税金支払いが生じるし、これまでの投資を否定することにもなる。
それでもエイや!
勢いだ。
2017年10月の米国株取引記録
アマゾンとアンチアマゾン銘柄のセット購入を検討した17年10月であった。
ところが最終的には以下の取引と相成った。
購入
売却
- XOM エクソン・モービル
- QQQ
ノリがいいですね。
勢い、雰囲気で米国株をやっている感じが好きです。
「自分で言うなよ!」って感じですけど。
「このような取引は好ましくない」とまで言っているのにもかかわらず、売っています。
もう目も当てられません。
誰ですかね、これは?
気を取り直しましょう。
自分の行動を振り返って検証することは大切です。
2017年5月・10月の雰囲気で実施した米国株売買は、本当に運用成績にマイナスであったのでしょうか?
雰囲気で株をやった場合のパフォーマンスを確認してみます。
雰囲気で株をやっている時のトータルリターン
上図はモーニングスター社のサイトに取引記録を入力したパフォーマンス結果です。
S&P500にぼろ負けの一年でした。
とくに雰囲気で株を売買した17年5月・10月の月間運用成績はみごとにマイナスリターンを示しています。
株の入門書やマンガで言われるまでもなく、雰囲気で株を取引したときにはリターンが低下します。
売買すれば税金や取引コストがかかるのでリターンは下がります。
分かっていながら実行してしまった私、、、
恥ずかしくてしばらくブログ更新を止めるかもしれません。
俺たちは雰囲気で株をやっている、の元ネタ
マンガで株式取引とはどんなものかが分かるのが、インベスターZです。
株式投資に関する名言が多数うまれた漫画ですね。
インベスターZの名言
- 俺たちは雰囲気で株をやっている
- 美人の隣に座れるのは、美人に告白した男だけ
- 成功って実は簡単、やればいいだけのこと
- 運用男子はモテる
社会や投資家への投げかけは、ときに胸に刺さります。
時折読み返したい書籍の一つです。
「雰囲気で株をやっている」もそうですが、「運用男子がモテる時代です」の方が私は好きですね。
投資の普及には投資家のイメージ向上が大切ですから。
株式投資でモテるシリーズ三部作(インベスターZ編)
「雰囲気で株をやっている」にならない方法
雰囲気で株をやっていても、良好なリターンが得られていれば問題ありません。
株式取引の天才なのでしょう。
しかし多くの個人投資家はそうありたいと願っても株で儲けまくるのは難しいです。
相場が好調な時ならばかまいません。
それでもいずれは雰囲気で株をやるのを止めなくてはいけません。
雰囲気で株をやらない方法
- 心に勝つ
- 勝てないなら事前に決めた方針通りに売買する
- 負けにくい市場で闘う
この3つに集約されるでしょう。
もし持ち株を売る時には、更にリターン向上が見込める銘柄に資金を移し替える必要があります。
そのような投資先がない場合には、あえて持ち株を売る必要はないのだと再認識しました。
バイアンドホールド作戦ですね。
私はいつも流されまくってしまう性格です。
なのでなんとか運用方針通りに米国株取引を実行していきます。
株式取引を振り返る際、パフォーマンスはどうだったのかを数字でみるといいですね。
あなたは資産運用に雰囲気を持ち込んでいますか?
雰囲気で株をやってしまいそうなとき、自分を戒めるために読むべきリンク
企業分析シリーズ:McDonald’s
1. 2012年版https://t.co/nGvAOXbufO
サービス付録「神とリンチさん」2. McDonald’s 2016年改訂版https://t.co/dZYaxxGMKb
おまけ「不動産とポテト その2 (REIT化主張を斬る)」— ふ~部長 (@foohbucho) January 11, 2018
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