米国医薬品大手 ブリストル・マイヤーズ スクイブを株価49.4ドルで120株購入。
良い買い物をした!
なんて喜んでいたら、その後すぐに株価急落してしまった。
買ったら下がった、売ったら上がった。
こういう経験は株式投資をしていれば誰でも経験できるはず。
ここは配当を受け取りながら、のんびり待つことにする。
ブリストル・マイヤーズスクイブとは?
ブリストル・マイヤーズ スクイブ(Bristol-Myers Squibb、略称:BMS、NYSE:BMY)は、ブリストル・マイヤーズ社 とスクイブ社 が合併して1989年に設立されたアメリカの医薬品会社である。
抗生剤・抗腫瘍薬・HIV治療薬に有力な製品群を持っており、一般には「バファリン」シリーズが広く知られている。
ウィキペディアより
2014年の医薬品企業売上高ランキングでは第15位。
最上位のノバルティスやファイザーの3分の1程度の規模。
しかし世界では15位程度であっても、武田薬品とアステラス製薬の中間の売上高を有している。
意外と侮れないぞ、ブリストル・マイヤーズよ。
指標
BMY | |
株価 | 46.82 |
PER | 23.32 |
EPS | 2.01 |
配当 | 3.3% |
配当性向 | 77.6% |
増配年 | 8 |
増配率(5年) | 2.9% |
増配率(10年) | 3.1% |
β | 0.94 |
ベータ値が0.94と1を切っていはいるが、私の想像よりは高い。
今回の急落事件も納得できる。
(そんなわけないでしょ!)
配当利回りは3.3%と高利回りである。
一方で増配率は一桁%の低い数値となっている。
こういった銘柄は増配には期待せずに、どれだけ高配当であるときつまり株価が下がった時に購入できるかが勝負となる。
どちらかというとマイナーな感じのする、【BMY】に投資した理由は何であったのか?
ブリストル・マイヤーズスクイブを購入した理由
1.過去リターン良好かつディフェンシブなヘルスケアセクター
ジェレミー・シーゲル著 株式投資の未来によると、20世紀後半のセクター別リターンNo.1がヘルスケア。
1957~2003年の実質リターンは
- ヘルスケア:14.19%
- S&P500 :10.85%
となる。
過去リターンが良好であり、かつディフェンシブとされるヘルスケアセクターという事が購入理由の一つ。
*参考:セクター別リターン順位
2.シーゲル銘柄 第五位
1957年~2012年の個別株リターンのベスト5にランクイン。
No | 社名 | 年率 |
1 | フィリップモリス | 19.47 |
2 | アボット・ラボラトリーズ | 15.18 |
3 | コカコーラ | 14.68 |
4 | コルゲート・パーモリーブ | 14.64 |
5 | ブリストル・マイヤーズスクイブ | 14.40 |
これは十分な購入理由となる。
前々から目をつけており、今回の株価下落で新規購入に至ったというわけ。
3.高配当利回り
配当利回りが3.3%と高い利回りを誇っている。
更に過去の配当利回り推移をみると、いまはお買い得とも読み取れる。
過去五年の配当状況は
- 最低:1.97% 2016年7月14日
- 最高:4.41% 2012年11月15日
- 平均:2.92%
過去5年平均の配当利回りよりも高くなっている現在は、これもまたお買い得価格といえる。
私見
以上が、今回【BMY】を新規購入に至った理由である。
ブログを書いてみて思う。
ちょっと購入理由が弱すぎないか?
購入直後に株価が5%も下がるというのは気分が悪い。
オプジーボよ、夢の薬では無かったのだな…
そうこう言いつつ、シーゲル銘柄第5位という栄誉ある銘柄である。
長期リターンはポジティブになると自分を慰めよう。
終わりに、
ブリストル・マイヤーズ スクイブは、アステラス製薬と同規模の米国医薬品大手である。
シーゲル銘柄として有名であり、現在は利回り3%を超えている高配当株。
オプジーボの肺がん治験がうまくいかず、決算もイマイチであった為に株価急落。
今回落ちるナイフをつかみ、グサッと刺さってしまった。
長期投資だし、そんなの関係ねぇ。
See you!
コメント
こんにちは、はちどうきょうどうさん。BMYイイですね。私も監視してる銘柄です。被弾されたようですが、私もQCOMで似たようなことになってます笑
いちろさん、
こんにちは。
【BMY】は満を持して購入したのですが、直後の急落には驚きました。
いちろさんもクアルコムで被弾されたようですね。
最近購入したユニリーバは私も被害をこうむりました。こちらは買値を下回っていないので気になりませんが。
いずれにせよ、長期投与でのんびり腰を据えていきたい思います。
(やせ我慢もちょっと入ってます)