株式投資活動では売買記録をつけることが成功への近道だと言われる。なにせ売る、買う、何もしないの3つの打ち手しかないのだから。
株式投資におけるPDCAサイクルを回すためには、売買記録が必要なのだ。
ところが株の売買記録では、どのようなことを記したらよいのかわからない。
ということで、利食いと損切りのテクニックを参考に、売買記録に必要な項目を抜き出してみた。
「利食いと損切りのテクニック」から学んだ、売買記録に重要な6項目
バイ&ホールド戦略をとっている私は、下記6項目を重視している。
1.「売買日」
2.「銘柄」
3.「株数」
4.「金額」
5.「手数料」
6.「買った理由/売った理由」
売買差益やキャピタルゲインを狙っている投資家は、より詳細なデータを記録するのが良い。
その場合には利食いと損切りのテクニック (ウィザードブックシリーズ)が、詳細に売買記録について言及しているので参考いなるだろう。この本は、”売り”について、投資初心者にも分かりやすく解説している本なので一読の価値あり。
個人投資家は、自分の行動からも学ぶとよい
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
そんな格言がある。
だが、個人投資家による株式投資は、全て自己責任。己の資金を、己で投資先を選択し、己で実行する。他者からも学ぶが自分からも学ぶ必要があるわけだ。
つまり個人投資家は主に2つから学ぶことができる。
- 書籍などで株式投資の本質を勉強する
- 自身の投資活動を未来にいかすために、売買記録をつけそこから学ぶ
個人投資家は経験に学び、さらに歴史も学ぶ
といったところか。
モーニングスター社のページで、売買記録をつけられる
自身の経験を将来に活かすために、長期投資家は以下の6項目の売買記録はつけた方がよい。
1.「売買日」
2.「銘柄」
3.「株数」
4.「金額」
5.「手数料」
6.「買った理由/売った理由」
これらのうち、1~5についてはモーニングスター社のホームページで記録することが可能である。しかも保有銘柄の過去の情報や、自身のポートフォリオのトータルリターンまで計算してくれる。
とても便利なのでモーニングスター社を活用して売買記録をつけても良いだろう。
しかしながらモーニングスターの売買記録では、「売買の理由」を残しておくことができない。この売買理由については、自分でつけやすく参照しやすい方法で記録をしておけばそれでヨシ。
尚、スイングトレードや、売買差益狙いの投資家は利食いと損切りのテクニック (ウィザードブックシリーズ)を読んで、売買記録のつけかたを本格的に学んだ方がよい。
いずれにせよ株式投資は記録をつけながら実施すると過去から学べるし、より楽しく続ける事が出来る。
この機会にぜひ記録をつけて、投資を楽しく継続しましょう。
See you!
参考モーニングスターを用い、米国個別銘柄の10年リターンを知る方法
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