オイルメジャー筆頭、【XOM】エクソン・モービルを購入した。
80.5ドル×34株で。
”なるべく個別銘柄を毎月購入” の、「なんちゃってドルコスト投資法」のもと、17年3月も定期購入と称して買付に至った。
その理由を振り返りたい。
指標
?17年3月16日時点 | XOM |
株価 | 82.07 |
PER | 43.73 |
EPS | 1.88 |
配当 | 3.7% |
配当性向 | 159.6% |
増配年 | 34年 |
増配率(5年) | 10.0% |
増配率(10年) | 8.8% |
β | 0.88 |
モーニングスター | ★★★ |
Moat | Narrow |
直近5年配当利回り(TTM)
- 最低:2.16%
- 最高:4.13%
- 平均:2.93%
配当性向が100%を超えており、いわゆるタコ配となっている。
一方で配当利回りは過去5年間の推移をみると魅力的水準と思える。
なおかつ配当貴族銘柄であり、増配記録は34年を継続中。
まさにブルーチップ。
【XOM】3つの競合優位性
エクソン・モービルのプレゼン資料はいつも競合他社との比較を示している。
そこに業界No.1である自信とプライドを感じる。
ちょっとカッコイイ。
惚れちまいそうだぜ、XOMよ
尚、主な競合は下記のとおり。
- XOM:エクソン・モービル
- CVX:シェブロン
- RDS:ロイヤル・ダッチ・シェル
- TOT:トタル
- BP:ビーピー
そのプレゼン資料からスライドを抜粋してみた。
1.キャッシュフロー
曰く、
- 強固でユニークなバランスシート
- オペレーションからの220億ドルのキャッシュ
- 価値を提供し続ける事が可能な、ポートフォリオ管理
- 原油価格低迷の環境下での、柔軟な設備投資
- オイルメジャー中、フリーキャッシュフローがプラスな唯一の企業
2.配当成長率
- 過去10年間で、年率8.8%の増配
- 2016年の配当金は1株あたり2.98ドル、3.5%増配
- フレキシブルな自社株買い
- エクソンとモービルの合併以来、株主に約370億ドルを還元
参考:36兆円?米国株投資家もびっくり、エクソン・モービル総還元額【XOM】
3.ROCE(使用資本利益率)
ROCE(使用資本利益率)とは、投下した資本(有利子負債+自己資本)に対し、どれだけのリターンがあったかを計る指標。
総資産に対し、どれだけのリターンがあったかを計るROA(総資産利益率)と近い指標である。
グロービスより
正直に言うと、
- コア銘柄の中で、保有金額が少なめであった
- 配当利回りが魅力的水準であった
- 他に適切な銘柄が見つからなかった
この3つが購入の決め手。
それでも上述の3つの競合優位性をもとにして、【CVX】ではなく【XOM】を購入したのは事実だ。
で、どうする?
アメリカ株は近ごろ堅調。
ふと気づけば、購入したい銘柄は限られている。
とはいえ、今後も ”なるべく個別銘柄を毎月購入”の、なんちゃってドルコスト投資法は続けていく。
次回は何を買おうかなぁ ということを考えるはけっこう楽しい。
退屈なアメリカ優良株投資へのスパイスとなるからね。
あなたはどんな投資をしていますか?
See you!
参考:36兆円?米国株投資家もびっくり、エクソン・モービル総還元額【XOM】
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