投資の目的があるメリットは計り知れません。
とはいえ、どうやって投資目的や投資目標を作ったらよいのか分からなくなったりします。
ということで本記事では
- 投資目的の作り方
- 投資目的をもっていない人の割合
- 投資の目的や目標が無い場合のリスク
を紹介していきますよ。
投資の目的や目標は、個々人で違っていい
投資目的や目標を作る方法は、例えばバンガード社を参考に投資家自身で設定すれば簡単です。
そして投資目的の設定は自分自身を見つめることができるメリットがあります。
投資目的&投資目標の作り方
投資目的や投資目標は、個々人によって違うもの。
だから個人投資家自らが作る必要があります。
とはいえゼロから作る必要はなく、先人のテンプレートを参考にすれば時間を無駄にすることはありません。
たとえば上図はバンガード社HPからの引用。
- いつの時点で
- 何のために
- いくら必要か
- そのためには、どう行動するのか
こうしてみると投資目的と投資目標を作ることは、それほど難しいものでは無いと感じませんか。
しかしながら投資目的を設定するメリットは大きく、より具体的な未来がみえてきます。
なので投資目的・目標の作り方はさっさと習得しておきたいですね。
投資目的や投資目標を作るメリットは、投資家自身を知ることにある
投資目的や投資目標を作るメリットは、客観的に自己分析ができることにあります。
投資家は自分自身の長所と短所を知っておくことが求められます。
そしてその自己分析の結果から、個人投資家自身が採用する投資戦略・戦術を工夫するのです。
投資目的の策定には、これらの過程が含まれる。
ですから、投資目的・目標を作ることは大きなメリットがあるのです。
とくに自分自身を見つめ直す機会は、貴重ではないでしょうか。
投資目的を作るために、自己分析をするプロセスがあることはメリットのひとつといえます。
投資目標の設定は、いつまでもリスクを取り続けられるメリットがある
投資目標やゴールが無い場合、たとえ資産運用で成功したとしても、より多くのリターンを求めることになりがち。
いつまでも成功し続けることが出来ればいいのですが、いつか投資で失敗する可能性を秘めています。
投資目標を設定することで、投資リターンを追い続けるリスクを排除することができます。
投資目標を設定することにより、投資収益という悪魔のささやきにも似た魔法とうまく付き合う事ができるメリットがあるわけです。
とはいえ、投資目的を設定せずに金融商品を保有している投資家がいるのも事実。
かつては私も、明確な投資目的をもたずに資産運用をしていたものです。
つづいては、投資目的がない人の割合を紹介します。
投資の目的を持っていない個人投資家の割合は12.6%
日本証券業協会によれば、投資目的がなく金融商品を保有している人の割合は12.6%です。
個人投資家の8人に1人は、投資目的が無い計算。
曖昧さを残すことは時に心地よかったりします。
しかしだからといって、投資目的を作らなくてもOKというわけではありません。
投資目的を作らないデメリットは知っておきましょう。
投資の目的や投資目標が無い場合のデメリット
投資目的や投資計画が無い場合、断片的な情報で投資行動を行いがちになります。
このデメリットは大きい。
人間は忘れやすい生物です。
もし魅力的な投資商品をみつけた場合、当初の目的や目標とは異なる取引をしてしまったりします。
ややもすれば、個別株の評価に没頭することになり、アセットアロケーションを崩してしまったり。
外部要因に流されやすい投資家は、投資目的や投資目標の設定が必須といえます。
これ、まさに私ですね。
本記事では
- 投資目的の作り方とメリット
- 投資目的をもっていない人の割合
- 投資の目的や目標が無い場合のリスク
を紹介しました。
投資目的と投資目標の作り方は、バンガード社HPのテンプレートが参考になるので一読しておくのがおすすめです。
以上、【投資目的の作り方】投資目標のメリット・デメリットでした。
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投資をする理由は、「選択肢を増やし人生を豊かにすること」です
お金の悩みは数値で表現できるので、目標も数字で設定しておくことが良いと思います
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