「たぱぞうの米国株投資」で有名な、たぱぞう先生の新著を献本いただきました。
タイトルは「経済的自由をこの手に! 米国株で始める 100万円からのセミリタイア投資術」
興味津々。
早速読破してしまいました。
ということで、書評というか読書感想を書き残しておきたいと思います。
米国株だけではない、不動産も太陽光投資もふくめた資産運用本
まず注目すべきは、資産運用の対象です。
スコープが米国株だけではないのですね。
総合的な資産運用本です。
なにせ副題に、「米国株で増やし、不動産で安定運用」とありますから。
パーソナルファイナス書籍に分類されるのではないでしょうか。
ペーパーアセットとリアルアセットへの投資方法が描写されています。
資産運用の理論と持論。
とくに、たぱぞうさんの実体験からくる持論展開は必読。
お値段以上の価値があります。
セミリタイア希望者は、立ち読みするなり買って読むなり図書館で借りるなりして、読んでおいたほうが良いでしょう。
セミリタイアを希望するのはなぜ? サラリーマン・会社員が抱える、なんとなくの不安
アーリーリタイアやセミリタイアの希望者が増えているといわれています。
その理由を考えたことはありますか?
ずばりその原因は、下記の3つにあります。
- 日本人の所得は1994年がピーク
- 所得の中央値はさらに下落が大きい
- 現金、預金では、実質価値が下がっていく
この3点が、「セミリタイアを目指す投資が必要かも」って思わせる背景なのです。
たぱぞうさん本の冒頭では、会社員がおかれている現状を数値を用いてわかりやすく解説してくれます。
では、なぜ投資が必要なのでしょうか?
たぱぞう先生いわく
- 投資は人生の選択肢を増やすためのもの
- 会社員は安定で、セミリタイアは危険なのか?
- セミリタイアができる人とは、どんな人?→常識を疑う人
ここまできたら、会社員は自分自身で人生を考えていかないといけないですね。
漠然とした不安へ取り組み、換言すれば「会社員は安泰なのか?」という自問自答をするのです。
その背中を押してくれますよ。
たぱぞう本がおすすめな人は? セミリタイアしたい会社員!
「経済的自由をこの手に! 米国株で始める 100万円からのセミリタイア投資術」を読むメリットとは
- 会社員が抱える漠然とした不安を代弁してくれる
- 不安を理解した上で、とるべき対応策が明記されている
- 米国株だけではなく、不動産などが網羅されており、会社員が実際に取り組める運用が見つかる可能性がたかい
だと感じました。
以下のような人には、おすすめできます。
- なんとなく将来のとくにお金の面で不安があるひと
- 会社員生活に疑問を感じている人
- セミリタイア・アーリーリタイアをしたいと考えているサラリーマン
尚、会社員であり、米国株投資をしつつ法人設立して太陽光投資をしている、はちどうは献本頂戴したその日に2回読みました。
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たぱぞうさんの方を拝読し、パーソナルファイナスについて改めて考え直したいと感じました
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