株式投資でも、経験が大切だと思う
「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」
こんな格言があります。
人生でも恋愛でも仕事でも、もちろん資産運用だって、歴史を知りそこから学ぶことは大切です。
他方で経験を無視してよいのでしょうか。
机上論だけではなく、自身の体験でしか味わえない何かがあるはずです。
学習する際には、歴史+経験をセットでとらえた方が良いと思っているということです。
現に米国のリサーチでは、リーダーシップなどの能力開発は、現場からの学びを重要視しています。
70:20:10ルールは、米国のリーダーシップや人材開発で引用される
CCLやローミンガーは、70:20:10ルールを提唱しています。
- 70%;現場での業務遂行(経験)による学び
- 20%:メンターや他者からの間接学習
- 10%;外部研修やオフサイトなどでの学び
個人の能力開発の70%は、経験からによるものだとしています。
これはCCLの30年以上にわたる研究から導き出されたものです。
>CCL, The 70-20-10 Rule for Leadership Development
株式投資で経験から学ぶ方法
上記研究結果と同様、株式投資でも経験から学ぶことは多いと感じます。
そのためには、自分自身を把握することが大切です。
たとえばPDCAサイクルのフレームワークが活用できます。
- Plan; 株式投資の目的・目標を計画する
- Do; 実際にやってみる
- Check; 結果を振り返り、一般化・概念化してみる
- Action; 次の状況で試してみる
経験したことをほったらかしにせず、そこから何かを学び取ることが大切だと思います。
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