【米国株投資家必見】アメリカ企業社長の給料・報酬はいくら稼いでいるのか?
米国CEOは多額な報酬を得ています。
それは給料だけではなく、株式報奨が組み込まれているからです。
米国株投資は基本的に右肩上がり。
だから米国CEOの年収もどんどん上がっています。
どのくらいの収入なのか気になりますよね。
ということで、最高経営責任者の報酬について調べてみました。
米国企業CEO報酬;株式報奨やオプション付与が占める割合は60~68%前後で推移
米国企業CEO報酬は、株式報奨やオプション付与が占める割合は60~68%前後で推移しています。
つまり年収の大部分を株式が占めるという事。
ですから米国企業の最高経営責任者は、株価や利益を気にするのです。
CEOの株式報酬と企業利益の相関性についての研究は多数存在しています。
しかし最高経営責任者の年収と、企業利益の関連を明確することは難しいのが実情。
とはいえ1978年以降、米国CEOの報酬は9.4倍にもなっています。
これはインフレ率考慮後の米国株投資リターンを上回っています。
換言すればアメリカ企業のCEO報酬は、株式投資結果以上の利益を得ているのです。
この傾向は、リーマンショック以降に顕著になりました。
アメリカとヨーロッパ企業のCEOの報酬を比較;米国 vs 欧州
2006年のCEO報奨を米欧で比較した結果があります。
リーマンショック前のデータなので非常に重要。
なぜなら世界金融危機以降、米国株価の回復が顕著だからです。
じつは株価大暴落前のCEO年収は、米国とそれ以外の国で大きな差はありませんでした。
いまと比較してということですよ。
たとえばオーストラリア、カナダ、アイルランド、イタリア、イギリスといった国の最高経営責任者の収入は、米国CEOのそれを上回っていたのです。
だから2006年時点での米国CEOは、世界有数の高収入サラリーマンとは言い切れません。
しかし2019年時点では違います。
国別のCEO年収を比較すると、アメリカ企業が圧倒的に稼いでいるのです。
アメリカ企業CEOは、株式報酬で年収を稼いでいる
先進国企業CEOは、1億円プレイヤー以上が普通です。
日本企業社長の年収は、世界に比較すると低いのが実情。
他方でアメリカCEOは、圧倒的に稼いでいます。
中央値で15.7億円の年収ですからね。
10億円プレイヤー。
米国企業の最高経営責任者収入内訳を見ると、インセンティブの割合が大きいです。
つまり株式報酬。
米国株価が上がっているから、米国CEOは稼ぎまくっているといえます。
米国企業勤務サラリーマンとして感じること
はちどうは、米国企業日本法人のサラリーマン。
勤務先の会社名が変更になったことを数度経験しています。
いずれの経験でも、株価や利益を優先していると感じます。
ここからは具体例を紹介します。
株価やEPSが年収に反映されることは当たり前
外資系では、投資家マインドを強く意識させる土壌となっています。
なぜなら従業員の評価に、株価や一株当たりの利益(EPS)が入っているから。
たとえばボーナスや昇給には以下の項目が考慮されます。
- 世界全体の達成率(株価、EPSなど)
- 個人の業績
- 個人のビヘイビア
もちろん企業によって株価・EPSを評価する割合は異なります。
それでもマネージャー・管理職に対しては、50%前後を設定していることが多いのではないでしょうか。
つまり個人やチームの実績と同じくらい、会社全体の利益を評価対象としているのです。
だから米国企業勤務の従業員は、株式投資家としての意識が高まるのですね。
だって目の前のお金に直結するのですから。
株式報酬で年収アップが狙える
外資系サラリーマンは、給料に株式報奨が追加されます。
たとえばオプションであったりRSUの付与であったり。
年収は株価に左右されると言っても過言ではありません。
つまり株価上昇により、自身の年収も上がるのです。
だから米国企業勤務者は、自社の利益や株価に敏感になるの。
結果、投資家目線が育まれ、株価上昇に繋がりやすいです。
株式投資するなら米国株
米国CEOの年収、アメリカ企業勤務者の報酬体系をみると、投資先として米国株は優れていると思います。
なぜって、アメリカ全体で株価を上げようとしているからです。
米国人みんながですよ。
だとすれば、投資先として魅力的ですよね。
あなたがそう感じなくても関係ありません。
だって実際に米国企業に勤め米国株に投資をしている私はそう感じるのですから。
だから今後もアメリカ株投資を続けていきます。
以上、「米国株投資家必見のアメリカCEOの株式報酬」でした。
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