役所や大企業が相手の取引でも、お金は確認した方よい
太陽光投資で、工事費負担金の請求額が間違っていた経験をしました。
TEPCOに問い合わせをしたら、あっさりと30万円以上も負担金が減ったのです。
過大請求に対し、怒っても仕方ありません。
間違いはだれにでもありますからね。
たとえそれがお役所や大企業との取引であってもです。
ですから取引が発生する際には、お金の確認をした方がよいと感じました。
太陽光投資なんて、この数年で出来たスキームですから。
経産省、電力会社、太陽光業者、土地権利者だって、どこかでうっかり間違う事があるのでしょう。
そんなわけで本記事では、太陽光投資のリアルをお届けしていきます。
太陽光投資で、TEPCOの工事費負担金請求金額が間違っていた
工事費負担金の請求額が変更に至るまで、以下のステップを踏みました。
- 太陽光業者から聞いていた金額と異なっている事に気がついた
- 過去にTEPCOは、工事費負担金精算の誤りがあったと知った
- 東京電力に問い合わせをしたら、請求書金額が修正となった
それぞれ見ていきます。
東京電力パワーグリッド株式会社から、電力負担金請求書金額が届いた
2019年に私は、3基の発電所に投資すると決めています。
2019年8月、そのうち2基分の電力負担金請求書が届きました。
その額は、95万円 & 46万円。
なかなかに高額です。
さっさと支払いを済ませ、連系に進めたいと考えました。
が、太陽光業者さんから聞いていた工事費負担金額は、62万円& 46万円
当初の予定よりも、30万円以上も多く請求されていたのです。
なぜ?
太陽光業者さんに連絡を入れる前に、TEPCOの情報をチェックしました。
すると、過去に工事費負担金が誤っていたと公表されているではないですか。
工事費負担金の精算誤りの概要
当社は、本年5月16日に電力・ガス取引監視等委員会委員長より受領した「工事費負担金の誤精算について(報告徴収)」に対して、本日、事実関係および事業者等への対応、本件事案の原因および再発防止策を電力・ガス取引監視等委員会へ報告いたしましたのでお知らせいたします。
電力・ガス取引監視等委員会は経産省管轄。
ですから経産省→電力会社 へと、工事負担金の誤清算の指摘と修正指示が入っていたと理解できます。
保存期間内(過去5年間)の資料に加え、残存する関係資料全数を対象に調査を実施した結果、お客さまに工事費負担金をご負担いただいて実施する設備工事において、87件(返却:約2,500万円、請求:約1,700万円)の工事費負担金の精算誤りがあったことを確認いたしました。
TEPCOの社内調査では、経産省の指摘通りに工事費負担金の精算誤りがあったと分かりました。
私は、ミスを100%防ぐことは不可能であると考えています。
ですから今後、東京電力がどんな対応策を施したとしても、負担金の請求額間違いは発生することでしょう。
だとすれば、我が社に届いた請求書の金額だって、何かしらの誤りが含まれているかもしれません。
ということで、東京電力パワーグリッド(株)に問い合わせをしてみました。
東京電力パワーグリッド株式会社に、電力負担金請求書金額を問い合わせした体験
電話で東京電力に問い合わせです。
すると「請求金額は概算当時の金額を誤って記載していました」とのこと。
新しい振込用紙を発送してもらうことになりました。
あっさりしたものです。
後日、金額が訂正された請求書が届きました。
その中には、「工事費負担金内訳」なる見積もりのようなものが同封されていましたね。
TEPCOからの請求金額が、本当に正しいのかは調べようがありません。
それでも当初の金額より30万円以上も安くなったので、よしとしました。
誰にでも間違いはある。実物資産投資では、請求金額のチェックをしよう
一定の確率で、請求書金額に誤りが内包されていると仮定します。
すると、請求書や引き落とし金額のすべてをチェックする必要がでてきます。
とはいえそれはメンドウ。
ですので、とくに金額が大きいものには注意した方が良さそうです。
たとえば資産運用において、実物資産投資では金額が大きくなりがち。
こうした大きな取引をする際には、細心の注意が必要だと再認識しました。
だれにでも間違いはあります。
その不利益を個人投資家が被ることが無いよう、自身で気をつけていくのが良いですね。
お金を支払う時には、再度その金額を確かめてみることがおすすめです。
以上、「TEPCO過大請求事件の真相」でした。
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太陽光投資は不労所得のようで以外と手間がかかります。それを楽しみながら運用していくのがおすすめですね。
東京電力に電気を売りつつ、我が家は新電力から電気を買っています。お得ですよ。
「ひとりダブルインカム作戦」と名付け、売電で年収1,000万円を目指しています
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