70歳以上の金融資産(貯蓄)の保有目的は、「老後の生活資金」がトップ (2017年版)
既に老後だと思われる70歳以上であっても、金融資産や貯蓄を保有する理由の第一は「老後の生活資金」です。
そもそも老後に収入がある人は稀でしょう。
したがい老後の生活資金はしっかりと貯めておくという意見が多いのですね。
データは、金融広報中央委員会にある二人以上の世帯から取得しています。
人生100年時代といわれています。
70歳以上のお金に対する意見を知ると、まさにその通りなのだと感じます。
ならば若いうちから何かしらのお金の対策をしておいた方が良さそうですね。
70歳以上が金融資産を保有する目的トップ.3(2017年)
- 老後の生活資金 72.6%
- 病気や不時の災害への備え 71.5%
- 特に目的はないが、貯蓄していれば安心 23.4%
【老後のお金】70代以上の金融資産保有目的が10年間でどう変化したのかを比較; 2007年 vs 2017年
老後のお金に関し、この10年間でどのように変化したのでしょうか。
70歳以上の金融資産保有目的を2007年と2017年で比較してみました。
増減の絶対値を比べていきます。
10年前より増加した理由
- 老後の生活資金 5.2%
- 旅行、レジャーの資金 3.2%
- 遺産として子孫に残す 2.6%
70歳以上の金融資産保有理由の変化をみると、豊かな老後が何なのかを想像しやすくなります。
- 生活資金に困らず
- 旅行などが出来る程度に元気であり
- 相続を考えても良い子どもや孫がいる
もちろん老後の過ごし方や感じ方は人それぞれでしょう。
とはいえ10年前から比べて、70歳以上の意識が変わっていることは確かであるようです。
10年前より減少した理由
- 病気や不時の災害への備え -6.4%
- 特に目的はないが、貯蓄していれば安心 -5.8%
- こどもの教育資金 -2.7%
10年前から減少した70歳以上の金融資産保有理由をみて、気づくことは
目的のない貯蓄をする人が減っている
70代以上の金融資産への考え方は、大きく変化しているのかもしれませんね。
老後になる前に老後資金を貯め、旅行を楽しみ、子どもと遊んでいきたい
私が70代となるためには、あと30年ちょっとの年月が必要です。
その頃には、70代の金融資産保有理由もまた変化しているのでしょう。
そんな先の事はだれも読めません。
だから今を楽しみ生きていくことが良いのだと思います。
とはいえ、老後や将来への不安は残したくない。
ということで
- 老後になる前に老後資金を貯めつつ
- 現在から旅行やレジャーなどで人生を楽しみ
- 子どもがいれば、親子で共に成長(老化含む)を愛でていく
こんな具合で、人生をエンジョイしていきたいですね。
以上、「【老後のお金】70歳以上が金融資産を保有する目的はどう変わった?」でした。
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