サラリーマンによる株式投資の目標設定

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株式投資による資産運用方針を基本から見直しすることにした。

考え方とその方法を残しておく。

 

第ニ弾は株式投資の際の目標設定について。

 

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目標とは

 

そこに行き着くように、またそこから外れないように目印とするもの。

2 射撃・攻撃などの対象。まと。

行動を進めるにあたって、実現・達成をめざす水準。

出典:デジタル大辞泉

 

ここで言う”目標”とは、1もしくは3を意味する。

サラリーマンたるもの、目標設定を定期的に求められているだろう。

普段から使い慣れている要素を、株式投資にも応用したい。

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現状・目標・理想

目標や理想に対してアクションを起こす為には、現状を知らないといけない。

現状と目標、目標と理想のギャップを埋める作業が必要になるからだ。

 

現状に比較して目標をより高く理想に近い場所におくのか、それともより現実的な目標とするのかは人それぞれ。

それは挑戦することが可能か?と見直してみればよい。

目標は高く、かつ実現可能に というのがサラリーマン投資家には適していると私は思う。

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目標設定はスマートに

目標設定のフレームワーク。

それがSMART。

とても便利。

 

5つの項目の頭文字をとっている。

  • Specific   = 具体的に
  • Measurable= 測定可能で
  • Agreed upon= 達成可能であり
  • Related   = 主目標に関連している
  • Timely    = 期限が明確な

このSMARTモデルをを用いて株式投資の目標設定をするのがリーズナブルだ。

具体例と私自身の例の2つをブログに残しておく。

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株式投資の目標設定例

例えば10年後に予定されている子供の大学入学資金を用意することを想定しよう。

いま100万円を持っているが、200万円の入学金が必要という例を用いる。

その場合の目標設定は下記の通り。

 

10年間で100万円を200万円にするには年率7.2%の利回りが必要だ。

株式投資の過去リターンは年率6~7%と言われており、十分実現可能なレベルである。

挑戦しようって思える。

 

先ほどのスマートモデルに合わせるとこのようになる。

 

  • Specific  = 具体的 (100万円を200万円にする)
  • Measurable = 測定可能(日本円で評価する)
  • Agreed upon= 達成可能(年率7.2%の利回りが必要で、過去水準と同程度)
  • Related  = 主目標に関連(子供の教育資金に関連したお金)
  • Timely   = 期限が明確 (10年後)

 

このように投資元本をいつどれ位まで増やしたいのかを明確にすれば、必要な利回りが算出できる。

そして必要利回りに応じ資産運用方法を選択すればよい。

 

参考「株式投資の未来」のまとめ、シーゲル教授からの6つの学び

 

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株式投資の目標設定(私の場合)

私は配当金額を目標においている。

2027年に年間支出の50%を配当金でカバーする事を目標とする。

人生における選択肢を増やし、より豊かな生活を送るためである。

 

現状は2016年に約65万円の配当金を獲得した。

これを2027年に240万円に増やしたい。

その場合に必要な利回りは14.5%/年となる。

だが現実的ではない。

 

挑戦可能と思えるようにする為に2つの項目を加える。

  1. 毎年200万円を配当利回り2%の株に追加投資する
  2. 増配率7%/年を想定する

 

すると以下となる。

なんとか目標達成出来るかどうかというレベルにまで持っていける。

 

西暦配当金
2016年65万
2017年75万
2018年85万
2019年97万
2020年109万
2021年122万
2022年138万
2023年154万
2024年171万
2025年190万
2026年211万
2027年233万

 

とはいえ、このプランではギリギリすぎて余裕がない。

万が一に備えて期間を延ばしてみる。

そうすれば余裕をもった目標達成となる。

  • 2030年:314万円
  • 2035年:503万円

 

捕らぬ狸の皮算用、机上の空論。

途中で資金追加が出来なかったり、想定外の出来事が起きたり、その他もろもろのハプニングがあったりと、人生には面白いことがたくさんある。

何かあったらその時に考えよう。

またバックアッププランを用意しておくのがよいかもしれない。

 

現段階のベースケースとして上述の目標を私は設定する。

 

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株式投資の目標設定を数式にすると

2つの事例から分かるように、株式投資の目標は簡単に数式として表せる。

投資元本 ×(100% + 運用年率利回り)の年数乗 = 目標

 

この式からわかるのは、目標到達に必要な項目は3つあるという事。

  1. 投資元本を増やす
  2. 運用利回りを上げる
  3. 目標までの年数を伸ばす

これで目標到達が無理ならウルトラCの代替案を検討する。

もしくは目標を下げてもハッピーになる方法を模索する。

 

挑戦しようと思えることが大切だ。

そのために何かしらの手段を探せば良い。

世の中には無限大の可能性があるのだ。

ちっぽけな型にはまる必要はない。

 

と言いつつ悲しいかな、私は小さな世界に生きているのであるが、、、

どこだって笑いあり涙あり。

 

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終わりに、

資産運用の前提条件と資産形成方程式に続いて今回は、サラリーマン投資家の目標設定を理解した。

現状と目標そして理想を数値化してみるとわかりやすい。

株式投資に夢を見つつ、私は現実的な目標を設定する。

 

次回は現状分析、サラリーマン投資家の強みと弱みを考察したい。

利回り年率6-7%を前提とし、最終的には新しい運用方針を策定する。

 

See you!

 

参考サラリーマンは、株式投資をする際に前提条件を知ろう

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