英語力・知識ゼロから始める! 【エル式】 米国株投資で1億円 を再読した読書感想
【L】米国株投資実践日記 の管理人でいらっしゃるエルさん著作、英語力・知識ゼロから始める! 【エル式】 米国株投資で1億円を改めて読み直しました。
理論と実践の両面が丁寧に記述されているために非常に納得度が高く、何度読み返してみてもよい良著だと感じます。
ということで、読書感想をブログに残しておきます。
エルさんとは?
- 大手金融機関に勤めていた
- 40歳で早期リタイアを計画し、51歳時にFIREを達成した
- その原動力となった米国株投資の実践を、ブログなどで公開している
米国株投資のベネフィットが理解できる
世界の株式時価総額のうち、約半分を米国株が占めている現状です。
そうした中で、どの国の株式市場に投資をしたらよいでしょうか?
答えはおのずと「米国株」に傾いていきますね。
株式投資は、「米国株一択」
とし、その理由を9つにわけて解説しています。
この内容は、米国株投資経験の有無にかかわらず、たびたび思い返してみることが良さそうです。
2010年代後半頃より、日本国内からでも米国株投資が実施しやすい環境が整ってきました。
そうした背景があり、米国株投資がブームとなりつつあるように感じます。
しかし、「なぜ米国株投資なのか」という疑問をもつことは大切ではないでしょうか。
そんな時に、【エル式】 米国株投資で1億円を手にとって読み返してみるとよそうです。
たとえばS&P500と日経平均の銘柄入れ替え率の差、なんていうのは、インデックス投資家にも参考になります。
目的別に、米国株投資のケーススタディを参考にできる
エルさんの著書では、6つのケーススタディが提示されています。
- 対象;サラリーマン投資家
- 前提①;毎月一定額の追加投資をする
- 前提②;米国株のみでの運用を想定する
と、対象を前提を明確化した上で、3つの要素によってケースを作成されています。
- 初期投資額
- 毎月投資額
- 投資期間と目標金額
サラリーマン投資家にとっては、
- どのケースが近いのか、
- 自分にはどのようなシミレーションが可能なのか、
- そして実際にどのように投資活動を行っていくのか
といったことに考えが及ぶことでしょう。
具体的事例をみることで、米国株投資を自分事に置き換えてみることができるようになります。
もちろん、シミュレーション通りにいかないのは、人生でも投資でも面白い部分なのですけどね。
最強の10銘柄をみて、米国株投資への心理的ハードルを下げることができる
エル流「最強の10銘柄」が掲載されています。
米国の大型株が、想像以上にパフォーマンスが良いことに驚くかもしれません。
年率20%って凄いのですよね。
ポピュラーな銘柄でありながら収益性と成長性を秘めている投資先が多いことは、米国株の特徴のひとつです。
馴染みある銘柄、というのは、株式投資をする際の心理的ハードルを下げてくれるでしょう。
ふと周りを見渡すと、米国企業の製品に囲まれていることに気がつくこともありますからね。
もちろん、エル流「最強の10銘柄」リストに、知っている企業が少なくても問題ありません。
巻末に掲載されている、「エル」保有米国株全リストを眺め、どんなETF・個別株があるのか、確認してみるのも興味深いです。
新たな米国株に投資をしてみたくなることうけあい。
ということで、【エル式】 米国株投資で1億円 を再読してみて、米国株投資の良さを改めて認識した一日でした。
エルさん、ありがとうございました!
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