なぜ米国株投資ブログを継続しているのか?
はちどうがブログを続けている理由は、家族持ちのサラリーマンでも米国株や不労所得によってアーリーリタイアが可能であることを証明したいからです。
他の投資ブロガーは、どういった目的でブログを書いているのでしょうか。
インターネット上には、投資ブログが山ほどありますよね。
各々がそれぞれの目的をもって、ブログ投稿をしていることは疑いようがありません。
ブログの目的は様々なのです。
そんな中、Feedlyで購読している投資でセミリタイアする九条日記に、ブログの目的に関する記事が投稿されていました。
投資ブログの目的は、大きく3つに分類されるとのこと。
- 金融資本;お金を稼ぐため
- 社会資本;ファン作りの為
- 人的資本;知識欲のため
ここは便乗して、投資ブログを続けている理由、とくに人的資本部分について考えていきましょう。
投資ブログを続けられるわけ;インプットとアウトプットの重要性
投資ブログの目的のひとつに、知識の補強があげられます。
つまり投資ブログとは運用知識のインプットだけではなく、アウトプットができるということ。
投資ブログの投稿は、アウトプットを通した記憶定着の増強メリットがあります。
なので投資ブログは、ブログ執筆者の知識補完にも役立ちます。
ここからはアウトプットの重要性を、データと経験を用いて紹介しましょう。
ヴァ―ノン・マグネセンの記憶の研究による、アウトプットの効果
この結果からわかるように、記憶の定着にはインプットだけでは不十分。
インプットだけだと記憶に残る割合が「20~40%」
他方でアウトプットすると「50~90%」も記憶に残ります。
つまり文字を黙読し、耳で聞き、身体動作(例えばブログ投稿)による、すべての組み合わせをすることで、勉強の効果が高まるのです。
だから投資ブログは、ブロガーが資産運用を勉強するには効果的なツールとなります。
記憶に残る割合を棒グラフにするとご覧の通り。
しかしアウトプットの効用は、知識補完の効率性だけに留まりません。
投資ブログによるアウトプットは、さらなるメリットが秘められているのです。
それは投資ブログでは誤った情報を書きにくいこと。
ヴァ―ノン・マグネセンの記憶の研究は嘘?
ブログ投稿をする際には、引用データが正しいのかどうかを精査することがあります。
無責任なブログ内容は投稿しずらいからです。
なので投資ブログを投稿している人は、アウトプットのためにさらにインプットを重ねることが多いのではないでしょうか。
上述にある「すべてを組み合わせる」行動を実施しているということ。
こうして情報源をたどっていくと、何が起きるのでしょう。
しばしば、一次データと二次データで、解釈が異なっていることが見つかります。
たとえば先ほどの「ヴァ―ノン・マグネセンの記憶の研究」
より詳しく知りたいと思い引用元を調べましたが、書籍中には未記載でした。
そしてグーグル検索しても簡単には一次データが見当たらなかったのです。
しばらくしてようやくたどり着いた実際の論文。
拝読すると、この図や数値の記載はありませんでした。
ですから「ヴァ―ノン・マグネセンの記憶の研究」は、誤った引用である可能性が高いです。
米国でも同様の指摘がされていました。
このように投資ブログを書くことで、一次データを調べるというスキルが身につきます。
このプロセスは、学習効果が高いと思います。
今回、身をもってアウトプットの重要性を感じましたね。
「ヴァ―ノン・マグネセンの記憶の研究」が説いていることが、実はデータは存在しないのかもしれないって分かったのですから。
こうした経験ができるので、投資ブログは投稿者自身の知識整理に有用だと思います。
米国株ブログを通じて、家族持ちのサラリーマンでも不労所得によるアーリーリタイアが可能だと証明していく
さて、冒頭に申し上げたように、私がブログを始めた理由は、普通のサラリーマンでもアメリカ株投資などからの不労所得により、アーリーリタイアが可能だと証明したいと思ったからです。
ですから投資状況は自分への記録も兼ねて赤裸々に公開しています。
未来の目標に向かって行動し、その結果を共有していこうという狙いですね。
そして投資ブログを続けることにより、頭の整理をしながら、お勉強にもなってしまう。
ブログの発信者側には、こうしたメリットが内包しています。
ということで、今後も私は投資ブログと体験談の公開を続けていきたいと思います。
以上、「米国株ブログを4年以上続けている理由;アウトプットの重要性」でした。
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米国株からの配当金や、その他副収入は、ブログで公開しています
アーリーリタイアを目指している3つの理由は、①事前に宣言をし、目標達成だと証明したい、②アーリーリタイアを目指す人の参考になりたい、③アーリーリタイア出来る状態になった時、自分がどうなるか知ってみたい、でした。
トップブロガーともなると、「読者愛、米国株愛、ブログ愛」といった異なる視点が入ってくるのですね
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